マティーニ。 マティーニとは?由来は・レシピって?元バーテンダーが徹底解説!

【カクテル】ドライマティーニの作り方・レシピ!度数/ジン/ベルモット

マティーニ

ウォッカマティーニとは マティーニは、数あるカクテルの中でも『カクテルの王様』と呼称される、格式高いカクテルです。 王様の名にふさわしく、その味わいは威厳たっぷりの辛口。 レモンピールの適度な酸味と苦み、そしてキレの良い味わいは長い間、全世界のバーで親しまれてきました。 一般的なベースは世界4大スピリッツの1つ『ジン』ですが、もちろん果てしなくひろいカクテルの世界には例外が存在します。 その1つが「ウォッカマティーニ」です。 名前の通りベースをジンと同じ4大スピリッツの1つ『ウォッカ』に置き換えたその味わいはどのようなものなのでしょうか。 ここからはそんな「カクテルの亜王」とも呼ぶべきウォッカマティーニについて詳しく解説していきます。 一般的なマティーニはジンを使う 前述にもある通り一般的なマティーニはベースにジンを使用します。 ジン特有のハーブ系の香りもさることながら、30度以上にもなる高いアルコール度数をもつ、刺激的な味わいが特徴のカクテルです。 その刺激的な味わいと作り方の難しさから「作り手を試し、飲み手を試す」まさに王様のごとく君臨する至高の存在といえます。 ウォッカマティーニの度数と味 カクテルの亜王とも呼べるウォッカマティーニ。 その味わいは通常のジンベースに比べると、幾分クセがなく飲みやすくなっています。 これは、ウォッカがジンに比べてクセが少なく、無機質な味わいであるためです。 しかしこれはあくまで『マティーニと比べれば』飲みやすいということであって、通常のマティーニ同様、辛口で敷居の高いカクテルであることに変わりはないでしょう。 甘くて飲みやすいカクテルが好きという人が頼むと痛い目をみるかもしれません。 007のジェームズ・ボンドが愛するカクテル 数多くの大人たちに愛されるウォッカマティーニ。 言わずと知れた人気スパイ小説とそれを原作とした映画の主人公、イギリス諜報機関MI6の諜報員『ジェームズボンド』もウォッカマティーニに魅了された大人の1人です。 しかしミスターハードボイルドな彼がこよなく愛するカクテルは、作り方に一手間加えた通常とは違うもののようです。 果たして『ボンドマティーニ』はどのようなものなのか。 ここからはそんな魅力と謎が溢れるスパイオリジナルカクテルについて紹介します。 ボンド・マティーニの特徴 作中でのジェームズボンドの名セリフの1つである「マティーニを、ステアはせずにシェイクで頼む」は映画第1作目から最新作に至るまで必ず使用されています。 意味はわからずともなんともいえないムーディなセリフです。 このセリフに登場する「シェイク」と「ステア」はカクテルを作る際の技法を指しています。 詳しくは後述しますが、ボンドは通常のマティーニ系のカクテルを作る際に用いるステアではなく敢えてシェイクでと指定しているのが大きな特徴です。 シェイクとステアとの違いは? ここで前述したカクテルを作る際の技法であるシェイクとステアの違いについて解説します。 シェイクにはもちろんお酒を混ぜ合わせるという目的の他にも、氷を溶かしながら振ってカクテルを冷やすと同時に、空気と混ぜ合わせることで味わいを丸く飲みやすくする目的があります。 ステアは容器に混ぜるものと氷を入れて細長いマドラーで「氷を溶かすぎないようにしながら、意図的に少しずつ必要な分だけ氷を溶かす」という非常に難しい技法で、シェイクよりもバーテンダーの腕前が試されると言われています。 通常はこちらの技法で作られるマティーニですが、ボンドはあえてシェイクにすることで、ふんわりとした味わいを楽しむのがお好みなのでしょう。 ウォッカマティーニの基本の作り方 ウォッカマティーニの作り方は非常にシンプルです。 ウォッカ45mlに対しドライベルモットを15mlを入れます。 これをミキシンググラスに入れ、ステアしてカクテルグラスに注ぎます。 レモンピールを絞り、最後にマティーニの象徴とも言えるピンに刺したオリーブを飾って完成です。 材料も工程も少なく簡単に感じると思います。 しかし前述した通りマティーニにはバーテンダーの腕前が試される『ステア』の工程があるため、非常にシビアな手さばきが要求されます。 本当においしいマティーニを飲みたいなら、格式高いバーにいって頼んでみることをおすすめします。 無数に存在するマティーニのレシピ ここまで紹介した他にもマティーニというカクテルには様々な種類が存在します。 まさにカクテルの王族たち『カクテルロイヤルファミリー』ともいえるマティーニの派生形は、それぞれに非常に強い個性があります。 ここからはそんな数あるマティーニの中から代表的なものをいくつかピックアップして紹介していきます。 代表的なマティーニ マティーニといっても名の知れたマティーニは非常にたくさんあります。 ここまで紹介してきた『マティーニ、ウォッカマティーニ、ボンドマティーニ』のほかに、材料自体が違うものもあれば、作り方に工夫があるものもあります。 やはり店それぞれの個性を見つけてみるのも良いですが、ここからは数ある中でも特に耳にしやすい3種類のマティーニについて解説します。 ドライマティーニ 通常のマティーニよりもベースであるジンの比率が高く、辛口かつ非常に強いアルコール度数になるためお酒に弱い人にはおすすめできません。 また、一度に多量を飲んでしまうとジンとベルモットのアルコール臭が鼻に強く抜け、不快な味わいに感じてしまうこともあります。 「出されたカクテルを、冷たいうちに、急ぎ過ぎず飲む」ことを要求される、まさに飲み手を試すカクテルといえるでしょう。 ダーティマティーニ 通常のマティーニと違いジンにオリーブジュースを加え、ステアではなくシェイクした後にオリーブを飾るマティーニです。 度数も40度近くなるため飲み口はより鋭く辛口ですが、通常のマティーニよりも水っぽくなるため喉の通りは軽快です。 オリーブのクセが非常に前に出やすいためオリーブの味が苦手な人にはおすすめできません。 スウィートマティーニ ドライマティーニのドライベルモットをスウィートベルモットに変えたもので、辛口揃いのマティーニ系の中では甘さが残るカクテルになります。 色味もブラウンになりスウィートベルモットの甘みがわかりやすく味わえますが、度数は32度と強めのため「お酒には強いが辛口が苦手」という人におすすめです。 なおマティーニが誕生した1910年当初はこのスウィートマティーニが主流であったようです。 入ってるオリーブは食べるの? マティーニには必ずオリーブの実が入っています。 これは果たして飾りなのか、食べてもよいものなのか、これを知らずにマティーニを頼んで恥ずかしい思いをするわけにはいきません。 ここからはマティーニのオリーブについて詳しく解説します。 オリーブを入れる理由 マティーニにオリーブを入れる理由は、一目で『辛口である』であるということがわかるためとされています。 パーティなどでウェイターが運んできたカクテルのうち、どのカクテルが辛口なのかというものが聞かずにわかるようにするために入れたのが始まりというのが通説です。 より辛いものにはパールオニオン、甘いものにはチェリーを浮かべるようです。 オリーブは食べてOK!食べるタイミングは? さて、肝心の食べてもよいかどうかですが、結論からいうと「中に入っているオリーブを食べても問題ありません」。 食べたらマナー違反ということもなく、逆に食べなかったとしても失礼には当たらないとされています。 オリーブを食べるタイミングについても、マナーや決まりはありません。 最初にかじればよりオリーブの風味を楽しみながらカクテルを楽しむことができ、途中に食べればテイストチェンジ。 最後に食べれば口直しと三者三様それぞれに個性がある味わい方ができます。 ぜひ自分なりのベストタイミングを見つけてくださいね。 ウォッカマティーニで007気分 映画007でジェームス・ボンドが愛飲するこだわりのカクテル『ウォッカマティーニ』。 一度プロの作るウォッカマティーニを実際に飲むことでハードボイルドな映画の中の世界を味わってみてはいかがでしょうか。 そうすることでスパイさながらの駆け引きの強さと大人の色気が身につくかも知れません。

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【カクテル】ドライマティーニの作り方・レシピ!度数/ジン/ベルモット

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com 一般的に、マティーニはジンとベルモットをステア(材料と氷をミキシンググラスに入れ、スプーンで手早くかき混ぜて作る方法)して作るカクテル。 ボンドが注文した「ウォッカマティーニを、ステアせずにシェーク(シェーカーを使って材料を混ぜ合わせて作る方法)で」は、ベースとなるリキュールも調理技法も異なります。 ボンドの愛したマティーニは、カクテルの王様・マティーニの王道レシピとは大きく離れていたため、映画を見ていたオーディエンスは衝撃を受けたと言います。 このセリフが流行した結果、『007』ではこのセリフが定番になったようです。 王道の作り方は以下のとおりです。 <レシピ> ウォッカマティーニ (シェーク) 【材料】 ウォッカ…50ml ドライベルモット…10ml レモンピール…1枚 【作り方】 1. ウォッカとドライベルモットをシェーカーでシェーク。 シャンパングラスに注いだら、レモンピールを浮かべて完成。 ちなみに、『007』の影響からか、ボンドのマネをせずとも、「ウォッカマティーニ」と注文すれば、シェークして提供するバーも多いようです。 com シェークもステアも、材料を混ぜるという意味では同じです。 でも、出来上がりの味は大きく違います。 なぜボンドがシェークを好んで注文したのか、技法をもとに出来上がりのカクテルの味を想像してみましょう。 また、ボンドが「舌がしびれるほど冷えているのがよい」と言っているように、シェークすることによって材料がきちんと冷えるのもよいのでしょう。 マティーニは成功者のカクテル さて、最後に残る疑問は、ボンドのような男性が正しくないマティーニのレシピでオーダーする理由です。 あくまで推測ですが、以下のように考えるのが自然ではないでしょうか。 『007』のジェイムズ・ボンドは、小説の原作者であるイアン・フレミングのキャラクターがかなり色濃く反映されています。 たとえば、ネクタイの結び方ひとつとっても原作者の好みです。 彼が思う最高のマティーニのレシピが、シェークしたウォッカマティーニだったのではないでしょうか。 じつは、マティーニはカクテルの王様にして成功者のステイタス。 その人のこだわりが如実に出るため、ジンとベルモットの比率に関するレシピ論争も少なくありません。 財界人や文豪たちが自分のマティーニのレシピを持っており、フレミングはシェークするウォッカマティーニを好んだと思われます。 あなたが考える理想のマティーニを マティーニは自分の好みや考えが現れるカクテルです。 とくにステアの場合は腕が試されるため、自宅で最高の1杯を作るたのしみがあります。 ボンドが飲んだウォッカマティーニを参考に、理想のマティーニを追い求めてみてはいかがでしょうか。 参考: 『カクテル完全バイブル』 渡邉一也著 『カクテルホントのうんちく話』 石垣憲一著.

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[カクテル2:マティーニ]ドライマティーニのオリーブはなぜ食べる?

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ドライマティーニというカクテルは一体どのように生まれたのでしょうか。 1920年代、ニューヨークのニッカボッカーというホテルのバーのバーテンダー、「マルティーニ」が考案したカクテルを「マティーニ」と名付けたのが始まりであると言われています。 しかしマティーニには諸説いろいろあります。 19世紀半ばに「マルティネスまで行かねばならないのだが、元気が出る酒を作ってくれ。 」とお客様に言われ。 当時「プロフェッサー」と呼ばれていた「ジェリー・トーマス」というバーテンダーが考えた「マルティネスカクテル」が原型であるという説もあります。 ジェリー・トーマスは「トム・アンド・ジェリー」というカクテルの考案者でもあります。 一番有力であると言われている説は、イタリアの酒類製造会社「マルティーニ&ロッシ社(Martini & Rossi)」が、宣伝のためにつくったカクテルが起源とする説です。 ドライマティーニの雑学 マティーニは、映画やドラマ、小説などでよく出てくるカクテルです。 007シリーズではジェームズ・ボンドの「ウォッカマティーニを。 ステアせずにシェイクで。 (Vodka Martini. Shaken, not stirred. )」というセリフが有名です。 ヘミングウェイの「河を渡って木立の中へ」という小説では、アフリカ戦線のモンゴメリー将軍が、ドイツ軍との戦力比が15対1以上にならないと絶対に攻撃をしない…という事と、「ドライマティーニの割合」を引っ掛け、主人公がドライマティーニを頼むときに、「モンゴメリー将軍で」と注文しています。 「ジン15:ベルモット1のドライマティーニ」とは、なんとも超辛口ドライですね!また、1991年のテレビドラマ「101回目のプロポーズ」では、主人公の矢吹薫(浅野温子)がいつもバーで飲んでいたのがマティーニでした。 カクテル名の味・割合・度数・割方・カロリーは? ドライマティーニの味 ドライマティーニの割方は、ドライジンとドライベルモットをステアしたカクテルです。 ドライマティーニの基本的な作り方(レシピ)では「ドライジン4以上:ドライベルモット1」という割合になります。 ドライジンの量が多いものをドライマティーニといいます。 お酒+お酒のカクテルなので、アルコール度数もかなり強めの、およそ35度。 食前酒だからと言って油断のならないカクテルです。 もともとマティーニは「ドライジン1:ドライベルモット2」の割合で作られていたそうです。 ドライジンの中に一滴だけしかドライベルガモットを入れない超ドライなマティーニは「エクストラ・ドライマティーニ」と呼ばれています。 ドライマティーニのカロリー ドライマティーニを作るときには、ミキシンググラス(バーグラス)を使用しステアします。 直接グラスに材料をそそぎ混ぜる「ビルド」という技法がありますが、同じ「混ぜる」カクテルの作り方なのに一体何が違うのでしょうか?ドライマティーニはビルドで作ってはいけないのでしょうか? ステアは「グラスに氷を入れずに冷やす」ということです。 別のグラスで作るときに氷を入れてカクテルを冷やし、提供するグラスには氷は入れません。 ビルドは氷を直接グラスに入れて提供します。 なので、ステアはショートカクテルによく使われる技法になっています。 ドライマティーニのグラスには「氷」は入っていません。 「一体どこまでをマティーニと呼ぶのか?」と言われるほど、マティーニのバリエーションはとても多くあります。 マティーニのドライベルモットを別のものに代えるパターンや、グラスに沈めるものをオリーブ以外の物にするパターンなどがあります。 それだけ、いろいろなものと相性の良いカクテルであると言えます。 「ザ・パーフェクト・マティーニ・ブック」という本に掲載されているマティーニのレシピは、なんと268種類もあります!現在飲まれているマティーニの一部をご紹介いたします。 マティーニあれこれ ウォッカマティーニ ジンの代わりにウォッカを使用 ヴェスパーマティーニ ベルモットの代わりにウォッカを使用 ネイキッド オリーブの代わりにレモンピール スモーキーマティーニ ベルモットの代わりにウィスキーを使用 ケイジャンマティーニ パラペーニョソースを数滴入れる ロータイドマティーニ ジンの代わりにウォッカを使用し、貝類のジュースを入れる オイスターマティーニ オリーブの代わりに牡蠣を沈める クリスマスマティーニ ジンの代わりにウォッカを使用し、ペパーミント・シュナップスを入れる チョコティーニ ウォッカとカカオリキュール オリーブの代わりにオレンジピール ドライマティーニにおススメの「おつまみ」は? チョコレート 「ドライマティーニの美味しい飲み方」でもご紹介しましたが、ドライマティーニは、なんといっても味のしっかりとしたオリーブとの相性が抜群です。 オリーブの中でも、刻んだガーリックとオリーブを炒めたものがおススメです。 大人のカクテルドライマティーニは自分好みに! ドライマティーニの作り方(レシピ)いかがでしたでしょうか?何種類もあるバリエーションに驚きましたね!いろいろなマティーニを飲んでみたくなったのではありませんか?「ドライ」とつくマティーニは、辛口の大人カクテルであることが分かりました。 ドライマティーニは、いろいろな食材とも相性が良いこともわかりました。 あれこれ試して、オリジナルのマティーニを考えるのも楽しそうですね!ドライジンとドライベルモットの割合に決まりはないので、テイスティングしながら自分好みのマティーニをぜひ作ってみてください!乾杯!•

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