剣客 商売 2020。 男装の武芸者・佐々木三冬に瀧本美織! 主人公・秋山小兵衛の息子・大治郞に高橋光臣!

剣客商売 婚礼の夜 (2020)

剣客 商売 2020

もくじ• 剣客商売の主要人物 剣客商売は、剣客の 秋山小兵衛を主人公に、後妻の おはる、息子の 大治郎、女剣客の 佐々木三冬など、魅力的な人物らによって江戸で起こる様々な事件を解決する、読み終わってスカッとなるお話が多い作品です。 秋山小兵衛は還暦ほどの年齢ながら無外流の達人で、妻に先立たれて数十年後、息子よりも年下の女中の おはるに手をつけてしまい、夫婦同然の生活をしています。 息子の 大治郎は小柄な父親とは違い、大柄で真面目な剣客。 佐々木三冬も女性ながら一刀流の優れた剣客で、最初は自分を助けてくれた小兵衛に憧れのような恋心のような、なんともいえない感情を抱いていましたが、後に大治郎を慕うようになり、結婚、男の子を出産します。 以上が剣客商売の主たる人物たちですが、ドラマ版では、名俳優さんたちがこの人物たちを更に魅力的に演じてくれています。 この他、三冬の父であり時の老中の 田沼意次、小兵衛を師とする岡っ引きの 弥七など、サブキャラたちも良い味出しています。 1973年 山形勲・加藤剛版• 秋山小兵衛 山形勲• 秋山大治郎 加藤剛• おはる 梶三和子• 佐々木三冬 音無美紀子• 弥七 山田吾一• 田沼意次 松村達雄 初めてドラマ化された1973年は、昭和48年。 平成生まれの若い世代にしてみたら、遥か昔のイメージかもしれませんね。 山形勲さん演じる秋山小兵衛は、私の中でかなり小兵衛にピッタリの俳優さんです。 渋みもありながら小兵衛のふざけた遊び心も忘れていない演技が、本当にイメージ通りでした。 大治郎は、大岡越前でも有名な 加藤剛さんです。 真面目な雰囲気が大治郎っぽくて、加藤剛さんの大治郎もかなり素敵です。 (笑顔がホント素敵過ぎてヤバイです…) この1973年版では、小説と違い大治郎を主役に置いているので、加藤剛さんの方が出番が多いのも特徴です。 また、ドラマ版のみのオリジナルキャラも多いですね。 そして私がイチオシなのは、三冬を演じている 音無美紀子さん! もちろん現在よりお若いのは当然として、凛とした剣士としての強い三冬を演じながら、大治郎に恋する乙女な三冬も見事に表現していて、 本当に素敵過ぎますよ!! 父親の田沼意次は、「男はつらいよ」シリーズの二代目おいちゃんとして知られる 松村達雄さんでした。 1973年版のゲストキャラで特に印象的なのは、小雨坊を演じた 寺田農さんですね~。 小雨坊…剣客商売ファンなら皆知っている、あの妖怪人間です。 寺田さんが怖すぎ! でも似合ってる! 笑 あと私が好きなのは、鬼熊酒屋の主人、熊五郎です。 熊五郎は 島田正吾さんが演じていました。 渋みがたまらんです…。 と、俳優さん方の演技力に引きずり込まれまていく1973年版です。 1982年 中村又五郎版• 秋山小兵衛 中村又五郎• 秋山大治郎 加藤剛• おはる 星野浩美• 佐々木三冬 新井春美• 弥七 近藤洋介• 田沼意次 小沢栄太郎 次にドラマ化された1982年は、昭和57年です。 原作者の池波正太郎が小兵衛のモデルにしたという歌舞伎役者でもある 中村又五郎さんが、ご本人?の秋山小兵衛役での出演です。 放映回数が少なかったのでどうしても他のドラマ版より印象が薄くなりがちですが、中村又五郎さんの上品なイメージは忘れられませんね~。 大治郎は前回から引き続き加藤剛さん。 相変わらず美男です。 おはると三冬は正直印象が薄いのですが、三冬演じる 新井春美さんが大治郎のことを 「あの人は好みません」 とキッパリ言っている姿だけ、妙に印象に残っています… 笑 全く関係ないですが、弥七役の 近藤洋介さんは声優さんで洋画の吹き替えも多く行っており、奥様の山本嘉子さんも声優で、「サザエさん」の初代ワカメ役でした。 1998年 藤田まこと版• 秋山小兵衛 藤田まこと• 秋山大治郎 渡部篤郎・山口馬木也• おはる 小林綾子• 佐々木三冬 大路恵美・寺島しのぶ• 弥七 三浦浩一• 田沼意次 平幹二朗 次は、私がリアルタイムでよく見ていた1998年、平成10年版です。 私も 藤田まことさんの小兵衛が一番印象に残っていて、 剣客商売と言えば藤田まことさんと即答するくらい、藤田まこと小兵衛が真っ先に浮かびます。 おはるを演じた 小林綾子さんとのじゃれ合いも、見ていてホッコリしましたね~。 おはるのあの言葉遣いや田舎臭さを小林綾子さんが見事に演じていて、まさに、 「先生の馬鹿~!」 でした。 (意味不明) 藤田さんはおちゃらけの場面もシリアスで重厚な場面も見事に「秋山小兵衛」で演じ切っていて、剣客商売を代表する素敵な名俳優さんでした。 大治郎は、第2シリーズまで 渡部篤郎さん、第4シリーズからは 山口馬木也さんです。 どちらもイケメンな俳優さんで、私は毎回テレビの前で、 「大ちゃん好き…」 と呟きながらドラマを見ていました。 個人的には、山口馬木也さんの大柄でムキムキな体型が大治郎のイメージそのままで、どハマリ役でしたね。 加藤剛さんや渡部さんの大治郎も大好きですが、殺陣も上手な山口さんの大治郎が最も小説のイメージとピッタリです。 真面目で堅物な感じもまんま過ぎてまさに大治郎で、 個人的には山口さんが大治郎に一番適役でした。 第3シリーズまで三冬を演じた 大路恵美さんも、とても適役でした。 渡部のあっちゃんと並ぶとお似合い過ぎて、二人がなんかこう、言葉にはできないけどお互いに慕っている様子や掛け合いが、見ていて 「眼福ぅ…」 でした。 線が細い方なのであの華奢な身体で剣術を扱えるか?と言ったら微妙ですが、殺陣は実際に上手でしたし、爽やかな雰囲気が三冬っぽくて、 本当に適役でしたし大好きでした。 その後の 寺島しのぶさんの三冬も好きですが、山口さん演じる大治郎よりも大人っぽく見えてしまうのが残念でした。 弥七役の 三浦浩一さんは、同じ池波作品の「鬼平犯科帳」の伊三次役でも有名ですね! 料亭不二楼の女将、おもと役の 梶芽衣子さんも、「鬼平犯科帳」のおまさを演じられていて、弥七とおもとが一緒にいると、一瞬だけ「鬼平?」と勘違いしてしまいます 笑 ゲストキャラでは、私の好きな小雨坊は今や人気俳優となっている 遠藤憲一さん! 鬼熊酒屋の熊五郎は 大滝秀治さんでした。 お二人とも圧巻の演技力……本当に俳優さんって凄い。 原作で私が大好きな人物、手裏剣の達人である杉原秀は、 遊井亮子さんが演じられています。 鋭い目つきとか女剣士っぽくて、かなりカッコ良かったです! 2012年 北大路欣也版• 秋山小兵衛 北大路欣也• 秋山大治郎 斎藤工• おはる 貫地谷しほり• 佐々木三冬 杏• 弥七 山田純大• 田沼意次 國村隼 藤田まことさんが亡くなり、キャストを一新して今も続いているのが2012年、平成24年版です。 小兵衛役は 北大路欣也さん! 私の中で勝手にイケオジの代表になっている欣也様は銭形平次の印象が特に強いですが、もっと年配の方は映画作品や大河ドラマの印象の方が強いみたいですね。 欣也様が演じると、小兵衛にしては(変な意味ではなくね!)上品でイケメン過ぎる老剣客になるのが不思議ミステリー 笑 また、小林綾子さんのおはる役が適役過ぎただけに 貫地谷しほりさんはどうかな?と思っていたら、これまた田舎臭い感じが予想外にハマっていて、今ではもうすっかり貫地谷さんがおはるです! おはるは当分、貫地谷さんでお願いします! ただ、大治郎役の 斎藤工さんと、三冬役の 杏さん、このお二方、一俳優としてはとても素晴らしくて非常に好きなんですが、時代劇にはちょっと合わないな~という印象です。 時代劇特有の台詞回しがちょっとアレなのと、殺陣があまり…ちょっと、ね 汗 杏さんは元々モデルだけあってスラリとした長身でとってもお綺麗なんですが、時代劇の女性役としてはどうしても長身過ぎてしまうんですね。 斎藤さんも線が細すぎて大治郎っぽくない。 しかし、田沼意次役の 國村隼さんはやっぱりイイなぁ~と素直に感動します。 平幹さんの田沼様も大好きですが、國村さんの田沼様も大いに素敵! ゲストキャラでは、 石橋蓮司さんの鬼熊酒屋の熊五郎が本当に圧巻の演技力で、見ていて感動の溜息が出るくらいでした!! それと、杉原秀を演じた 比嘉愛未さんも、これまた予想外に良かった…! 秀は化粧っ気がないはずなのでその割にはちょっと綺麗過ぎるなぁとは思いましたが 笑 、最後の涙のシーンとかとても素晴らしい演技でした。 また剣客商売シリーズに出演して欲しい女優さんです! 2020年 北大路欣也版• 秋山小兵衛 北大路欣也• 秋山大治郎 高橋光臣• おはる 貫地谷しほり• 佐々木三冬 瀧本美織• 弥七 山田純大• 田沼意次 國村隼 つい先日に放送された2020年版では、主要キャストの大治郎と三冬だけ交代となりました。 大治郎役は、過去に科捜研の権藤刑事役も演じていらっしゃった、 高橋光臣さんです。 大治郎にしては全く若さがなかったような… 笑 「婚礼の夜」では、見せ場の浪人との斬り合いシーンもほとんど一瞬で終わってしまい、少々残念でした。 三冬役は杏さんに代わり、 瀧本美織さんでした。 瀧本さんの三冬は、これまでの三冬で一番コミカルだったように感じました。 男装の凛々しい女剣客であるはずの三冬はどこに行った?という印象で、大治郎に対して好意を抱いている様子を大袈裟に表現するのはいいですが、もうちょっと恥じらいというか、口には出せない乙女心も含んだ三冬の方が、原作に近くてしっくりきます。 高橋さんの大治郎と瀧本さんの三冬が並ぶとどうしても年齢差がありすぎて、それも違和感の原因だったのかな? これからも、主要キャストは上記の方々で行く可能性は高いですね。 まとめ 以上が、剣客商売のテレビドラマ版の主要キャラを演じた歴代キャストの方々でした。 学生時代からかれこれ20年剣客商売を読み続けてきているファンからすると、やっぱりどの小兵衛も捨てがたいですね。 今年もまた、スペシャルで放映して貰えるのを楽しみにしています! DVDシリーズが出ているのは、藤田まことさん版です。 第1シリーズは、大治郎が渡部篤郎さん、三冬が大路恵美さんです。 大路恵美さんの三冬さんが初々しくて、可愛いです。

次の

剣客商売

剣客 商売 2020

剣客商売2020 婚礼の夜 のネタバレあらすじ 秋山小兵衛は、目明しの弥七から気になること聞きました。 弥七の手下が、偶然出くわした浪人たちの口から、橋場にある大二郎の道場のことを話しているのを聞いたと、いうのです。 その浪人たちは、橋場の道場に入っていった人物を見張っているようです。 また、その浪人たちは空き家に寝泊まりし、暴虐武人にふるまっていることも分かっています。 翌日、小兵衛は弥七とともに大二郎の道場へ行き、大二郎に心当たりがないか尋ねました。 大二郎には心当たりがあるようです。 大二郎が、剣の修業のため各地を放浪していた折、大阪のとある道場で知り合った浅岡鉄之助という浪人が三月ほど前、突然大二郎の道場を訪ねてきたのです 浅岡は江戸で道場の師範代をやっています。 道場主の計らいで、道場の門人で武器奉行を務める西山という人物の家に養子に入り、士官することが決まりました。 そのことを大二郎に報告に来たのでした。 一月後には祝言が行われます。 当時、浪人に士官の話が来ることは非常に稀でした。 道場主はよっぽど浅岡が気に入ったのでしょう。 浅岡の人となりをよく知る大二郎は、人に恨みを買うような人物ではない、と小兵衛に断言します。 小兵衛「人は見かけによらぬと言うぞ」 大二郎「知らぬ間に恨みを買っていたということは人間だれしもあることかもしれません」 大二郎の、浅岡への信頼は相当厚いようです。 小兵衛はしばし考えた末、 「私の出る幕はないようだ・・・。 友である大二郎に任せよう。 」 大二郎にそう言い残し、道場を後にしたのでした。 大二郎は、弥七に浪人たちのことを調べてくれるよう頼みました。 「手伝うのは良いが、大二郎には金がない、身銭を切ることになるぞ」 小兵衛に釘をさされた弥七でしたが、小兵衛にだんだん似てくる大二郎を頼もしく思っており、快く引き受けます。 数日後、菓子商の家に盗賊が押し入り、主人や奉公人が皆殺しに逢う事件が発生しました。 隠れて生き残っていた女中によると賊はみな、長い刀を所持していたのだそうです。 大二郎の道場を探っていた浪人たちの仕業であろうと目星は尽きましたが、事件があった場所は、弥七の縄張りではなく、表立って捜査することはできません。 弥七は手下に、浪人たちのたむろする空き家を見張るようにだけ指示をしました。 次の日。 浪人たちがたむろする空き家に、大二郎は一人で乗り込みました。 浪人のいでたちに変装し、雨宿りで偶然来たというテイです。 大二郎はその場で、浪人の一人にわざとケンカを売り、打ちのめしました。 浪人たちは剣を抜きますが、 「それまで!お前たちの叶う相手ではない」 集団の首領と思しき人物の一言で、その場は収まりました。 平山と名乗るその人物は、大二郎の剣の腕の凄さを理解したようです。 大二郎の前に十両を投げ出し、人を一人殺してほしいといいます。 大二郎「話によっては受けてもいいが、そいつは悪い奴か?いい奴か?」 平山「もちろん悪い奴だ」 ー4年前、大阪で、ある男が、町人の娘を木陰へ引きずり込み、乱暴をしようとしている現場に遭遇した。 平山とその弟は、それを止めようとしたが、弟がその男に切り殺されてしまった。 敵を討ちたいが、結核を患っており、それも叶わない。 - その人物が浅岡鉄之助なのだと平山は言います。 平山の様子から、結核なのは本当のようです。 大二郎は、この話を以前浅岡から聞いたことがありました。 しかし内容は全く違います。 町娘に乱暴しようとしていたのは平山のほうで、浅岡がそれを止めたのです。 平山は捕まり、百叩きの刑を受け、大阪から追放されています。 また当時、ある道場の師範代と目されていた平山でしたが、その件で道場から破門されています。 弟と言っている人物もただの連れでした。 逆恨みから平山は、復讐の鬼と化したのです。 真相を知った大二郎は、平山の依頼を受けることにしました。 浅岡は月に数回、出稽古のため武家屋敷へ向かいます。 平山の計画では、その日取りが分かり次第、その道中で襲撃するつもりのようです。 そのことを知った大二郎は、弥七に相談します。 4日を待たずに襲撃が行われることは確実です。 弥七は人手を集めて捕まえよう、と提案しますが、大二郎は死人が出ることを心配しています。 「奴らは捕まってもどうせ死罪になるんですよね?」 弥七にそれを確かめた大二郎は、一人、平山の元へ戻っていきました。 浪人たちが住まう空き家、では翌日に決行することが決まりました。 前祝ということで酒を勧められた大二郎は、 「酒はいらぬ、酒を飲むと切っ先が乱れる」 と断ります。 「切っ先とは剣のか?決行は明日だぞ?」 一斉に笑う浪人たち。 剣を握り、すっくと立ちあがった大二郎は、言い放ちます。 「いや今だ。 被害者を出す前に、お前たちをここで斬ることにする」 大二郎、浪人、平山各々が剣を抜き、斬り合いが始まりました。 ちょうどその時、弥七から報告を受けた小兵衛も空き家に到着し、大二郎に加勢します。 平山と、浪人たちは小兵衛と大二郎により切り殺されました。 それから一月ばかりがたった晩秋の夜、浅岡鉄之助と西山の娘、千代乃との祝言が、金子道場で執り行われました。 祝言は滞りなく終わり、金子道場を後にする小兵衛、大二郎、美冬の三人。 「夜道など、恐れるものではありません。 」 そういって一人で立ち去ろうとする美冬を見た小兵衛は、慌てて大二郎に送るよう促します。 「婚礼の夜は男女が見初めあう場であるのに!」 家に帰り、大二郎の鈍感ぶりをみはるに愚痴る小兵衛なのでした。

次の

剣客商売 (テレビドラマ)

剣客 商売 2020

概要 [ ] 『』や『』と並ぶ池波正太郎の代表作である。 全16巻の単行本は2月時点で1800万部以上が出版され、テレビ・舞台・漫画化されている。 の老剣客、(あきやま こへえ)を主人公とし、小兵衛と後添いの、息子の、女剣客のらが、江戸を舞台に様々な事件に遭遇し活躍する。 池波の死去により未完となっているが、晩年のインタビューでは「この後は小兵衛の孫の小太郎を主人公にするつもり 」と構想を明かしていた。 なお、未完ではあるが、同様に人気を博した「鬼平犯科帳」「仕掛人藤枝梅安」がエピソードの連載途中で絶筆してしまったのに対し、本作は連載と連載の間で池波が没したことから、外伝も含めて現存する各話は全て結末まで描かれている。 池波は新潮社刊『日曜日の万年筆』に収録された随筆「名前について」で「小兵衛の性格については、いろいろなモデルがあるのだけれども、その風貌は旧知の歌舞伎俳優・をモデルにした」と書いており、後述するように中村又五郎は実際に小兵衛をテレビドラマで2度演じたことがある。 登場人物 [ ] 主要人物 [ ] 秋山小兵衛 の達人である老剣客であり小粋な人物。 初登場時は59歳。 以降75歳までの姿が描かれる。 原作では何度か小兵衛の死についても書かれており、文化8年(1811年)にかつての門人で町医者の内田久太郎(二代目・村岡道歩)に看取られて93歳で亡くなったとされている。 無外流宗家・辻平右衛門に師事し、辻が大原の里に引きこもった後は独立して江戸に残り、四谷・仲町に修行の厳しさゆえ人数こそ少ないが知る人ぞ知る道場を構える。 現在は道場を閉鎖し、に隠居して気ままな生活を送っている。 道場を構えていた頃にお貞と結婚し二人の間に大治郎が生まれるが、大治郎が7歳の頃にお貞は亡くなっている。 鐘ヶ淵に隠居してから、息子より年下で41歳も歳の離れたおはると再婚した。 辻平右衛門の門下であった頃は、弟弟子である嶋岡礼蔵と並んで同道場の双璧と呼ばれた。 老いてもその実力は天下無双、素手で数人の浪人を瞬く間に倒してしまい、数人の剣士を一人で斬り倒すほどである。 元々金には困らない境遇(小判を顎で使っていると評される)だが、後にとある金貸しより千五百両の大金を遺贈され、それを世のため人のために使う。 また人脈もきわめて広く、身分を問わず多くの人に深く敬愛信頼されている。 好奇心が強く人間そのものの達人であり、悪には容赦せず、弱く苦しむ者には助けを惜しまない。 芸術・美食にも関心が強い。 秋山大治郎 秋山小兵衛の息子。 小柄な父と外見的にはあまり似ておらず、長身で筋骨逞しい。 最初は実直でやや堅物な青年だったが、徐々に小兵衛のような粋な人間になっていき、次第に江戸で有名な無外流の剣客になっていく。 7歳の時に母親(お貞)と死別し、以後、小兵衛に男手一つで育てられる。 13歳の時に剣客を目指して小兵衛に剣術の指南を受け、15歳の時に大原の里の辻平右衛門の下に赴き、嶋岡礼蔵を第二の師匠として彼の指南を受ける。 20歳の頃に辻平右衛門が亡くなり、その後4年ほど諸国を巡って修行の旅に出て江戸に戻り、父の世話で浅草の外れにある真崎稲荷神社の近くに道場を構えた。 剣客としての実力は素晴らしく、対峙した人物から「いずれは父を超えるのではないか」と評されたこともある。 が、時折父である小兵衛の見せる手並みに「自分には到底できぬこと」と感服する場面もあり、経験の浅い分だけまだ追いつけていない。 良くも悪くも真面目過ぎるために当初は門下生が増えず苦労していたが、次第に飯田粂太郎ら数少ない門人達に稽古をつけながら、田沼意次の屋敷内にある道場にも出稽古に赴く生活を続けている。 後に佐々木三冬と結婚し、息子の小太郎が生まれる。 ドラマにおいて加藤剛が最初に演じた際は、江戸に帰還した直後の様子から描かれたが、渡部篤郎が演じた際は江戸に帰還してある程度時期が経ってからが描かれている。 おはる 関屋村の百姓・岩五郎とおさきの次女(ドラマに於いて藤田まこと版には両方が登場。 その他の版には岩五郎のみ登場)。 小兵衛が鐘ヶ淵に隠居してから、隠宅に奉公にやって来るが、その後、小兵衛の手が付き、隠宅に訪れる三冬におはるが嫉妬していたこともあって結婚。 二人が男女の仲になったことに両親は当初は戸惑いを感じ、特に父親の岩五郎は怒っていたのだが、その後は小兵衛ともすっかり馴染んでいる。 呑気で純朴な性格だが、当初は三冬が訪れると機嫌を損ねるなどやや嫉妬深い一面も。 料理上手であり、美食家の小兵衛を満足させるほどの腕前。 また、漁師であった叔父に仕込まれており、小船もよく漕ぐ。 ドラマ版では後に一子をもうけている。 夫である小兵衛とは40以上の齢の差があるが、作中の描写によると小兵衛より先に48歳で世を去る。 大治郎よりも年下であり、そのために大治郎から「母上」と呼ばれることをあまり好まない。 佐々木三冬 田沼意次の妾腹の娘。 一刀流・井関忠八郎の弟子で、井関道場の四天王の一人などと称された男装の女武芸者。 父への反発もあり何事にも肩肘を張った性格で、父より縁談の話が持ち込まれても、自分より弱い者の妻になる気は無いとして、自分と試合を行い勝った者に嫁ぐと言って憚らないほどであった。 田沼の屋敷へは帰らず、母方の叔父である書物問屋・和泉屋吉右衛門が持っている根岸の寮に、老僕の嘉助と暮らす。 秋山父子と交流を深めていくうちに次第に女らしくなる。 当初は、小兵衛に憧れとも愛情とも付かぬ感情を抱いていたが、やがて大治郎に好意を抱くようになり、結婚した。 結婚後は男装をやめるが、帯は細く水木結び、若衆髷は髪を後ろに垂らし先を紫縮緬で包むという特徴的な風俗に変化。 また、結婚してからも稽古を続けており、以前より上達しているようである。 ドラマにおいては藤田まこと版でのみ結婚しており、それ以前に放送された他の版では未婚である。 10代将軍・の寵愛を受けた。 武芸を奨励しているため、秋山父子に何かと目を懸けている。 後に娘婿となる秋山大治郎に屋敷内にある道場を任せている。 一般的には、賄賂政治を行った悪徳政治家とされることが多いが、本作では卓越した大局観と政治力を持つ好人物として描かれている。 準主要人物 [ ] 弥七 小兵衛の門人だった四谷・伝馬町の。 彼の父親も同じ職業であり、親子2代にわたる御用聞きである。 女房のおみねが「武蔵屋」という料理屋を経営している。 料理屋は繁盛しているらしく、探索などにかかる費用・手下のための費用を安定して捻出することが出来る為、当時の御用聞きにありがちなゆすり・たかりとは一切無縁。 弥七も正義感が強く、付け届けなどは一切受け取らないので人々からは「武蔵屋の親分」などと呼ばれ、人望も厚い。 剣術修行をしなくなった今でも、起きている時は何かにつけて自分の感を磨いている。 捕縛術の腕前も相当なもので、並大抵の悪党は苦も無く捕らえてしまう。 息子が一人いるが、ドラマ版には息子は登場しない。 加藤剛・山形勲版では妹が登場する。 徳次郎(傘屋の徳次郎) 通称・傘徳。 弥七の手下。 特技は尾行。 弥七同様に秋山父子の為に働く。 些細なことで人を殺してしまったことがあり、その現場に駆け付けた弥七が一目で気に入り、自分の下で働くなら罪は不問に付すという条件付きで罪を免ぜられた。 その恩義から手下になったという過去がある。 また、大治郎に作中で二度も命を救われた事にも恩義を感じており、「春の嵐」で大治郎の名を騙る辻斬り事件が起きた際には危険を顧みず尽力した。 この他、藤田まこと版末期のスペシャル版には、一緒に役回りの類似した「桶屋の太次郎(通称・桶太次)」なる人物が登場する。 長次・おもと 小兵衛がひいきにしている料亭「不二楼」の板前と女中。 後に結婚し、浅草・駒形町に小料理屋「元長」を開く。 「元長」は小兵衛の命名によるで、おもとと長次の名前を一字ずつ取って店名にした。 ただし、ドラマ(藤田まこと版)では、一貫しておもとが女将の立場になっており、長次とは結婚していない。 また、主要な舞台として「不二楼」が登場するのは藤田まこと版のみで、他の版には登場しなかったり、してもその扱いはきわめて地味になっている。 嘉助 佐々木三冬の。 三冬が大治郎と結婚するまでは根岸の寮において三冬の世話をしていたが、結婚してからも三冬は嘉助を気遣って大治郎と共に根岸の寮を何度か訪れている。 小川宗哲 本所・亀沢町の町医者。 上下の身分に関係なく行き届いた診察と治療を行うので、本所界隈での名声は高い。 小兵衛との親交は15年以上に及び、小兵衛とは碁敵の間柄である。 本人の話によると、以前はお金のことしか考えない人物だったらしい。 ドラマの版により人物設定が微妙に異なり、藤田まこと版までは小兵衛より年長に描かれたが、北大路欣也版では同年輩のような描写になっている。 生島次郎太夫 老中・田沼主殿頭意次の用人。 田沼意次の懐刀と呼ばれている。 小兵衛をして「さすがに切れるお方だぞえ」と言わしめるほどの人物。 剣客や小兵衛の同輩 [ ] 牛堀九万之助 浅草・元鳥越町に奥山念流の道場を構える剣客。 土井能登守の面前で行われた試合で秋山小兵衛と闘い、それをきっかけに懇意の間となる。 生涯、妻を娶らず剣の道に没頭し、独自の境地を開いた名手で、人柄も良いため、道場は小さいが名門の子弟が多い。 の登場人物とも関わりがある。 辻平右衛門 無外流宗家で小兵衛の師。 本名を三沢千代太郎と言い、宗家を継ぐに当たって今の名に改める。 小兵衛や嶋岡礼蔵といった名のある剣客を幾人も輩出するが、突然、京都・大原の里へ旅立ち、同地にこもる。 その際、道場は後を継ごうとするものがいなかったため閉じられることになった。 嶋岡礼蔵 小兵衛の弟弟子(歳は小兵衛より三つ下)。 大治郎にとっては第二の師でもある。 剣術の腕は随一で、辻平右衛門の門下では、秋山小兵衛と嶋岡礼蔵は「竜虎」や「双璧」と評された。 無外流宗家・辻平右衛門に師事し、辻が大原の里に引きこもった際には唯一師に従うことを許され、江戸を去る。 柿本源七郎との果し合いを行うため江戸にやって来るが、果し合いの前に、柿本の門人・伊藤三弥が放った矢に倒れる。 小兵衛の最初の妻・お貞を好いており、彼女を巡って小兵衛と勝負したこともあった。 死後、小兵衛の手によってお貞の墓の隣に葬られた。 その遺髪は大治郎が礼蔵の兄のもとへ赴き、直接手渡している。 原作ではお貞をめぐる恋の争いをいまだ心の中で引きずっていたのか、柿本の件で江戸に来た時は小兵衛と顔を合わせることはなかったが、ドラマ(藤田まこと版・北大路欣也版)では小兵衛と酒を酌み交わし、話に花を咲かせている。 井関忠八郎 一刀流の名人で、三冬の師。 田沼意次を介して小兵衛とも交流があった。 剣技は勿論、人柄も優れ、門下には諸大名の家来や大身旗本の子弟も多かった。 55歳で病没するが、その時点で門弟は200人余りにのぼっていた。 没後、門弟の間で後継者争いが起き、紆余曲折の後に三冬が道場を継ぐ。 しかし、三冬は道場の存続を望む他の門弟の説得を振り切って道場を畳んだ。 金子孫十郎 江戸で屈指の剣客で湯島五丁目に一刀流の大道場を構える。 井関道場の跡目争いの件で、勝負の審判を務めた。 秋山親子とも交流を持っており、三冬を客分として扱ったりしている。 作中で本人が登場することは少ないが、名前や道場名はよく登場する。 植村友之助 小兵衛の門人。 の手裏剣も修める。 「秋山道場の逸才」と呼ばれた剣士だった。 厳しい修行と底なしの飲酒で大病を患い、回復せぬまま身を養っている。 家督は弟に譲り、師匠である小兵衛から貸し与えられた金貸しの浅野幸右衛門の旧宅に住む。 その時に小兵衛が四谷の道場を構えている時に帳面を綴じるのに使っていた「畳針」を譲り受けている。 旧宅の留守居を始めてから体調も回復の兆しを見せ、下男の為七や近隣の子供たちに読み書きを教えている。 なお、ドラマ(藤田まこと)版では浅野幸右衛門とは別のシリーズに登場する こともあって、この人物の住居は浅野の旧宅ではなく、また、浅野の後日談でも植村への言及はなかった。 内山文太 辻平右衛門の門人。 小兵衛の親友で、年齢は小兵衛より10歳年上だが、弟分の様に接していた。 小兵衛とお貞の婚儀の仲人を務めている。 娘が市ヶ谷御門外の茶問屋・井筒屋方に嫁ぎ、そこに引き取られて楽隠居の身を楽しんでいたが、ある出来事によって急激に呆けてしまい、間もなく亡くなる。 その死は、小兵衛に衝撃を与え、しばらく陰鬱な日々が続いた。 若い頃、弟の妻と不義を働き、清という女子をもうけており、清の子・お直は、町医者の横山正元と結婚する。 柿本源七郎 辻平右衛門の道場を訪ねた際、嶋岡礼蔵に敗れ、10年後、筑波山で再び礼蔵に挑むが引き分けに終わったため、また10年後に果たし合いをする約束をしていたが、心臓を病んでおり、歩くのも困難な状態になっていた。 弟子の三弥によって礼蔵が殺されたことを知った柿本源七郎は小兵衛と大治郎の目の前で自害した。 ドラマ(藤田まこと版)では礼蔵の件を知った後、兄弟弟子の小兵衛から果し合いを望まれ、これを快諾した末小兵衛の手加減無しの斬撃を受けて果てた。 一方、加藤剛・山形勲版では果し合いの直前で落命している。 伊藤三弥 柿本源七郎の門人で。 弓の腕前が高い。 師の柿本源七郎と嶋岡礼蔵の果し合いを前に、病気でろくに歩くこともおぼつかない師を見かね、独断で大治郎の道場に滞在していた礼蔵を襲撃する。 礼蔵を射殺すことに成功するが、その場に居合わせた大治郎に右腕を切り落とされる。 その後、腹違いの兄・小雨坊(本名:伊藤郁太郎)と共に秋山父子の命を狙い、鐘ヶ淵の隠宅を襲撃する。 しかし、小雨坊は小兵衛に斬られてしまい、その後、小雨坊に焼かれた隠宅が再建された頃に自殺する。 ドラマ(藤田まこと版)では残された左腕一本で大治郎に挑むが、斬り合いの果てに敗れて死す。 一方、加藤剛・山形勲版では、礼蔵の殺害に失敗している(もっとも殺害には失敗したものの、瀕死の重傷は負わせ、結果的に礼蔵はその傷が元で亡くなった)。 また、2013年のドラマ(北大路欣也版)では、小雨坊とともに柿本邸に潜伏しているところを秋山父子に見つかり、小雨坊は小兵衛によって成敗され、三弥は小兵衛から自害する事を勧められるもこれを拒絶。 結果的に大治郎によって成敗されている。 余談だが、『まゆ墨の金ちゃん』(藤田まこと版)では過去に大治郎との試合で右肩の骨を砕かれ、二度と剣を持てぬ体になった同姓同名の人物が父親共々名前のみ登場する。 これは本来ならば伊藤三弥という存在が登場若しくは語られるはずの『まゆ墨の金ちゃん』と『剣の誓約』『妖怪小雨坊』を別々のシリーズでのエピソードとして制作・放映したためとも考えられる。 ただし、ドラマの版によっては小雨坊が登場しないこともある。 版では「伊藤」姓ではなく、「柿本」姓、つまり、源七郎の弟という設定で登場するため、小雨坊の存在が丸々なかったことになっている。 更に、版においても、三弥を手助けするのは別の人物であり、小雨坊は最初から存在していないことになっている。 間宮孫七郎 小兵衛の道場で代稽古を勤めた後に独立して道場を開く。 人格の高潔さと指導力を見込まれ、小兵衛が道場を閉じる際には門人の大半を託した。 柳喜十郎 麻布・森元町に道場をかまえている道場主。 小柄な体格に柔和な表情そのままの穏やかな性格で、周囲の住民からも「とても剣術の先生とは思えない」と評されるが、道場破りに来た剣客・大久保兵蔵の間合いを巧みに外し完勝。 見物していた小兵衛は「隠れた名人」と評した。 大治郎の門人 [ ] 飯田粂太郎 田沼意次の家来。 三冬の勧めで大治郎の門人となる。 父・飯田平助も意次に仕えていたが、かつて仕えていた一橋家による意次の毒殺計画に加担したことが、毒薬と報酬の小判を入れた財布を掏られたのを三冬に目撃されたのを切っ掛けに明らかとなり、一度は口封じに殺されそうになったのを小兵衛に助けられて家族の元へ送り届けられるが、良心の呵責を感じて首を吊って自殺を遂げる。 意次はその事件の一部始終を知ってはいたが、平助をこれまで通りに用いようとしただけでなく、平助や残された家族を責めることはせず、平助の死後は彼の禄をそのまま粂太郎が継げるようにした。 なお、粂太郎は父の死の真相を知らない。 剣の筋に関しては大治郎と小兵衛に「よい」と評されており、素質を認められているが、ドラマ(藤田まこと)版では、稽古中に小兵衛に隙を突かれて打ち負かされるなど、さほどでもないような描写をされている。 ドラマに於いては、・版では上記の設定がそのまま生きていたが、版では第4シリーズから特に説明もなく大治郎の弟子という形でキャストに加わっている。 また、同版第1シリーズで描かれた平助の死は、一橋家の刺客が意次に成りすました小兵衛を襲撃した際に、良心の呵責から彼らを裏切って警告を発し、結果裏切り者として容赦なく斬り殺されたものになっている。 またこのエピソードでは粂太郎を含む家族は登場せず、妻子と年老いた母を信州に残しているという設定。 一方北大路欣也版では平助と粂太郎は原作通りに描かれているが、原作で特に理由が説明されずに行われた平助の口封じについて、意次暗殺の首謀者である一橋治済が意次の動きから平助がヘマをしたせいで事が発覚したと思い立ち、口封じを決意するシーンが追加されている。 また、意次は平助の自殺後に治済と対面した折、「かつて平助が仕えていた一橋家に、平助の死を伝えるのは正当なる武士の礼儀」という理由をつけて、平助を死に追いやった治済に静かに怒りを表した。 笹野新五郎 秋山大治郎の門人。 表向きは六百石の旗本・笹野忠左衛門の長男だが、実は生島次郎太夫の息子。 本人はその事実を知らないが、父と後添いの義母の間に弟が生まれてから自分が父・忠左衛門や亡くなった母の実の子ではないと気付き、師であった朝倉平大夫も殺されて荒れていた頃に世話になった女中・おたかの仇を討たんと大治郎の道場に入門したが、剣術の奥深さを知り復讐心から解き放たれる。 だが、この弟子入りで亡師を殺害した犯人に目を付けられて命を狙われると言う顛末があった(新五郎自身、師の仇を討つと明言してはいた)。 思わぬ事から師の仇を果たした新五郎は実家を出て小川宗哲宅に下宿を始める。 亡師より一刀流を学んでおり、大治郎をして「相当に使える」「よい師匠についていたのだろう、悪い癖が身についていない」と評され、小兵衛にも「先ずものになろう」と太鼓判を押される腕前。 杉本又太郎 無外流の剣客・杉本又左衛門の息子。 小兵衛の友人だった父の亡き後に道場を継ぐが、父親をして「下手の横好き」と評される実力のために門人は四散。 匿った女性に恩を受けた狐に取り憑かれ期限付きで圧倒的な強さを得て道場は再興するが、狐が協力する3年のうちに本当の力を身につけようと大治郎に師事する。 「春の嵐」ではひょんな事から菓子舗不二屋の息子・芳次郎を門弟にする。 永井源太郎 幕府御目付衆・永井十太夫の息子だったが父・十太夫が小兵衛によって悪事を暴かれたことで切腹・取り潰されたことで没落、幼少期から学んでいた弓術を活かして商家の用心棒をしていたが、商家を狙う盗賊が差し向けた刺客に襲われた際に小兵衛に助けられる。 20代の若輩だが人柄は出来ており、父の敵と言える秋山父子を恨むことなく大治郎の門人となる。 その他 [ ] 又六 辻売りの鰻屋。 平井新田の長屋に母と住んでいる。 柄の悪い異母兄に悩まされるが大治郎に度胸を付けてもらい、その後秋山父子と懇意になる。 懇意になった後も、近所の漁師から新鮮な魚介を仕入れては小兵衛夫婦に届けたりしている。 なお、ドラマ版では母親が一切出てこない上に、秋山父子と知り合う時期が版によって異なっている。 杉原秀 一刀流・杉原左内の娘で、根岸流のの達人。 ある事件で又六と知り合い、後に結婚する。 ドラマ(藤田まこと)版では、又六との結婚までは描かれていない。 横山正元 牛込早稲田町の町医者。 秋山父子と同じ無外流の剣術の遣い手で、酒も女も大好物と言ってはばからぬ人物。 秋山父子との交誼が長い。 内山文太の一件に関わり、内山の死後、その孫娘であるお直と結婚した。 各話一覧 [ ] 以下、文庫本の巻分けおよび掲載された順序によって各話の題名を示す。 通常版 [ ]• 剣客商売一 剣客商売• 女武芸者• 剣の誓約• 芸者変転• 井関道場・四天王• 雨の鈴鹿川• まゆ墨の金ちゃん• 御老中毒殺• 剣客商売二 辻斬り• 鬼熊酒屋• 辻斬り• 悪い虫• 三冬の乳房• 妖怪・小雨坊• 不二楼・蘭の間• 剣客商売三 陽炎の男• 東海道・見付宿• 赤い富士• 陽炎の男• 嘘の皮• 兎と熊• 婚礼の夜• 深川十万坪• 剣客商売四 天魔• 箱根細工• 夫婦浪人• 約束金二十両• 鰻坊主• 老僧狂乱• 剣客商売五 白い鬼• 白い鬼• 西村屋お小夜• 手裏剣お秀• 雨避け小兵衛• 三冬の縁談• たのまれ男• 剣客商売六 新妻• 鷲鼻の武士• 品川お匙屋敷• 川越中納言• 金貸し幸右衛門• いのちの畳針• 道場破り• 剣客商売七 隠れ蓑• 徳どん、逃げろ• 隠れ蓑• 梅雨の柚の花• 大江戸ゆばり組• 越後屋騒ぎ• 決闘・高田の馬場• 剣客商売八 狂乱• 仁三郎の顔• 女と男• 秋の炬燵• 剣客商売九 待ち伏せ• 待ち伏せ• 小さな茄子二つ• 或る日の小兵衛• 討たれ庄三郎• 冬木立• 剣の命脈• 剣客商売十 春の嵐(長編)• 除夜の客• 寒頭巾• 善光寺・境内• 頭巾が襲う• 名残りの雪• 一橋控屋敷• 老の鶯• 剣客商売十一 勝負• 剣の師弟• 初孫命名• その日の三冬• 時雨蕎麦• 助太刀• 小判二十両• 剣客商売十二 十番斬り• 白い猫• 密通浪人• 不寝鳥• 十番斬り• 同門の酒• 逃げる人• 罪ほろぼし• 剣客商売十三 波紋• 消えた女• 剣士変貌• 夕紅大川橋• 剣客商売十四 暗殺者(長編)• 浪人・波川周蔵• 蘭の間・隠し部屋• 風花の朝• 頭巾の武士• 忍び返しの高い塀• 墓参の日• 剣客商売十五 二十番斬り• おたま• 二十番斬り(特別長編)• 目眩の日• 皆川石見守屋敷• その前夜• 卯の花腐し• 剣客商売十六 浮沈(長編)• 深川十万坪• 暗夜襲撃• 浪人・伊丹又十郎• 霜夜の雨• 霞の剣 番外編 [ ]• 黒白 剣客商売 番外編(上)(下) 小兵衛と真剣試合の約を交わしながら当日現れなかった小野派一刀流の剣客・波切八郎を主人公とし、小兵衛がお貞と結婚する前後の年代を中心に、大治郎が諸国修行の旅に出るまでを描く。 ないしょないしょ 剣客商売 番外編 の城下町で女中奉公をしていたお福。 ある日、主人が殺され、身寄りのないお福は江戸へ出てきて三浦平四郎という御家人のご隠居に奉公することになる。 お福は平四郎によって手裏剣の才を見出される。 53歳にして隠居を決めた小兵衛が平四郎を訪ねてくる。 漫画 [ ] さいとう・たかを版 [ ] からにかけて作画、脚色によって、の漫画雑誌『』に連載された。 「雷神」をもって終了(リイドコミック休刊の為)となった。 単行本は新刊5巻、ワイド版4巻、文庫版3巻(2003年)となっている。 大島やすいち版 [ ] 2008年より、の漫画雑誌『』にて作画による漫画版の連載が行われている。 掲載分は、リイド社より単行本として以下のように発売されている。 として廉価版コミックスの販売も行われている。 30巻発売時点(2018年2月)で累計180万部(公称) 、31巻発売時点(2018年9月)で累計190万部(公称)を超す。 剣客商売 1 (「井関道場・四天王」まで) 2008年6月26日• 剣客商売 2 (「鬼熊酒屋」まで) 2008年10月23日• 剣客商売 3 (「三冬の乳房」まで) 2009年2月25日• 剣客商売 4 (「赤い富士」まで) 2009年6月26日• 剣客商売 5 (「婚礼の夜」まで) 2009年11月10日• 剣客商売 6 (「夫婦浪人」まで) 2010年3月10日• 剣客商売 7 (「突発」まで) 2010年7月12日• 剣客商売 8 (「手裏剣お秀」まで) 2010年10月26日• 剣客商売 9 (「たのまれ男」まで) 2011年2月28日• 剣客商売 10 (「新妻」まで) 2011年6月28日• 剣客商売 11 (「春愁」まで) 2011年10月27日• 剣客商売 12 (「大江戸ゆばり組」まで) 2012年2月28日• 剣客商売 13 (「狐雨」まで) 2012年6月28日• 剣客商売 14 (「秋の炬燵」まで) 2012年10月28日• 剣客商売 15 (「秘密」まで) 2013年2月27日• 剣客商売 16 (「剣の師弟」まで。 「春の嵐」を除く) 2013年7月11日• 剣客商売 17 (長編「春の嵐」を4話で全1巻としている) 2013年11月26日• 剣客商売 18 (「勝負」から「時雨蕎麦」まで) 2014年1月30日• 剣客商売 19 (「助太刀」から「密通浪人」まで) 2014年6月26日• 剣客商売 20 (「浮寝鳥」から「逃げる人」まで) 2014年10月27日• 剣客商売 21 (「罪ほろぼし」から「剣士変貌」まで) 2015年2月25日• 剣客商売 22 (「敵」、「夕紅大川橋」(前後編)、「おたま」) 2015年6月26日• 剣客商売 23 (長編「暗殺者」を4話で全1巻としている) 2015年10月27日• 剣客商売 24 (特別長編「二十番斬り」を4話で全1巻としている) 2016年2月27日• 剣客商売 25 (池波の他作品を脚色) 2016年6月27日• 剣客商売 26 (池波の他作品を脚色。 この巻より池波の名義が原作者から原案者に変更) 2016年10月27日• 剣客商売 27 (池波の他作品を脚色) 2017年2月27日• 剣客商売 28 (「ないしょないしょ」を4話で1巻としている) 2017年6月27日• 剣客商売 29 (池波の他作品を脚色) 2017年10月27日• 剣客商売 30 (池波の他作品を脚色) 2018年2月27日 連載10周年を記念した特別企画「秋山小兵衛VS」を収録。 剣客商売 31 (池波の他作品を脚色) 2018年6月27日• 剣客商売 32 (池波の他作品を脚色) 2018年10月29日• 剣客商売 33 (番外編「黒白」上) 2019年2月27日• 剣客商売 34 (番外編「黒白」下) 2019年6月27日• 剣客商売 35 (池波の他作品を脚色) 2019年10月28日 テレビドラマ [ ] に・主演版が、には主演版が、からは主演版が、からは主演版が、いずれもで放送されている。 詳細は「」を参照 他作品とのクロスオーバー [ ] 『鬼平犯科帳』 主人公のが小兵衛の名を口にする一節があるが、その頃、既に鐘ヶ淵に隠居しているようである。 平蔵が三十歳くらいの頃、田沼意次の下屋敷で行われた剣術試合で審判を務めたのが小兵衛だった。 なお、その翌年の御前試合には大治郎も参加している。 また、平蔵行き付けの軍鶏鍋屋「五鉄」は店の名が剣客商売の劇中にも登場する。 なお、後の作品においては小兵衛の没後数年が経過している旨のセリフがある。 『仕掛人・藤枝梅安』 登場人物の老剣客・浅井新之助について「隠れた名人である小兵衛ほどの人物が希代の名人であると評価している人物」として登場している他、牛堀九万之助の名前と道場が登場しているが、彼自身は登場しておらず、後に病没したようである。 小兵衛がひいきにしている浅草橋場の料理屋「不二楼」が、長編「梅安針供養」の終盤に登場している。 『まんぞくまんぞく』 主人公の女性剣士・堀真琴は金子孫十郎の弟子にあたり、後に夫となる織田平太郎は小兵衛の弟子、間宮新七郎の門弟である。 また、田沼意次と三冬も名前のみではあるが登場している。 その他 『鬼平犯科帳』や『仕掛人・藤枝梅安』、その他多数の池波正太郎の時代小説でお馴染みの香具師の元締・羽沢の嘉兵衛が番外編「ないしょないしょ」に名前のみ登場している。 関連書籍 [ ]• 「剣客商売 包丁ごよみ」(、著、新潮社、のち新潮文庫) 脚注 [ ] []• 「秋山小兵衛とその時代」 インタビュアー: 講談社• 植村は第2シリーズ第7話に、浅野は第3シリーズ第5話にそれぞれ登場する。 プレスリリース , , 2018年9月19日 , 2019年6月27日閲覧。

次の