隠 され た 真相 を あぶり だせ タスク。 aca:2013年06月

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隠 され た 真相 を あぶり だせ タスク

『小笠原誠治の経済ニュースゼミ』の小笠原誠治氏は完全なアホだった 以下、 ある人 = 777 = 中川隆 です: 2018年11月19日 ある人のコメントを非公表にした理由 私のことを無知蒙昧だと批判した人がいます。 その人は、コメントを書いても削除されるからこれ以上書かないとも言っています。 でも、正確に言うと、削除したのではなく非公開にしたのです。 非公開も削除も同じことか? いずれにしても、何故非公開にしたのか? この人の書いたコメントを改めて読み直してみました。 凄い量の一言です。 しかし、内容は余りにも思い込みが凄い。 凄すぎる。 要約ですので、その点はご留意して頂きたいと思いますが、感動的な部分を赤字で強調しておきます。 11月17日 円が暴落した日本の輸出企業の一人勝ち。 欧米とアジアの企業は倒産、日銀は債務超過になっても困らない。 2.11月17日 日本は大昔から供給過剰な国。 終戦直後もハイパーインフレにはならなかった。 3.11月17日 円安で原材料価格がいくら高くなっても輸出価格は原材料価格に付加価値をプラスした価格にするので儲かる。 11月17日 円安で日本の輸出企業がアメリカ市場を独占してどんどん売れるから輸出総額も増える。 5.11月17日 財務省と日銀はアメリカから景気を悪くしろと指示されているのだろう。 日本の景気が良くなると日本の資金が海外に流れなくなるから。 6.11月17日 平成バブルも他国のバブルも国際金融資本が人為的に作って崩壊させたもの 7.11月17日 ド素人の妄想はもういい。 戦後のインフレはアメリカの指図で戦時国債を返さなくていいようにするために意図的に円の価値を下げただけのこと。 ハイパーインフレとはインフレ率が毎月50%を超えるものを指す。 8.11月17日 元々日本は供給能力が高かったからインフレになる訳はない。 1946年のピーク時のインフレ率は500%程度に過ぎない。 9.11月17日 フランクリン・ルーズベルトは親共産主義だったので、戦後の日本を疑似共産社会にしようとした。 貧民が土地を買う金を出せるように人為的にインフレを起こし預金封鎖で資産家の資産を取り上げた。 10.11月17日 ハイパーインフレの定義を知らないのは経済学のド素人。 11.11月17日 不景気で物が売れないから中国や東南アジアに工場を作って生産する。 12.11月17日 ここの読者は知恵おくれしかいないのか? 13.11月17日 フィリップ・ケーガンの定義が適用できるハイパーインフレのモデルがよく使われる。 僕は理科系のエンジニアで経済は教養としてしか知らないけどこのブログの読者より判断力がある。 14.11月17日 中国人で英語のマニュアルを読める人間なんか殆どいない。 最新機で中国語のマニュアルなんて殆どない。 技術者のレベルが日本人より格段に落ちる。 知恵遅れに説明するのもしんどい。 15.11月17日 中国語は不完全な原始的言語だから日本語には絶対敵わない。 英語も日本語には全然敵わない。 中国語を使っている限り、中国では技術進歩は有り得ない。 16.11月17日 中国が世界の工場になったのは、アメリカが工場を中国に移転して元を極端に切り下げたから。 アメリカが中国と組んで日本経済を潰した。 17.11月17日 15と同じ内容。 18.11月17日 中国でできるのは技術を盗んで物まねして質を落としたコストダウンするだけ。 20.11月17日 陰謀論と言うのは論破された人間が使う言葉。 参考のコピペ(バブル崩壊)。 21.11月17日 コピペ続き。 22.11月17日 コピペ続き。 23.11月17日 コピペ続き。 24.11月17日 コピペ続き。 25.11月17日 コピペ続き。 26.11月17日 コピペ続き。 27.11月17日 コピペ続き。 28.11月17日 コピペ続き。 30.11月17日 アメリカの財務官僚が何故ゴールドマンサックス関係者ばかりなのか、考えたらいい。 31.11月17日 日銀総裁が何故欧米から勲章をもらったり、高級の再就職先を紹介してもらえるのか、考えららいい。 32.11月17日 ここは都合の悪いコメントを書くと削除する。 33.11月17日 32と同じ。 34.11月17日 ドイツがNo2になったらすぐ潰された。 ソ連がNo2になったらすぐ潰された。 日本がNo2になったらすぐ潰された。 今度は中国がNo2になったらからもうすぐ潰される。 35.11月18日 日本のGDPの85%は内需だから輸出で稼ぐ必要はない。 輸出で得たドルを円に換えると円高になるので、稼いだドルはアメリカの国債をかったりするしかない。 そうして日本から金を持ち出すことになるから却って貧しくなる。 輸出をすればするほど不景気になる。 それが失われた30年の原因だ。 インドも英国に綿製品を輸出して輸出過剰になったため世界最貧国になった。 トヨタやキャノンを日本から追い出さないと日本もインドの二の舞になる。 36.11月18日 小笠原誠治は無知蒙昧だから消費税が低所得者層から輸出企業への所得移転を目的にしているのが分からない。 このコメントもどうせ削除されるから、これ以上書かない。 感想を述べます。 円が暴落しても円安になって輸出が伸びるので何も困らない。 それどころか他国の輸出企業が倒産するなんて、お気楽なことを言っていますが、本当にお目出度い。 だったら、何故アジア通貨危機とか韓国からの資本流出で大騒ぎしたのか、と。 日銀が債務超過に陥っても困らない、と。 本当にお目出度い。 円安になると日本企業が米国市場を独占できるのだ、と。 だったら、安倍政権になって急速に円安が進んだにも拘わらず長年実質輸出は増えなかったのかを説明できない。 バカか、と言いたい。 財務省は米国から景気を悪しろと言われているのだ、と。 逆に日本発の経済危機を引き起こすようなことをするなと 言われたのを知らないのか、と。 妄想だけして、現実を全く知らない人なのですね。 戦後のインフレもアメリカのせいなのだ、と。 ハイパーインフレの定義などどうでもいいのですが、戦後のインフレはたった500%程度だと豪語する辺りが凄すぎる。 日本は供給過剰の国なのにね。 日本が輸出してドルを稼ぐと、それが海外に出ていくのでそれが失われた30年の原因なのですって。 お願いですから、もう来ないで下さい。 以上 ネトウヨって、どうしてこうも暇なのだろう、と思った方、クリックをお願い致します。 バカか、と言いたい。 小笠原誠治さんは経済のイロハが全然わかってないね。 日銀はアメリカ国債を日本の銀行に買わせる為に金融緩和したんだよ 日本の銀行が持って居た日本国債を日銀に売らせて、その金でアメリカ国債を買わせたんだ。 アメリカを助ける為にね。 日本はデフレだから、日本国内に投資しても儲からない。 だから遊んでいる金は海外に投資するしかないんだ。 日本の金が外国に逃げて行って、日本人の給料が上がらなければ、物価も上がらないし、実質輸出も増える訳ないよ。 777 2018年11月19日 12:25 アメリカの景気が良くなったにも、アメリカ株がバブルになったのもすべて 日銀が金融緩和した金が原因だからね 日本の銀行がアメリカ国債を買う為に、日本円を売ってドルを買ったから超円安になったんだ。 それで原油や輸入物価が高くなったから、日本の内需企業や一般庶民は貧しくなった。 それがアベノミクスの目的。 日本の景気が良くなったら、日本の資金が海外に投資されないで、日本国内で工場を建てるからね。 隠れ読者 2018年11月19日 19:18 件のネトウヨ炎上に油を注いだのは当方であり、御迷惑をお掛けした事についてはお詫び 致します。 ここまでしつこくイジリ倒したのは、このようなネトウヨを放っておくと懲りずに現れる ためで、当方のような素人でも指摘出来る程の矛盾した意見だったので黙らせるつもりで 連投したのが事の顛末です。 でも、相手もそれなりな経済学的知識を持つ人物だったのは予想外でした。 seiji 2018年11月19日 20:00 隠れ読者様 お詫びの必要は全くないと思います。 ただ、相手がそれなりの経済学的知識を持つ人物だというのは、違うと思います。 あのバカモノが主張したことをもう一度読み直して下さい。 デタラメ、妄想です。 経済学的知識を持つように思われたのは、あのバカモノが書いたコピペの部分で、そう思ったのではないでしょうか。 あれは誰か他の人が書いたものに過ぎません。 それどころか他国の輸出企業が倒産するなんて、お気楽なことを言っていますが、本当にお目出度い。 だったら、何故アジア通貨危機とか韓国からの資本流出で大騒ぎしたのか、と。 新興国が通貨危機になると、キャリートレードの逆回しで超円高になるから大騒ぎになったんだよ。 輸出拡大によっていくら日本が黒字を蓄積しても、それはアメリカ国内にあるアメリカの銀行にドルで預け入れ、アメリカ国内に貸し置かれる。 日本からの預金は、アメリカにしてみれば資金調達である。 貸し出しなどに自由に使うことができる。 日本は稼いだ黒字にふさわしい恩恵に与らないどころか、輸出関連産業を除いて国内消費は慢性的な停滞に喘いでいる。 停滞の原因であるデフレはなかなか出口が見えない。 日本の黒字がドルとして流入したアメリカはどうなのか。 ドルはアメリカの銀行から金融市場を経由して広く行き渡り、アメリカ経済の拡大のために投下されている。 日本の黒字は結局、アメリカが垂れ流す赤字の穴埋めをし、しかもアメリカの景気の底上げに貢献しているのである。 ・・・ 輸出で稼いだ黒字を日本がドルでアメリカに預け、日本の利益ではなく、アメリカの利益に貢献している限り、円高圧力もデフレ圧力も弱まることなく、政府・日銀がいくら財政支出や金融緩和というデフレ解消策を講じても、一向に持続性ある効果は現れないのである 7. 逆に日本発の経済危機を引き起こすようなことをするなと言われたのを知らないのか、と。 日本の消費税導入はアメリカに指示されてやったもの 日本の移民受け入れもアメリカに指示されてやったもの 健全だった日本の銀行の不良債権処理もアメリカに指示されてやったもの 消費税導入したら消費が減って不景気になる 移民を入れたら日本人の賃金が下がって購買力・需給が減る 健全だった日本の銀行の不良債権処理をやらせたから貸し渋りで日本の企業が大量倒産した アメリカは日本の景気をどうやって悪くするかしか考えてないよ その前のスレも記録してあったものだけ採録しておきます: 積極財政派のおバカなコメント 2018年11月16日 小笠原誠治の経済ニュースゼミ 「日銀の資産がGDPを超えたというニュース」という記事にコメントが寄せられました。 でも、名前はありません。 そのことからしても、本来無視すべきコメントかもしれません。 しかし、一般の読者のなかには、このコメントをどう評価していいか分からない人がいるかもしれませんので、敢えて私が反論を致します。 この人の言いたいこと、私にはよく分かります。 この人、三橋貴明とか高橋洋一とか、あるいは森本卓郎の書いたことを信じている人なのでしょうね。 いずれにしての、この人の書いているのは次のとおり。 統合政府の話やシニョリッジの話とか色々言いたい事はありますが、記事中の事柄だけでもツッコミどころがありまして、前半と後半は論理的に矛盾しています。 端的に云えば、金利の水準は信用を表します。 借金という表現自体不適切ですが(親会社が子会社の株式を取得したら借金って表現しますでしょうか)、仮に借金だとしても、借金が悪いのは、第一義的に額の大きさでも月々の返済額でも無く、「信用を失う事」にあります(逆に言えば、身の丈にあった借金は無借金よりも良いです、無借金経営は悪手という話ですね)。 日本国債は極めて低い金利水準にありますが、これは信用が高過ぎるからです。 仮に信用を失えば、日銀がどれだけ頑張っても金利を低く保つのは不可能です(ハイパーインフレが起こります、もっともその為のインフレターゲットな訳ですが、元々インタゲは高インフレ下の政策です)。 説明は省略しますが、キャッシュレス化を進めたい理由も、適合的期待が高過ぎる理由も、全て繋がっていますし、本来は民間部門がより投資を増やすべき所が債権超過に陥っている為に、公的部門が債務を増やしてリバランスするのは理論的に正しいです。 当然、リスクは常にありますが、過程を無視してリスクだけにフォーカスするのは非合理的です。 二値論的に捉えず、リスクとベネフィットを勘案して、総合的に捉えるべきです。 ちなみに、個人的には、マイナス金利政策にはネガティブです。 そもそも、今の日銀はコミットメントを失っていますしね。。 最後に、長文すいません。 いいでしょうか? 先ず統合政府の話とあります。 この人何を言いたいのかと言えば、政府と日銀の財務諸表を連結すれば、政府の借金は日銀の債権なので政府の借金がチャラになると言いたいのです。 お前はアホか! 確かに、そのようなことを高橋洋一は言っています。 しかし、連結したからといって、全体で借金がチャラになることはありません。 それは、確かに政府の借金の見返りとして日銀の債権があるのですが、日銀はその債権を得るために日銀券を発行しており、その分の債務があり、それが消えることはないからです。 次に、シニョリッジとあります。 これは、通貨発行益のことで、この人、日銀や政府は幾らでも紙幣を刷ることができると言いたいのでしょう。 しかし、日銀がどのように通貨発行益を損益計算書に計上しているかを全く知らない。 そして、その計上の仕方が100円玉や10円玉を発行したときの通貨発行益の形状の仕方とどのように異なっているかもしれない。 ついでに言うと、通貨発行益については意識していても、通貨回収損というものがあることを知らない。 要するに、通貨発行益を政府が計上すれば、増税しなくても財源を確保できると言いたいのでしょうが…それも高橋洋一が言っていたことですよね。 しかし、それが可能であれば、最初から税収に頼る必要はない。 でしょう? さらに言えば、そのようなことを言う麻生財務大臣だって、増税は必要だと言う。 全く矛盾しています。 次に、金利の水準は信用を表しますとあります。 確かに一般論としてはそのとおり。 しかし、今の国債市場というのは、買手が日銀であって、自然に成立した金利ではないのです。 市場が歪められた結果成立している不自然な金利なのです。 従って、金利が低いからといって政府の信用が高いことを意味しない。 にも拘わらず、この人は、日本政府の信用が高すぎると来た! アホも休み休み言って欲しい。 日本政府が国債を発行する必要もないなら、日本政府の信用は十分高いと言えるでしょうが、実際は真逆。 さらに、この人は、全体のバランスを取るために政府が借金をするのは理にかなっているとまでいいます。 これは麻生財務大臣がよくいう台詞です。 しかし、そういう考えが財政を悪化させた大きな原因の一つなのです。 仮に政府が借金をしても、それを収益事業に回すことができれば、借金をしても却って財政再建の貢献することもあり得るでしょう。 しかし、政府は基本的に収益事業を行うことがないので、借金をして儲けるということができないのです。 政府が借金をしても、そのお金でどんどん儲けることができるのであれば、確かに借金をした方が、政府の債務の縮小につながるでしょうが、現実はそうではない、と。 それに、それどころか、全く無駄な使い方をしているのが今の安倍政権です。 つまり、ばら撒きばかり。 そうやってお金を単にばら撒いただけで日本経済が強靭になる筈がありませんか。 今でも高橋洋一や三橋貴明の書いていることを信じるような輩がいるのだなと呆れた方、クリックをお願い致します。 中川隆 2018年11月17日 円が暴落したら日本の輸出企業の一人勝ちになって、欧米とアジアの企業は全部倒産するからね 日銀が債務超過になっても日本は困らないんだよ 5. 中川隆 2018年11月17日 日本は大昔から供給過剰な国で、終戦直後の生産設備が壊滅していた時でもハイパーインフレにはならなかった。 今、ハイパーインフレになって円が暴落したら、日本以外の海外の企業は一社も生き残れなくなるよ 6. 隠れ読者 2018年11月17日 08:51 >円が暴落したら日本の輸出企業の一人勝ちになって、欧米とアジアの企業は >全部倒産するからね 深夜にこんな投稿をしている人物だから、単なる冷やかし投稿なのは誰しもが認める ところでしょう。 それにしてもここまでアホな説を唱える事が出来るなんてどんな人物 なのか興味が湧きますよ。 そりゃ円安になれば日本の輸出企業は為替利益が大幅に上昇するでしょうね、材料調達 から製造まで一貫して日本国内で完結してればですが。 円の暴落は原材料調達費も暴騰 する事を意味するので、為替利益などチャラになるはずですがそこはどう説明するんで しょうかね。 深夜にアホな意見を投稿してくるアホはどこまでもアホですね。 輸出価格は原材料価格に付加価値をプラスした値段にするから、円安で原材料価格がいくら高くなっても、付加価値分だけ儲かるよ それでも他国の国内価格よりは遥かに安くなる 9. 隠れ読者 2018年11月17日 09:20 >輸出価格は原材料価格に付加価値をプラスした値段にするから、円安で原材料価格が >いくら高くなっても、付加価値分だけ儲かるよ これでは、付加価値分は今と変わらない事になるので、利益幅自体は何も変わらない。 よって、日本の輸出企業に有利だという説明は破綻しているんだけど。 むしろ、円の暴落 状態であることから、付加価値自体も国際的価値が低くなっていているからどこをどう とっても日本の企業が有利になる材料など無い。 よって、日本の輸出企業に有利だという説明は破綻しているんだけど。 円安で付加価値分がドルベースでは安くなるから、アメリカに輸出した時の製品価格が同業他社のものより安くなる。 従って、日本の輸出企業がアメリカ市場を独占してどんどん売れるから、輸出総額も増える。 日本以外の国の同業他社はすべて倒産する。 中川隆 2018年11月17日 09:36 日本の景気が良くなると、日本の投資資金が海外に流れなくなるから 財務省と日銀はアメリカから日本の景気を悪くしろと指示されているんだろうね。 官僚の上司はアメリカ軍人で、政策はすべて日米合同委員会で決められるから、財務省と日銀はアメリカに逆らえないんだろうね。 隠れ読者 2018年11月17日 10:09 >従って、日本の輸出企業がアメリカ市場を独占してどんどん売れるから、輸出総額も増える。 >日本以外の国の同業他社はすべて倒産する。 世界は日本とアメリカの二か国しかないのですか。 でも、その割にはアメリカ以外の国が ある前提が書いてあるのですよね、これ。 だから円暴落=日本以外の国の同業他社倒産 という関係など何も成立しないのですが。 >日本の景気が良くなると、日本の投資資金が海外に流れなくなるから これも、どうしてそんな関係が成立するのだろうか、さっぱりわからない。 過去の事実 として、日本がある意味で最も景気が良かったバブル期には、ロックフェラーセンター を日本企業が買ったりと、海外へ潤沢な資金が流れたのだが、この事実の説明がつかない。 アホを弄ると、アホは色々なアイデアが湧くらしい(笑)。 平成バブルも他国のバブルもすべて国際金融資本が人為的に作って崩壊させたものだろ ソロモン証券が日経平均を吊り上げたのは有名な話だろ 日本株に先物やデリバティブを導入させたのも価格操作の為だよ それで日本株を38000円まで上げてから7000円まで暴落させて、外資は何百兆円も儲けた。 その後捨て値で日本株を買って、現在日本株の 3割は外資所有になった 中川隆 2018年11月17日 コピペ 平成バブル崩壊と ソロモン・ブラザース証券 私にとって、最もつらい経験は、1990年の平成バブルの崩壊です。 発表しようとも思いますが、なかなかその気にはなれません。 ところが、この年、空前の利益をあげた証券会社があります。 野村でも大和でもありません。 外資系のソロモン・ブラザース証券が、巧みな方法で日本の市場を舞台に、安全かつ巨額の利益を手中に収めたのです。 同社のこの勝負を、振り返って見ましょう。 1989年11月9日、偶発的に、国境に押し寄せた東独市民により、ベルリンの壁が崩壊します。 資本主義が社会主義より優れていることが、誰の目にも明らかになります。 株価の先高感が強まり、12月にはいり、日経平均先物と現物との差がなんと1000円以上開いてしまうのです。 この先物高と現物安の異常格差が大問題だったのです。 ブラック・マンデーなどで裁定取引の経験を深め、鍛え上げた外資系証券会社と比較して、日本の証券会社や投資家は、知識不足で無防備でした。 ソロモンのトレーダーは、千載一遇のチャンスを逃さず、大きな勝負にでます。 1989年12月上旬、同社は、現物買いの先物売り(3月限)の裁定取引をなんと1900億円分実施します。 ソロモンの現物買いでバブルは、ますます膨らみます。 1989年12月末、日経平均は、38916円の史上最高値となります。 この瞬間がピークだったのです。 裁定取引は、株が上がろうが下がろうが利益には、影響を与えません。 現物と先物の差がどう変化するかで勝負が決まるのです。 1990年大発会以来、株価の不振が続きます。 この値動きから、同証券のトレーダーは、日本株バブルの崩壊を確信します。 1900億円分の裁定取引から、最大の儲けを引き出すにはどうしたらよいか?思案を重ねます。 そして、ほぼ同時期の、1990年1月11日、不人気の国債の入札に参加、600億円分を購入します。 同社は、大証で購入した日経平均のプットの一部をもとに、アメリカ中の顧客に「日本株売りファンド」を販売します。 (簡単にいうと一定金額を払い、日経平均が下がると下がった分だけ利益の出るファンドです。 ) これで、準備完了です。 1月16日、ソロモン証券は、買って間もない大量の国債を、損を承知で投売りします。 国債価格は暴落して、金利は暴騰します。 日経平均と長期国債の金利のグラフの90年1月を見ると、両者の関係がよくわかります。 金利の上昇をきっかけに株価は下落、先安感が支配的になります。 国債で損をしても、株がそれ以上に暴落すれば、同社は儲かるのです。 そして、運命の2月26日が巡ってきます。 先安感が強くなると、現物より先物のほうが早く下がる傾向があります。 この日、日経先物は、ストップ安になります。 ソロモン証券は、この機を逃さず、大量の裁定取引を解消して巨額の利益を確定します。 下がりきった先物を買い戻し、大量の現物を売ったのです。 1990年2月26日同社の大量の現物売りが、東京市場に衝撃をもたらします。 日経平均は、34891円から33322円へとたった一日で4. 5%も暴落します。 当時、日本の投資家 私もその一人)は、裁定取引についての知識がありませんでした。 翌日の朝刊には、外資系証券会社の裁定取引が暴落の原因、と書いてあります。 「なにか得体の知れない、ヌエのようなアメリカの怪物が コンピュータを使って暴れまわり、日本市場を破壊している。 」 そんな印象でした。 ソロモンと同社から「日本株売りファンド」を買ったアメリカ国民は、日本株の暴落で膨大な利益をあげます。 そして、あれから60年後、今度は日本を叩き潰す為に、1990年2月、巨大な経済の逆回転が始まり、平成バブル経済が崩壊しました。 平成バブルが崩壊するバブル・ピーク時、CIA(Central Intelligence Agency/アメリカ大統領直属の中央情報局)は、ベルリンの壁が崩壊し、東西冷戦後の次の敵は、日本だと考え始めていました。 事実、1989年秋から始まった、アメリカ系証券会社の株価動向は不気味な動きをし始めました。 バブルと、その崩壊に携わったのは、ユダヤ系の金融機関であるソロモン・ブラザーズ(現在のソロモン・スミスバーニー)という証券会社でした。 ソロモン・ブラザーズは資本主義の歴史に詳しく、また日本の昭和初期の経済にも精通していて、1989年11月、ニューヨークで「日経平均株価が大暴落したら大儲け」という『プット・ワラント』のデリバティブ商品を機関投資家や大口投資家に大量に売り始めたのでした。 それ以来、ソロモン・ブラザーズが中心になって、債券、為替、株価のトリプル安が始まります。 これがバブル崩壊の裏側に隠れたメカニズムだったのです。 バブル崩壊のシナリオは、どのようにして仕組まれたのか、その筋書きを追ってみましましょう。 バブル絶頂期は、1989年にそのピークを迎え、株価は天井でした。 この時、多くの日本人は、株価の高騰(こうとう)並びに地下の高騰に、湧きに湧き、怕(こわ)いもの知らずで、日本の投機家達は今迄になく傲慢(ごうまん)になっていました。 そしてこの頃、事実CIAは、アメリカの敵は日本であると考え始めていました。 CIA経済部門のスペシャリスト達は、アメリカ系証券会社のソロモン・ブラザーズ(現在はソロモン・スミスバーニー)と手を組み、日本経済の崩壊作戦に向けて本格的に動き出しました。 これが今日の不況を長引かせる要因を作ったのです。 これが日本株式市場に於ける下落のシナリオ「バブル崩壊作戦」でした。 ソロモン・ブラザーズは、1989年当時の沸き立つような好景気も、60年前のアメリカ・ニューヨーク.ウォール街での大恐慌と同一のものであると、そのバブル崩壊を予測したのです。 かつて、国際金融資本の総帥・ロスチャイルドの配下であったロックフェラーやデュポン(世界最大の化学メーカー)らは、この大恐慌を利用して天文学的な巨富を手にしていました。 ソロモン・ブラザーズはこれに因(ちな)み、バブル崩壊を企てる研究に取りかかったのです。 「どうしたら一儲けできるか」からはじまり、「どうしたら日本経済を徹底的に叩く事が出来るか」という結論を導き出し、日本経済崩壊に向けて模索し始めたのです。 60年前のウォール街での「暗黒の木曜日」の立役者は、国際金融資本の総帥・ロスチャイルドの息の掛かる東部のエスタブリュシュメント達(ロックフェラーを筆頭に、デュポン、ケネディ、オナシス、アスター、バンディ、コリンズ、フリーマン、ラッセル、ファンダイン、リー・クアンシューの超大富豪十二家)でした。 この者達は手持ち株を売り捲り、その結果、下落に下落を重ね、二束三文になった株式を買い叩いたのです。 それで巨万の富を手にしたのですが、今日とは情況が違うことに気付きます。 この難題に、しばらく苦慮しますが、ついに糸口を掴んだのです。 その糸口とは、「何が株価を暴落させる要因になるか」と言うものでした。 つまり株価が暴落する切っ掛けを作ればよいのです。 そして、「下落によって、下がった株で大儲けできる商品を持っていればよい」ということに行き当たったのです。 それが「デリバティブ」でした。 デリバティブとは、金融派生商品(通貨・金利・債券・株式・株価指数などの金融商品を対象とした先物取引)のことで、「先物取引」という意味合いを持っています。 次の研究課題は「どうやったら大暴落を人工的に作り出し、然(しか)も、そのタイミングに合わせて、自分達の狙うポイントに、総てを集約することが出来るか」という研究に取りかかったのです。 人工的に大暴落を作り出す場合、60年前の大恐慌では、アメリカの大富豪達による「大量売浴せ」という手法が使われました。 大量売浴せとは、売方が買方の買数量より、多量の売物を出して買方を圧倒し、相場を押し下げようとすることで、「売り崩し」とも言われます。 しかし、それでは巨額な資金が必要であり、当時と違って、それほど経済構造は単純なものではなくなっていました。 研究に研究を重ねた結果、巧妙(こうみょう)な手口を考え出します。 それは、「膨らんだ風船を、更に膨らませる手口」だったのです。 風船は、空気を送り込んで膨らませれば、それだけ膨らみますが、その実体は「バブル」です。 膨らむものは、いつか破裂して、大爆発を起こす物理的法則に制約されます。 経済とて、この法則下に制約されているのです。 彼等はこれに気付いたのでした。 彼等はそのシナリオを、綿密なストーリーで組み立てました。 徐々に膨らみを見せる風船に、意図的に、頃合いを見計らって、更に膨らませ、次に急激に膨らませるという巧妙なストーリーを演出したのです。 風船は、今まで徐々に、周囲の状態に馴染みながら膨らんでいたのですが、これに急激な吹圧を掛け、パンパンの膨張状態を作っておいて、一挙に破裂させるという巧妙な演出を画策したのでした。 彼等は、この原理を東京株式市場に応用して、バブル崩壊を目論んだのです。 そして彼等は「デリバティブ」という、風船を一突きにする「針」を手に入れ、膨張し過ぎて破裂状態になったところで、一突きにする演出を手がけたのでした。 1989年当時、日本人エコノミスト達は「デリバティブ」という「先物」の実体を知りませんでした。 経済や金融の専門家でも、この実体が何なのか、未だに分からず仕舞いでした。 またこの事が、バブル崩壊の悲劇を大きくし、当時の日本経済界は全く無防備であったと言えます。 ソロモン・ブラザーズは裁定取引を使って、意図的に、無防備な日本経済に先制攻撃を仕掛けたのです。 「梃子(てこ)の原理」(レバレッジ)を利用して、なるべく少ない資金で、効果的にバブル崩壊に導く人工爆発の状態を作り上げる研究をしたのです。 次に、バブル崩壊に導く為に、彼等は日経平均の株価操作の研究に没頭しました。 彼等は、この二つの研究から面白い現象に気付きます。 それは日経平均株価(日本経済新聞社が、東京証券取引所一部上場の代表的な225銘柄について算出し、発表しているダウ式平均株価)が単純平均(相加平均のことで、算術平均ともいわれ、n個の数を加えた和をnで除して得る平均値のこと)で作られた「指数」から出来ている事と、もう一つはこれらの指数の分析から、品薄な銘柄を意図的に買うと、少ない資金で日経平均株価を持ち上げることができるという経済現象に気付いたのです。 こうして研究の成果を、実行に移した時期が1989年の秋から冬に掛けての事でした。 日経平均株価は瞬(またた)く間に膨らみ、バブルは天井へと向かっていました。 その頃、日本の話題はベルリンの壁が崩壊し、東西冷戦構造が終焉(しゅうえん)を迎えれば、世界市場に進出できる等と、日本人経営者の多くが高を括(くく)っていた頃で、日本人の思い上がりの裏側では、こうした巧妙な仕掛けが、水面下で仕掛けられていたのです。 大蔵官僚も、エコノミストも、この仕掛けには全く気付いていなかったのです。 ソロモン・ブラザーズの真の狙い 当時の多くの日本人投資家は、「日経平均株価は10万円に到達する」と信じて疑わない人が多くいました。 誰もが強気で、今こそ、この好景気に乗って、買いに転じる時機(とき)だと確信していたのです。 その結果、バブルは急速な加速度をつけて、瞬く間に膨らみ始めました。 この時、ソロモン・ブラザーズは信じられない事をニューヨーク・ウォール街で展開していました。 1989年11月、彼等は「東京株式大暴落の図式」に則り、『プット・ワラント』という金融派生商品を売り始めていたのです。 『プット・ワラント』とは、「日経平均株価が大暴落したら大儲け」という新商品であり、この商品をアメリカの大口機関投資家に大量売り込みを図っていたのです。 また、これには大口投資家も飛びついたのです。 彼等の新商品に対するキャッチ・フレーズは「年末から年始に掛けて、日本の株式は大暴落するから、60年前の《1929年10月24日の暗黒の木曜日》の時と同じくらいの大儲けが出来ますよ」でした。 1990年1月2日、ニューヨーク・ウォール街では、日本とは逆に、信じられない現象が起こっていました。 突然、為替が円安へと向かったのです。 この円安はソロモン・ブラザーズが『プット・ワラント』販売に因(ちな)み、債券や為替や株価の「トリプル安」を企てたものでした。 そして1月が過ぎ、2月に入り、その月は既に中旬に入っていました。 この頃、日経株価はジリ安でしたが、大暴落の兆しは現われていませんでした。 日本人はまだ、この時にも何も気付いていなかったのです。 そして日本経済が、瀕死(ひんし)の重傷に陥っている自覚症状すら、エコノミスト達は感じ取ることが出来なかったのです。 当時の政治背景としては、自民党の政治家は2月中旬の衆議院選挙で大勝したことに祝杯を上げていた頃で、政界も財界も危機管理意識はなく、全く無防備でした。 日本人は、まさに「ライオンに、餌を差し出す為に手を伸す呑気(のんき)な兎」でした。 腕ごと食いちぎられるか、体ごと丸呑みされるかの、こうした危険すら感じる事もなく、呑気な行動をとっていたのです。 日本人投資家が、株を買いに奔走している頃、アメリカの金融の裏側ではソロモン・ブラザーズの売り攻勢が激化を極め、これまでジリ安で状態であった株価は、一挙に大暴落へと転じました。 バブル崩壊の引き金はこの時に引かれたのです。 ついに1990年2月末には、膨らむだけ膨らんだバブルは、日経平均15,000円台を大幅に割れ込みました。 一挙に大暴落が起こったのです。 ソロモン・ブラザーズの秘密兵器はデリバティブでした。 デリバティブは説明の通り、現物と先物との価格差を狙った「サヤ取り」であり、「裁定取引」と「オプション」で、日本の株価は下落したら大儲けという派生商品です。 この派生商品を、至る処に仕掛けておいて、株価を自由に操ったのです。 バブル崩壊の大暴落は証券会社のみならず、大蔵省までを翻弄(ほんろう)の渦に巻き込んだのです。 この巧妙な仕掛けでソロモン・ブラザーズは、僅か三年の研究とその実行で、一兆円にも昇る莫大な利益を手にしたのです。 そしてこの後、日本では更に悲惨な状態が続くことになります。 日経平均株価の大暴落は、株式市場の株価下落だけに止まらず、不動産の分野にも悪影響が及びます。 この悪影響は、政府が不動産融資へのマネー供給を停止するという事から始まり、今まで高騰(こうとう)を見せていた大都市の不動産の資産価値が急速に下落したことでした。 この現象は大都会だけに止まらず、地方にまで波及していきます。 不動産の資産価値が下落するとは、それを担保にしていた金融機関の担保価値も大幅に減少したということになります。 こうして不良債権の波及が表面化するのです。 これに対して政府の後手政策は、次から次へと傷口を広げ、日本の資産とマネーの急速な収縮は、今日に見る不景気と連動し始めることになります。 昇り詰めたものは、いずれ落ちる。 これは物事の道理です。 この道理に随(したが)い、ソロモン・ブラザーズは、次のプロセスへと準備にかかります。 ソロモン・ブラザーズの真の目的は、ただ単に、日経平均株価を下落させて大儲けすることだけではなかったのです。 彼等の真の目的は、日本人の個人金融資産の1300兆円にも上る郵貯(郵便局で取り扱う国営の貯金事業で、元金・利子の支払いは国によって保証される)の食い潰しでした。 日本のエコノミスト達は、この事すらも見抜けなかったのです。 ソロモン・ブラザーズが研究の末に計画した事は、こうした下落が生じた時、政治家はもとより、財界人を始めとして、証券会社等が「これを何とかしろ」と、政府に詰め寄り、殺到することを計算に入れていたのでした。 これこそ彼等の真の目的であり、ここに「日本発世界大恐慌」を画策した真の狙いが、ここにあったのです。 バブルを起こして潰す。 奴らの詐欺手口の最たるものですた。 バブルがはじけて今では失われた10年と言われていますが、今だに日本経済はその後遺症を引きずっています。 自殺者はバブル崩壊から毎年3万人。 今だにその数は変わっていません。 その手口を見れば分かるのですがいつもワンパターンです。 最初は甘い話でカモを釣る。 こうやれば儲かりますよ。 おいしい話でカモを誘います。 そしてころ合いを見計らって真っ逆さまに突き落とす。 詐欺師の典型的なパターンです。 最初に奴らはバカスカ札束を刷って、バブルを引き起こす。 銀行は貸して貸して貸しまくる。 株に投資すれば儲かるよ。 土地を買えば儲かるよ。 そしてカモが罠にかかったころ合いで急に蛇口を閉める。 貸し渋りをやるわけです。 これをやられたら投資家はいきなり資金難に陥ります。 そして、資金難に陥ったカモ達から担保として株、土地、あらゆる資産を奪い取るのです。 昔からやっていることは同じです。 いい加減気付いたらどうかと思うのですが、今だに引っ掛かっている人がいます。 その当時の日銀総裁であった澄田智(すみださとし)と言う方をご存じでしょうか。 日銀退官後は日本ユニセフ協会の会長などをやっていた方です。 澄田さんがバブル潰しの張本人と言われています。 その当時は、黙ってても銀行が頭を下げて貸しに来たという話は誰でも覚えているはずです。 そういうジャブジャブ溢れた資金が株や不動産に流れ込んだ。 借金しても金利は安いし土地や株を買えば値上がりするしで猛烈なバブルが起きたのですた。 そしてバブルが膨らみきったころ合いを図って、澄田さんはいきなり公定歩合を8%、長期金利は 10%まで引き揚げた。 蛇口を閉めたのですた。 借金すると金利が高い。 値下がりリスクのある株や不動産よりも安全な銀行預金の方が良いということで投資家は一斉に株と不動産から資金を引き上げた。 土地や株は一気に値下がり=バブル崩壊と言われています。 バカスカ金を貸し出して狂乱状態を作ってからブルを破裂させる。 その後には膨大な焼け野原、不良債権の山だけが残る。 それを二束三文で奴らが買い叩く。 昔からの手口。 ばればれの三文シナリオだったのですた。 さて、それにしても、そのバブル潰しの張本人澄田さんはどのような経歴の持ち主だったのでしょうか。 澄田さんと言えばフランスに留学した留学組で、その後ベルギー大使館、フランス大使館の一等書記官からキャリアをスタートしたエリート官僚ですた。 そしてその後は、順調に大蔵省で出世して日銀総裁になっています。 澄田さんとフランス財界のつながりはお父様の代から囁かれていますた。 澄田智さんは、日銀総裁を辞めた後、ロス茶イルドフランスの旗艦、投資銀行ラザール・不レールに最高顧問として天下りしています。 ちっとはカモフラージュでもして隠せと思うのですが、親子二代に渡って奴らの充実な部下だったという、そのまんまの経歴の持ち主ですた。 92年の4月からの暴落に続いて、7月にかけて東証第一部の平均株価が1万5000円台に突入し、ついに8月10日には一万4000台を記録した。 いつまでも続く最安値の更新が、日本の国全体を震え上がらせた。 そして外国人勢力による上場企業の買収・合弁へと、事態が急速に展開し始めた。 もはや投資家の損害どころか、日本経済が土台から崩壊しようとしていた。 日本株式会社の中枢部が、が一句人投資家によって買い占められるところまで株価が急落し、安い株券が誰か特定の金融ファミリーに集中していたのである。 果たしてこれらの暴落が、マーケットの自然な経済原理によってたまたま起こったものだったのか。 日本がこれまで利益を守ってこられたのは、国際金融マフィアが悔しがる『系列会社』の株の持合によるものだった。 三井グループ、三菱グループ、住友グループ等はもちろんのこと、富士銀行〜安田財閥は丸紅と連携し、三和銀行〜日本生命〜東洋信託の三水会は日商岩井と連盟を組み、第一勧業は伊藤忠と、それぞれがチームで利権を守るように動いてきた。 ところがこの相互持合い方式は、国際金融マフィアが、内部からトロイの木馬方式で侵入してくると、逆に一挙に乗っ取られ大変危ない構造であることがわかり始めた。 つまり芋づる式にあっという間に買収されてしまうからである。 今までは株式会社日本独特の『株の系列持ち合い制度』があるため、外国人ブローカーはまるで歯が立たなかった。 ところが金融マフィアが巧みに仕組んだ『バブル』という名の時限爆弾によって、兜町の上場株の内の四分の一近くを握っていた銀行業界が、不良債権の焦げつきで、これまで宝物だった手持ち株を大放出せざるを得ない羽目に陥ってしまったのだ。 その上さらに駄目押しをするかのごとく、国際金融マフィアによる残虐な圧力が日本の大手金融機関に加えられた。 これは日本経済にとって、結果的に第2の時限爆弾となった。 それほど国際金融マフィアにとって、70年代〜80年代に海外に大々的に進出し始めた日本の金融資本の力が、目の上のたんこぶだったわけなのだ。 この規制のよって、『バーセル・クラブ』の謀略通り、日本の銀行の手足を縛ることが可能となった。 むやみに国民から預金を取れなくなった日本の銀行は、増資のよって自己資本を大きくし、この壁を何とか打ち破ろうとした。 そして自己資本が運用されている不動産やノンバンク等の資金回収に必死になって走り回った。 折から、地価の暴落が始まり、起こるべくして起こった不良債権に青ざめた銀行が貸し出しを渋るようになると、その融資に頼っていた経済界がガタガタになり、それに連鎖して兜町の株がみごとに下降線を描き始めた。 そして最後に、これを見越していたかのように、劇的な92年4月の『外国人投資家による銀行株の大放出』という第3の時限爆弾が、ついに仕掛けられたのだ。 ソロモン・ブラザースやモルガン・スタンレーなどが一斉に投売りを始めて、まるで絨毯爆撃のような攻撃を日本の銀行に向かって開始したのだ。 彼ら国際金融マフィアは、かなり以前からアメリカ・ヨーロッパ等の経済紙に、『日本のバブル』という言葉をすでに頻繁に紙面に載せていて、いつの日か近いうちに、このシャボン玉に針を刺されて経済崩壊が瞬く間に起こることを、すでに予告していたのだ。 では、このバブル崩壊で、兜町に出入りしていた外国人投資家は、いくら儲けたのか。 92年の経済白書によると、株の暴落だけでほぼ350兆円が吹き飛んでいる。 金融取引の世界はあくまでゼロサムの世界だから、その莫大な消えた金額とまったく同額のお金を、闇に隠れて誰かがまんまと手に入れたことになる。 世界的な株価の変化に目をやってみると、不思議なことが起きている。 年初から8月までの株価の暴落率は、日本だけがダントツで、32・8%という急激な下げ幅を記録している。 ロンドン、ニューヨーク、フランクフルト、パリ等はほとんど変化なしで、全体としてはわずかに上昇である。 香港では、天安門事件後の反動で中国経済特区が急成長したために、逆に35・8%の急騰である。 その中心にある香港上海銀行は、ロスチャイルド・ファミリーの創業した銀行である。 この時期世界の銀行界では、日本が断崖絶壁に立たされていたにもかかわらず、アメリカの巨大銀行が、チェース・マンハッタン、J・P・モルガンを筆頭に、その第二・四半期で恐ろしいほどの利益急上昇を達成したことを、UPI電が7月に伝えた。 日本の証券会社が、全国210社合計で3600億円の経常赤字を記録したというのに、日本で活動している外国証券50社合計で、なんと前期の5・6倍という馬鹿げた収益を記録していた。 ちなみに外資系の1位がソロモン、2位がゴールドマン・サックス、3位がモルガン・スタンレー、4位がソシエテ・ジェネラルとなっている。 ソロモンとゴールドマンは、すでに大和を抜いて、野村に次ぐ兜町の2位と3位に入っている。 メリル・リンチのの純利益は53%増加と、前年と比べると過去最高を打ち立て、6月に入ってモルガンもまた東証株式の「売買高」の部門で兜町の3位に入り、四大証券のうち大和、日興を抜いてしまったのだ。 ここで彼ら外資系証券の開発した巧妙な手口のひとつ、裁定取引と呼ばれるまことに不思議な手口を挙げてみよう。 裁定取引( arbitrage)とは、辞書で調べると『ピンハネ』と書いてある。 売り買いをする商品には、目の前で取引する『現物』と、何ヶ月か先の取引を扱う『先物』がある。 もし何ヶ月か先の株価を知っていれば、現物を先物とのあいだに出る差額(サヤ)をあらかじめ計算して、買いだめでも、売り逃げでも、コンピューターの操作だけで好きなように利益をあげられる。 今回最大の利益をあげたソロモンなどは、ずっと先の株価を知っているものと見え、このシステムでぼろ儲けしたのだ。 日本の証券会社は、裁定取引に熱中すると証券取引所が混乱して自滅するという理由から、手控えてきた。 しかし外資系にとって兜町の運命なんかどうでもいいのである。 ウォール街の大スキャンダルとなったアメリカ国際不正入札事件の犯人、それが兜町を揺るがした同じソロモン・ブラザースである。 今まであえてはっきり書かなかったけれど、彼らは、何ヶ月先の株価を知っているわけはなく、未来の株価を、自作自演のインチキで上下させてきたのだ。 つまり集団でつるんで物音ひとつ立てずに、一気に売る。 理由は後で何とでもつけられる。 チャートや実勢価格なんかまるで無視して、人工的に平然と株価を操作してきたのだ。 はっきり言えばインサイダー取引であり、詐欺である。 このとき、チームで株価を完璧にコントロールできるだけの『巨大な資金』と『秘められた実行力』が戦略のキーワードとなる。 そのチームを、日本の証券業界では「外国人投資家」と簡単に呼んで、なぜか曖昧なままの存在にしてきた。 彼ら数百年の伝統を持つ金融業のプロに対して、あまりに幼稚な認識と言えないか。 日本人が初めて世界の金持ちの仲間入りをしたと言われながら、その実、投機のテクニックとして使われたのは、財テクと呼ばれる一般的な株券・政権の購入に過ぎなかった。 要するに、知的な金融能力とはまったく無縁のものだったのだ。 そして今も、日本には本当の金融のプロは存在していない。 前述のようにアメリカには日本のような「潜在消費・投資力」の備蓄がないから解決策を他国に求めるしかなくなる。 そこでアメリカに狙われたのが日本、つまり竹中平蔵大臣である。 実は竹中平蔵氏は1980年から90年のJapan as No. 1 「日本の世紀」と言われるほど日本経済が世界を制覇した 時代にハーバード大の客員研究員や准教授をしていた。 日本の銀行が世界ランキング1位から10位を占める事態に危機感を抱いたアメリカはハーバード大等の叡智を結集して「日本叩き落とし戦略」を打ち出して見事に成功し、その結果日本の大不況はまだ続いている。 竹中氏 当時、大蔵省財政金融研究所主任研究官 は日本の大蔵情報提供者として重要な働きをしたと考えられる。 だから現在のブッシュ政権の経済担当責任者とも親交が深い。 異例とも言われた経済財政・金融担当の二つの経済ポストが竹中に与えられた時、グレン・ハバード米大統領経済諮問委員長は「竹中氏は申し分のない改革論者で、ブッシュ政権は竹中氏を全面的に支持している」との見解を発表すると同時に「不良債権処理と日銀の金融緩和の必要性」を強調した。 竹中大臣が10月に訪米した時、「大手銀行だからといって容赦しないぞ!」と言わんばかりの不見識な「大失言」(竹中ショック)のためニッケイは大暴落となり日本は時価総額で約50兆円の資産を失った。 この時ハバード委員長をはじめ、バウチャー米国務省報道官、テーラー米財務次官らは必死になって竹中大臣をかばった。 アメリカが日本に経済高官を送り込んでまでの竹中支援ぶりは異常。 ここでまた経済の基本に戻るが、不良債権処理が日本経済の現況下では不要であることは再三解説したのでご理解いただいたと思う。 日本企業は現在リストラ中であり、総需要も資金需要もマイナスだから特に銀行機能を求める環境にない。 こうした時、銀行の脆弱な財務体質を目の敵にするのは不自然である。 しかも国会でもマスコミでも世を挙げて不況の結果である不良債権処理とデフレ対策に議論が集中し、不況の真の原因から目を避けている。 異常ではないか。 何故竹中大臣とアメリカはこの時期に不良債権処理と金融緩和を急ぐのか。 それはアメリカの国益の立場になって考えればすぐ分る。 自ら打つ手がなくなったアメリカは日本の「打つ手」(現金備蓄)を奪うしか手が無いのである。 竹中大臣はアメリカの国益の立場に立っているのである。 不良債権で金融機関のパイプが詰まったままの状態で金融緩和をすると緩和された資金はアメリカに流れず、資金需要がない日本の資本市場で浮遊資金の増大となる。 資金は当然土地と株にヘッジし、地価と株価を押し上げる結果となる。 これこそ日本経済再生の道だが、アメリカにとっては許し難いこと。 すなわち日本の土地と株が上がりだすとアメリカから資金が逃避し日本市場に向かうからである。 今アメリカは戦争と言う無駄な公共投資を前倒しで実行しているが(前述のごとく)潜在的財源が無い。 どんなことをしても日本の「備蓄資金」をアメリカへ還流させなくてはならない。 住宅バブルが弾けるのも時間の問題。 不良債権処理を急ぎ、日本の国民に痛みを与え、デフレをさらにスパイラル化し、大銀行や大企業を破綻に追い込んでまでもアメリカの国益の為に尽くす竹中平蔵。 さらなる「詭弁」で小泉首相と国民を騙し続ける竹中大臣。 まるで邪教の亡者のごとき竹中大臣の強烈な意志と情熱は、多分1980年代に洗脳された「日本叩き落とし精神」の具現だろう。 今日本は「気違いに刃物」を与えてしまった。 竹中平蔵は、もともと日本からハーバード大学に留学していった。 米国では世界各国から来るエリートを選び、その人物に、洗脳教育を施していると聞く。 つまり、「国際金融資本に、すべて任せることがよい」という洗脳である。 それは、すべて日本の企業を倒産させて、米国の企業に買い取らせるという結果になっている政策ばかりであり、しかも竹中はこれを「すばらしい」と表現している。 <竹中の破壊の歴史> 振り返ってみれば、日本は世界最強の銀行として、誇っていたのを台無しにしたのは自己資本比率規制の導入であった。 これを導入することを熱心にやっていたのが竹中であり、金融ビッグバンも竹中の提案であり、不良債権処理も竹中路線であり、就任以来54もの金融機関を次から次へと倒産させてきたのは彼の政策のためである。 小泉内閣になってついに、竹中金融担当大臣が就任した。 周囲は、机上の空論の大臣だといって猛烈に反対していたが、小泉は、 「すぐれた頭脳で貢献していただく」といって任命した。 竹中はそれまでやっていた慶応大学教授からいきなり金融大臣となった。 それでは竹中がやってきた日本の金融政策を振り返ってみよう。 竹中が、日本に、自己資本比率規制を導入した。 その結果、世界でも最強を誇って いた日本の銀行は軒並み、貸し出しを減らし、貸し渋りを行うようになった。 そして不況になっていった。 それまでは世界のベスト10バンクに日本の銀行が 6行も入るすごい状態にいたのだった。 竹中がやってきた日本の金融政策を振り返ってみよう。 竹中が、日本に、自己資本比率規制を導入した。 その結果、世界でも 最強を誇っていた日本の銀行は軒並み、貸し出しを減らし、貸し渋りを行うようになった。 そして不況になっていった。 それまでは世界のベスト10バンクに日本の銀行が6行も入るすごい状態にいたのだった。 すると山一證券は自主廃業となり、メリルリンチ証券となり、 長期信 用銀行はf経営が傾き、一時国有化し、リップルウッドに買収された。 東 邦生命は、買収されてGEキャピタル生命となり、日興證券は、 これも経営が傾き、外資に助けを求め、外資の傘下にはいった。 日興コーデイアル証券となった。 倒産は続出して、金融恐慌の一歩手前までいった。 時の橋本政権は選挙で大負けした。 日本経済にとって致命傷となった。 竹中金融大臣が、「不良債権処理をやるべきです」といい、それを強化すべ きだといった。 すると、銀行は貸しだしを抑制するためさらに不況となる。 不良債権 と認定された企業は次から次へと倒産していくため小泉政権の自殺者数や、倒産件数は歴代1位である。 この竹中金融担当大臣が就任している間、UFJ銀行は経営不安に陥り、54も の金融機関が倒産した。 足利銀行も倒産した。 建設会社が倒産したときに、竹中 金融担当大臣は、とてもよろこんだ。 「これが構造改革の進展している証拠だ」 そして、竹中金融担当大臣は、4月1日からペイオフを唱えている。 ペイオフは世界各国でどこもやっていない政策である。 ところが、竹中が「どこもやっている」とテレビでいうことで、このとんでもない破壊的な政策をやる流れ になっている。 そしてこの数年間、日本を痛めつける政策をずっと立案してきた人物の竹中が郵政を解体してしまおうとしている。 というわけだ。 不良債権の処理こそが構造改革だと。。。 彼等のやり口はこうでした。 一、株式は自己資本の半分以下にすること。 二、不良債権は二年で半減すること。 不良債権処理に充てた資金には税金を課す ただし繰り延べ資産として7年間分認める 私達は国の命令で株式の売却を始めました。 株の暴落が始まり長銀は国有化され長銀の株券は一夜で紙くずとなりました。 数兆円の血税をつぎ込み身奇麗にした 長銀は瑕疵担保条項までつけて外資の手に渡りました。 その後私達は恐ろしい光景を目にすることとなりました。 瑕疵担保条項によって死ななくても良い企業まで次々と息の根を止められて行きました。 その時つぶせばつぶすほど外資がもうかる条約だった事に私達は気づきました。 そんな時あの竹中が金融中枢に入ってきたのです。 そしていきなり繰り延べ資産は認めないと言い出したのです。 税金は取っておきながら、です。 人々はパニックに落ちました。 株価は大暴落し、旧額面で80円を割り込んだ時、外資の増資申し入れを受け入れました。 その翌日から外資の数千億単位の株式購入が連日のように続きました。 日本の国富が外資の手に落ちて行くのを私達は茫然と見ているしかありませんでした・・・。 私達は竹中によって株式をもっと売り払えと指導されていたからです。 GENDAI NETに気になる記述を見つけました 2005年11月30日 掲載 10月23日(日)の「がっちりマンデー!! それでも個人投資家のシェアは15年前から7%程伸びただけというのが実情。 注目はやはり、15年間で4倍にも跳ね上がって、いまやシェアの半分になろうとしている外国人投資家の方でしょう。 日本の株式市場なのに、国内機関投資家のシェアがたったの3%以下(信託入れても12%)なのに、外国人投資家が46. 7%もあるというのも、いかにも異常な感じがします。 もしかして彼らは、バブルを経験していない(orその当時ひどい目に遭わなかった?)新興の勢力なのかもしれません。 もしそうだとすると、いやな予感が脳裏をよぎります。 彼らの投資資金は、海千山千の外国人投資家に揺さぶりをかけられて丸ごと持っていかれる…というシナリオなのではないでしょうか。 1994年:メキシコをはじめとする中南米バブル、1997年:東南アジアバブル、1998年ロシア金融危機など、次々と各地でバブルを演出し、そのたびに自分達だけがっぽり儲けて、地元の経済や社会をボロボロに破壊し、そこに付けこんでIMFを介して世界各国の経済支配を強化してきた勢力がいます(参照:17664、リンク)。 今回は、小泉首相をはじめ官庁やマスコミまでがグルになって旗を振って、国民を道連れにバブルに突き進もうとしているかのように見えます。 私達は、それらの勢力やエコノミストたちの戯言に惑わされて、前回のバブル崩壊や中南米・アジアと同じ轍を踏むようなことはあってはならないと思います。 自分の書いていることが恥ずかしくないの? 戦後、日本でハイパーインフレが起きたことは誰もが知っているというか、当時の国民が経験したこと。 1945年10月から1949年4月までの3年6か月の間に消費者物価指数は約100倍となったとウィキペディアにも書いてあるぞ。 どうしておバカが知ったかぶりでコメントするのだろうか、と思った方、クリックをお願い致します。 ド素人の妄想はもういいよ 戦後のインフレと言われているのはアメリカの指示で戦時国債を返さなくても良くする為に、意図的に円の価値を下げて、借金の額面だけ据え置いただけの話 デノミの逆をやって資産家の財産を取上げたんだ インフレは供給より需要が大きい場合にしか起きない 日銀がいくら金融緩和しても株式市場や海外投資に廻るだけで物価は上がらない そもそも日本は常に供給過剰な国でハイパーインフレになった事は一度もない ハイパーインフレーションとはフィリップ・ケーガンにより、「インフレ率が毎月50%を超えること」と定義されている。 毎月のインフレ率50%が継続すると、一年後には物価が130倍に上昇することになる。 すなわち、インフレ率13000%である。 戦後の日本は確かにインフレ率が高まったが、別にハイパーインフレになどなっていない。 中川隆 2018年11月17日 11:09 続き 米軍に国土を焼け野原にされ、供給能力が極端に落ち込んだ1946年の日本であってさえ、物価が6倍「程度」のインフレでしかなかったのだ。 戦後、物が不足したのは米軍が意図的に物資を市場に出さなかったから。 別に需要が生産量より多かったからではない。 戦時中も終戦後しばらくも大したインフレにならなかったんだから、農業が再開されれば食料不足は有り得ない、 従って戦後のインフレはアメリカが意図的に作った偽りのインフレという事 元々日本は供給能力が高かったから輸入と上手く組み合わせればインフレになる訳ないんだよ 米軍は食料の流通と配給制度を破壊した上で、ララ物資という食料を配給し、アメリカに恩義を感じさせる政策をとったんだよ。 GHQは小麦や脱脂粉乳などのアメリカの余剰農産物を大量に日本に輸出したかったので、日本の農業を壊滅させる占領政策を取ったんだ。 それが農家には食料が有り余っていたにもかかわらず餓死者が出た理由 東京の小売物価は、全国平均と比べて高く推移する傾向があった。 中川隆 2018年11月17日 11:21 フランクリン・ルーズベルト大統領やニューディール派は親共産主義だったので、戦後の日本を階級が無い疑似共産社会にしようとしたんだ。 それで平等主義的な日本国憲法を制定、 農地改革で地主の土地を取り上げて貧民にタダ同然で分配、 貧民が土地を買う金を出せる様に人為的なインフレを起こし 預金封鎖で資産家の資産を取り上げた 戦後の人為的なインフレはそういう背景で起こされたんだよ 6. 隠れ読者 2018年11月17日 12:57 >ハイパーインフレーションとはフィリップ・ケーガンにより、「インフレ率が >毎月50%を超えること」と定義されている。 ウィキペディアの記述が全て真実だとは言いませんが、ハイパーインフレの項をみると 「国際会計基準では、3年間で累積100% 年率約26% を『ハイパーインフレーション』と 呼んでいる。 ただし具体的なインフレーション率の値によるのではなく、単に「猛烈な勢いで 進行するインフレーション」のイメージを強調する際に用いるマスメディアも多い。 」 とあり、これは客観的な真実。 つまり、777とやらが言っているのは「個人の独自定義」 でしかない。 つまり、777の主張は嘘とは言わないまでも、少なくとも正しくはない。 勝手に定義を変えないでくれるかな、777さんよ。 中川隆 2018年11月17日 15:21 ハイパーインフレーションの定義としてはフィリップ・ケーガンのが一番多く使われているよ。 そんな事も知らないのは経済学のド素人だけだよ。 : : [-20938] 参考資料 中川隆 2018年11月17日 植民地のインドは商品を輸出しても、その見返りの代金は ポンドでイギリスに蓄積され、デフレになり、不景気になった 2006年2月9日 アメリカの謎を解く 橋本裕の文学・人生日記帳 ブッシュ大統領が1月31日の一般教書演説で、「私は8800億ドルを減税し、国民に返却した。 今後も減税を恒久化し、09年に財政赤字を半減する」と述べた。 一方で、アメリカの経常赤字は05年が7900億ドル(93兆6940億円)、財政赤字も06年度は4230億ドル(約50兆2千億円)で過去最大、債務残高はすでに8兆ドル(約950兆円)を越えている。 日本では、税制赤字を解消するために、増税をしなければならないと考えられているが、アメリカは逆である。 減税をして国内消費を活性化し、景気をよくして税収をあげようとする。 さらにアメリカの場合は戦争によって軍需景気を作りだしているわけだ。 いずれにせよ、アメリカは消費大国。 国も国民も借金をして消費を楽しんでいる。 このアメリカの消費を助けているのが日本をはじめとするアジア諸国だ。 とくに日本の貢献が大きい。 日本は政府と民間が何百億ドルというアメリカ国債を買っている。 先日、朝日新聞夕刊「経済気象台」に「米国のもう一つの謎」という文章が載った。 経常収支の赤字が拡大しているにもかかわらず、ドル高が持続している謎について、それは借金国のアメリカが負債について支払う金利が「異常」に低いからだと書いている。 これに反して、アメリカの対外資産は巨大な利益を手にしている。 アメリカは莫大な借金をし、そしてその中から、わずかな一部を他国に貸している。 そして不思議なことに、巨大な借金のための利払いよりも、わずかな海外資産の方が多くの利益を生み出しているというのだ。 どうしてこんなマジックが可能なのか。 それは日本がこの逆をしているからである。 なぜ日本がこの分の悪い役回りを続けるのか、実はこれこそが本当の謎だということになる。 驚くべきことに、小さな対外資産から受け取る利子と配当が、大きな対外負債に支払う利子と配当を今日まで上回り続けている。 家計にたとえると、収入を上回る買い物をして毎月赤字が続き、借金が膨らんでいる。 ところが、多額の借金に支払う金利がゼロに近ければ、わずかばかり保有する預金などから受け取る利子の方が大きいという状態なのだ。 これでは赤字をいくら出しても、借金さえできれば、後は何の憂いもなく買い物ができる このうまい話に手放しで悪のりして、米国は経済収支赤字を続け、負債の増加に加速度がついている。 この構図が最近話題になり、債権国が浮き足だっている。 日本にその気配がないことが「謎」の源である 実はアメリカのこの「うまい話」は、19世紀に繁栄した大英帝国をまねているだけだ。 大英帝国の場合は、その繁栄の謎をとく鍵はインドをはじめとする植民地が持っていた。 たとえば当時イギリスの植民地であったインドは、香辛料などの原材料を輸出してイギリスを相手に多額の黒字を計上していた。 ところが黒字はルピーではなく、ポンドを使って決済され、そのままイギリスの銀行に預けられていた。 だからイギリスはいくら植民地を相手に赤字を出しても平気だった。 イギリスの銀行に預けられたポンドを、イギリス国内で使えばいいからだ。 インドは名目上は債権が増え、お金持ちになったが、そのお金をイギリスの銀行から自由に引き出し、自分の国では使えなかった。 お金の使い道は預金者ではなく、イギリスの銀行が決めていたからだ。 そしてもちろん、イギリスの銀行は国内の人々に貸し出した。 イギリス国民は植民地から輸入した品物で生活をたのしみ、しかもしはらったポンドもイギリスの銀行に吸収され、イギリスのために使われるわけだ。 こうしてイギリスはどんどん発展した。 一方植民地はどうなったか。 たとえばインドは商品を輸出しても、その見返りの代金はポンドでイギリスに蓄積されるだけだから、国内にお金がまわらなくなる。 どんどんデフレになり、不景気になった。 仕事がきつくなり、給料が下がり、ますます必死で働いて輸出する。 ところが黒字分の代金は、ポンドのまま名義上の所有としてやはりイギリス国内で使われる。 こうしていくら黒字を出してもインドは豊かになれなかった。 そして、赤字を出し続けたイギリスは、これを尻目に繁栄を謳歌できた。 このイギリスとインドの関係は、そっくり現在のアメリカと日本の関係だと言ってもよい。 経済同友会元副代表幹事の三國陽夫さんは、「黒字亡国」(文春新書)にこう書いている。 輸出拡大によっていくら日本が黒字を蓄積しても、それはアメリカ国内にあるアメリカの銀行にドルで預け入れ、アメリカ国内に貸し置かれる。 日本からの預金は、アメリカにしてみれば資金調達である。 貸し出しなどに自由に使うことができる。 日本は稼いだ黒字にふさわしい恩恵に与らないどころか、輸出関連産業を除いて国内消費は慢性的な停滞に喘いでいる。 停滞の原因であるデフレはなかなか出口が見えない。 日本の黒字がドルとして流入したアメリカはどうなのか。 ドルはアメリカの銀行から金融市場を経由して広く行き渡り、アメリカ経済の拡大のために投下されている。 日本の黒字は結局、アメリカが垂れ流す赤字の穴埋めをし、しかもアメリカの景気の底上げに貢献しているのである。 ・・・ 輸出で稼いだ黒字を日本がドルでアメリカに預け、日本の利益ではなく、アメリカの利益に貢献している限り、円高圧力もデフレ圧力も弱まることなく、政府・日銀がいくら財政支出や金融緩和というデフレ解消策を講じても、一向に持続性ある効果は現れないのである 幸い、最近この貿易構造がかわりつつある。 日本の貿易相手国が中国をはじめとするアジアやヨーロッパにシフトしたことで、日本の対米黒字の割合が相対的に低下したからだ。 こうして日本がデフレから解放されるチャンスがここから拡大した。 しかし、問題はすでに厖大なドル建て資産をアメリカに持っていることだ。 日本人の汗の結晶であるドル建て資産が、今後ドル安で何百兆と失われる可能性がある。 こうした形で、アメリカは最終的に日本の資産を合法的に手に入れようとする。 「今後も減税を恒久化し、09年に財政赤字を半減する」というブッシュの一般教書の宣言は、これからも日本をはじめ、世界から資金を調達するという意思表示と読むべきなのだろう。 : : [-20938] 参考 アメリカが平成バブル前に日本に内需拡大を要求した理由 石原慎太郎都知事「アメリカの犬 小沢一郎の正体」を暴く 『1980年代から1990年代にアメリカは、日本に対しすさまじいばかりの金額の内需拡大要求をしています。 その要求を丸呑みした小沢一郎は、元祖媚米派というべき存在です。 アメリカは、80年代から90年代にかけては、アメリカ企業の需要拡大のために「内需拡大」を唱えていたものの、アメリカ企業の体たらくに匙を投げて、今度は日本企業そのものをアメリカ資本のものにしようという作戦に転じたのかもしれません。 アメリカ大好きの自称保守は、80年代から90年代にかけてのアメリカの理不尽とも思える「内需拡大要求」についてはどう弁明するつもりでしょうか。 』 上のアメリカが小沢・金丸に八年間で四百三十兆円も公共事業に使わせた理由の推測は完全に間違っていますね。 真実は、純真な小沢信者さんが信じているより遥かに恐ろしかったのです: その昔、日本は国民総ででバブルに踊った時代がありますたね。 バブルを起こして潰す。 奴ら 中川注 ロックフェラーとロスチャイルドの事 の詐欺手口の最たるものですた。 バブルがはじけて今では失われた10年と言われていますが、今だに日本経済はその後遺症を引きずっています。 自殺者はバブル崩壊から毎年3万人。 今だにその数は変わっていません。 その手口を見れば分かるのですがいつもワンパターンです。 最初は甘い話でカモを釣る。 こうやれば儲かりますよ。 おいしい話でカモを誘います。 そしてころ合いを見計らって真っ逆さまに突き落とす。 詐欺師の典型的なパターンです。 最初に奴らはバカスカ札束を刷って、バブルを引き起こす。 銀行は貸して貸して貸しまくる。 株に投資すれば儲かるよ。 土地を買えば儲かるよ。 そしてカモが罠にかかったころ合いで急に蛇口を閉める。 貸し渋りをやるわけです。 これをやられたら投資家はいきなり資金難に陥ります。 そして、資金難に陥ったカモ達から担保として株、土地、あらゆる資産を奪い取るのです。 昔からやっていることは同じです。 いい加減気付いたらどうかと思うのですが、今だに引っ掛かっている人がいます。 その当時の日銀総裁であった澄田智(すみださとし)と言う方をご存じでしょうか。 日銀退官後は日本ユニセフ協会の会長などをやっていた方です。 澄田さんがバブル潰しの張本人と言われています。 その当時は、黙ってても銀行が頭を下げて貸しに来たという話は誰でも覚えているはずです。 そういうジャブジャブ溢れた資金が株や不動産に流れ込んだ。 借金しても金利は安いし土地や株を買えば値上がりするしで猛烈なバブルが起きたのですた。 そしてバブルが膨らみきったころ合いを図って、澄田さんはいきなり公定歩合を8%、長期金利は 10%まで引き揚げた。 蛇口を閉めたのですた。 借金すると金利が高い。 値下がりリスクのある株や不動産よりも安全な銀行預金の方が良いということで投資家は一斉に株と不動産から資金を引き上げた。 土地や株は一気に値下がり=バブル崩壊と言われています。 バカスカ金を貸し出して狂乱状態を作ってからブルを破裂させる。 その後には膨大な焼け野原、不良債権の山だけが残る。 それを二束三文で奴らが買い叩く。 昔からの手口。 ばればれの三文シナリオだったのですた。 さて、それにしても、そのバブル潰しの張本人澄田さんはどのような経歴の持ち主だったのでしょうか。 澄田さんと言えばフランスに留学した留学組で、その後ベルギー大使館、フランス大使館の一等書記官からキャリアをスタートしたエリート官僚ですた。 そしてその後は、順調に大蔵省で出世して日銀総裁になっています。 澄田さんとフランス財界のつながりはお父様の代から囁かれていますた。 澄田智さんは、日銀総裁を辞めた後、ロス茶イルドフランスの旗艦、投資銀行ラザール・不レールに最高顧問として天下りしています。 ちっとはカモフラージュでもして隠せと思うのですが、親子二代に渡って奴らの充実な部下だったという、そのまんまの経歴の持ち主ですた。 日本の金融業界に「核爆弾」を落とし、山一を倒産させ、金融業界のGHQとして日本上陸を行って来たロスチャイルドのゴールドマンサックスに、顧問として就任したのが、前日銀総裁の福井俊彦だった事をご存知でしょうか。 侵略者の「水先案内人」が、日銀総裁になるような日本の国に未来はあるのでしょうか。 超高金利で日本のバブルを崩壊させ、15年以上に渡る大不況を作り出した、元日銀総裁・澄田智は、フランス政府と、ロスチャイルドから全額資金を与えられ、フランスのスパイ養成大学を卒業していたと言われています。 澄田は日銀総裁退任後、「日本を大不況に追い込んだ功績をタタエラレ」、ロスチャイルドの銀行の特別顧問に「天下り」しているんです。 そして前日銀総裁・福井は、2005年、フランスの「国益に貢献した人物に与えられる」レジオン・ドヌール勲章を受けました。 もちろん、日本からは国民栄誉賞も、勲何等も受けていない。 倒産したリーマン・ブラザース、さらにはゴールドマンサックスのような投資銀行の時代は、間もなく終わるでしょう。 長距離ミサイルにより敵陣の軍事的要地を叩いた後には、膨大な数の艦隊が近海に駐留し、艦砲射撃を開始する。 その後、上陸作戦が展開されるというのが、戦いの定石です。 投資銀行という長距離ミサイルの攻撃が終わった今、次の軍事行動が準備され始めていると考えるべきでしょう。 かつて福井がゴールドマンサックスの「社員」であった当時、福井の執務室には、年中、ヘンリー・キッシンジャーが出入りしていたらしい。 さて、奴らは言います。 「我に通貨発行権を与えよ。 そうすれば誰が法律を作ろうが関係ない」 日銀が奴らの出先機関だと書いたら反論がありますた。 日本銀行の株の55%は財務省が保有しているから日銀は日本政府の持ち物であって、奴らの手先とは言えないでしょうというご指摘ですた。 確かにまぁ法律上の話はそういう話になります。 しかし、いろいろと歴史を見れば、そんなものは単なるカモフラージュの理屈付けなのが分かると言うものです。 その昔、日本は国民総ででバブルに踊った時代がありますたね。 バブルを起こして潰す。 奴らの詐欺手口の最たるものですた。 バブルがはじけて今では失われた10年と言われていますが、今だに日本経済はその後遺症を引きずっています。 自殺者はバブル崩壊から毎年3万人。 今だにその数は変わっていません。 その手口を見れば分かるのですがいつもワンパターンです。 最初は甘い話でカモを釣る。 こうやれば儲かりますよ。 おいしい話でカモを誘います。 そしてころ合いを見計らって真っ逆さまに突き落とす。 詐欺師の典型的なパターンです。 最初に奴らはバカスカ札束を刷って、バブルを引き起こす。 銀行は貸して貸して貸しまくる。 株に投資すれば儲かるよ。 土地を買えば儲かるよ。 そしてカモが罠にかかったころ合いで急に蛇口を閉める。 貸し渋りをやるわけです。 これをやられたら投資家はいきなり資金難に陥ります。 そして、資金難に陥ったカモ達から担保として株、土地、あらゆる資産を奪い取るのです。 昔からやっていることは同じです。 いい加減気付いたらどうかと思うのですが、今だに引っ掛かっている人がいます。 その当時の日銀総裁であった澄田智(すみださとし)と言う方をご存じでしょうか。 日銀退官後は日本ユニセフ協会の会長などをやっていた方です。 澄田さんがバブル潰しの張本人と言われています。 その当時は、黙ってても銀行が頭を下げて貸しに来たという話は誰でも覚えているはずです。 そういうジャブジャブ溢れた資金が株や不動産に流れ込んだ。 借金しても金利は安いし土地や株を買えば値上がりするしで猛烈なバブルが起きたのですた。 そしてバブルが膨らみきったころ合いを図って、澄田さんはいきなり公定歩合を8%、長期金利は 10%まで引き揚げた。 蛇口を閉めたのですた。 借金すると金利が高い。 値下がりリスクのある株や不動産よりも安全な銀行預金の方が良いということで投資家は一斉に株と不動産から資金を引き上げた。 土地や株は一気に値下がり=バブル崩壊と言われています。 バカスカ金を貸し出して狂乱状態を作ってからブルを破裂させる。 その後には膨大な焼け野原、不良債権の山だけが残る。 それを二束三文で奴らが買い叩く。 昔からの手口。 ばればれの三文シナリオだったのですた。 さて、それにしても、そのバブル潰しの張本人澄田さんはどのような経歴の持ち主だったのでしょうか。 澄田さんと言えばフランスに留学した留学組で、その後ベルギー大使館、フランス大使館の一等書記官からキャリアをスタートしたエリート官僚ですた。 そしてその後は、順調に大蔵省で出世して日銀総裁になっています。 澄田さんとフランス財界のつながりはお父様の代から囁かれていますた。 澄田さんのお父さんは何をやっていた人でしょうか。 澄田ライ四郎という方です。 第二次世界大戦中、満州の軍司令官ですた。 実はお父さん、ライ四郎さんの代から澄田さんはフランスとべったりな関係ですた。 ライ四郎さんも元はフランス陸軍大学で学びんだフランス駐在武官だったのですた。 その後、日本陸軍で出世して満州での軍司令官になったのですた。 『蟻の兵隊』という映画をご存じでしょうか。 この映画は、満州で戦っていた大勢の日本兵が置き去りにされた悲劇を描いたものですた。 日本兵を大勢、満州に置き去りにして一人ライ四郎は日本に逃げ帰った。 残された日本兵の多くが死んだ。 北斗の拳のケンシロウさんも真っ青の大量虐殺拳の使い手、それがライ四郎さんですた。 実はライ四郎さんは、戦争前からすでにフランスロス茶イルドキチガイ男爵さんの手下だったのですた。 戦後は戦争犯罪人として裁かれると思いきやGHQは無罪放免。 満州の軍司令だった人間です。 普通は絞首刑でしょう。 誰でも知っていることですが、日本はその当時、中国で麻薬を売っていますた。 その麻薬、アヘンの生産地は東南アジア地方のフランス領の国ベトナム、ラオス、カンボジア。 もちろんフランス領ですた。 フランス領、東南アジアでアヘンを栽培し、中国で売っていた。 麻薬の生産、管理していたのはフランスの軍産企業ドレフェ須、今は穀物商社としての方が有名でしょうか。 もちろんカーギルとならぶロス茶イルドキチガイ男爵の巨大穀物商社です。 ドレフェ須から仕入れて、中国で売りさばく。 その利益たるや膨大なものですた。 何度も書いているのですが、戦争というのは兵器産業と、麻薬産業のヤラセ金儲け祭りです。 澄田ライ四郎は、ロス茶イルドキチガイ男爵の手下。 ドレフェ須社の社員。 日本兵なんて置き去りにしようがなんだろうが、会社に忠誠を誓っていたのですから、そんなものは関係なかったのですた。 そして、ライ四郎さんの息子も立派にロス茶イルドさんの命令を実行しバブルを弾けさせた。 焼け野原に残された大量の日本人は死んでいった。 ロス茶イルドキチガイ男爵の忠実な部下なのだから、日本人が凍死家になって死んでいこうがなんだろうが関係ないのですた。 満州に日本兵を置き去りにして大量に凍死させたお父上と奇しくもやっていることは同じだったのですた。 息子の澄田智さんは、日銀総裁を辞めた後、ロス茶イルドフランスの旗艦、投資銀行ラザール・不レールに最高顧問として天下りしています。 ちっとはカモフラージュでもして隠せと思うのですが、親子二代に渡って奴らの充実な部下だったという、そのまんまの経歴の持ち主ですた。 誰でも調べれば分かることです。 この地球は、キチガイが支配している。 法律などあってないようなものなのです。 法律など誰が作ろうが関係ない。 日銀の白川総裁は、戦後初、日銀の個人筆頭出資者であるロスチャイルド財閥がつくった国際決済銀行(BIS)理事会の副理事長になりました。 BIS理事会の副理事長のポストは、そのために与えられたに違いありません。 このままデフレ政策を続けることを許したら、「ゆうちょ銀行」は160兆円の赤字国債という不良債権を抱え、年金の運用は破綻し、それどころか日本政府そのものが日銀のものになってしまうかも知れないのです。 確実なことは、 「日銀は日本のために創られたのではなく、世界支配層のために創られた」 ということです。 2012年4月18日 水 バブルを叩きつぶした三重野康元日銀総裁が逝去されました。 三重野氏は平成の経済を叩き壊した人です。 4万円近かった日経平均を何と1万5000円を割り込むところまで暴落させました。 この人のせいで自殺に追い込まれた人もたくさんいたことでしょう。 訃報:三重野康さん88歳=元日銀総裁 毎日新聞 2012年04月18日 15時00分(最終更新 04月18日 15時53分) バブル経済退治のため、金融引き締めを果敢に進め「平成の鬼平」とも称された三重野康(みえの・やすし)元日銀総裁が15日、心不全のため死去した。 88歳。 バブル経済退治のため、金融引き締めを果敢に進め「平成の鬼平」と持ち上げられていますね。 米国の中央銀行総裁に当たるグリーンスパンFRB議長が、名議長と言われたのは、ソフト・ランディングに成功したからである。 平成8年(1996)12月の「根拠なき熱狂」という彼の言葉は有名だ。 「根拠なき熱狂で膨らんだ株価は、いつ破裂してもおかしくない」と発言し、加熱していた市場の鎮静化に成功した。 膨らんだ風船から空気を抜いて、破裂のリスクを小さくしたのである。 その間に、実体経済が追い付いて、風船の中身が埋まれば、さらにリスクは小さくなる。 株価と地価のバブルは、それが継続している間は、大きな問題は生じない。 価格の上昇が実体経済を改善し、それがまた価格を上げるという好循環を生じえる。 バブルが問題なのは、それがやがて破裂し、すぐには回復できない大きな痛手を経済に与えるからである。 株価や地価の下落は、消費や投資を冷え込ませ、実態を悪化させるだけでなく、将来不安を生む。 不安が下落を呼び、それがさらに不安を高める悪循環に変わるのだ。 悪循環を生じさせないためには、可能な限り迅速な手当てが必要だ。 時間がたてばたつほど、加速度的に負の連鎖が広がるからである。 早ければ早いほど、傷は小さく、後始末のコストも低くてすむ。 バブル破裂後、日本でしばしば用いられたのが、「山高ければ谷深し」という相場の表現だ。 日本経済が大きな傷を受けたのは、バブルが異常に大きかったので、落ち込みも深くなった、という意味である。 しかし、そうではない。 異常だったのはむしろ谷の方なのだ。 谷があまりにも深くえぐられたので、それだけ山が高く見えただけなのである。 バブル破裂後の深刻な経済悪化を、「バブルの報い」「大きすぎたバブルの当然の帰結」とする見方は、かなり一般的だ。 しかし、大きな痛手は、そのままバブルの大きさの証明にはならない。 政策次第で、谷の深さ、破裂の傷はいかようにも変わるからである。 日本のバブル破裂の傷が、かくも深く大きくなったのは、ひとえに政策の失敗である。 バブル破裂が明白になってからも、「正常化」だとして放置し、対策を取らなかっただけでなく、下落をさらに加速させる誤った政策を取ったからである。 しかも、誤りは幾度も繰り返された。 「山高ければ谷深し」との見方は、こうした政策当局の誤りを隠蔽し、その責任を国民に転嫁するものでしかない。 日本の政策当局の、最も重大な問題は、意識的にバブルを破裂させたことである。 ソフト・ランディングを図るべきバブルを、叩きつぶしたことである。 日本経済が墜落したのは、政策当局が突然ガソリンを抜いたからである。 株価と地価の暴落を謀った日銀の犯罪 驚くべきことだが、三重野康日銀総裁は、「日本の株価と地価を半分に下落させる」と宣言し、実行した。 株価と地価を暴落させれば何が起きるか、今や素人でも知っていよう。 しかし、金融の専門家であるはずの日銀総裁が、それを理解していなかった。 日本経済の安定を目指すべき金融政策の責任者が、株価と地価を意図的に暴落させ、日本経済を崩壊へと導いたのである。 急激な金利上昇によって、意図的にバブルを破裂させたことである。 破裂してからもなお金利を上げ続け、回復不能なまでに株価と地価を暴落させたのだ。 単なる政策の遅れ、失策ではない。 意図的、意識的な逆噴射だったのである。 ルーブル合意後、2年以上にわたって続けてきた2・5%の政策金利を、日銀がようやく引き上げたのは、平成元年(1989)5月末のことだ。 ちなみに、2・5%の金利は、当時、「超低金利」と言われていた。 その後まさか超・超低金利である、ゼロ金利時代が来るとはだれも思わなかったであろう。 日銀は10月、12月とさらに金利を上げ続けた。 平成2年(1990)正月からの株価下落は、その効果の現れと思われた。 ふつうの国のふつうの政策当局なら、その効果を見極めるところだが、日銀はそうはしなかった。 3度の利上げにもかかわらず、年末まで株価が上昇し続けたことを日銀は苦々しく思っていたのかもしれない。 としがあけ、ようやく下がり始めた株価は、日銀にとって、慎重に見守るべき対象ではなく、叩き潰すチャンスと見えたのだろう。 株価がすでに2割近く下落していた平成2年(1990)3月、日銀は一気に1%という大幅な利上げを行い、8月にも0・75%の利上げを断行した。 15か月という短い期間に2・5%から6%へ、金利は3・5%も引き上げられた。 通常でも、これだけ急激な金利の引き上げは、市場の調整能力を上回る。 まして、バブルは膨らみきった風船のようなものである。 風が吹いただけでも破裂しかねない、パンパンに膨らんだ風船に、大鉈を振り下ろしたのである。 風船は破裂し、空を切った鉈は、実体経済に深いひびを入れた。 底割れになるのは時間の問題だった。 三重野総裁の辞書に、ソフト・ランディングという言葉はなかったのだ。 3か月足らずで、4分の3を切ったわけである。 しかし、まだ半分ではない。 株価はようやく半分になり、三重野総裁の目標は達成されたのである。 50%の暴落にも、日銀は、一向にたじろがなかった。 目標の達成をより確実にするためか、6%の政策金利は、平成3年に入っても引き下げられることはなかった。 そのころには、地価や不動産価格の下落が明らかになっていたにもかかわらず、である。 ようやく金利が引き下げられたのは、平成3年(1991)7月、株価の暴落が始まってから、すでに1年半が経過していた。 しかし、時すでに遅く、利下げをしても株価下落は止まらなかった。 平成4年(1992)8月、株価はついに1万5000円を割り、1万4309円という底値を記録した。 なんと63%強の大暴落だった。 繰り返すが、この暴落は、日銀によって意図的にもたらされたものである。 世界史に残る暴挙、狂気の沙汰というべきだろう。 しかし、誤っていたのは日銀だけではない。 日銀の暴走をとがめる声は、大きくならなかった。 バブル破裂後、日本政府がようやく景気対策を打ち出したのは、株価が1万4000円まで下がってからである。 株価暴落を「正常化」とする非常識 ちなみに、平成20年、サブプライム・ローン問題が深刻化し、欧米の金融当局は対策に追われたが、最初に緊急対策に動いた時の、米国株価の暴落は10数%であった。 欧米の当局は、日本の失敗に学んだからだ、との解説をよく聞いたが、必ずしも正しくない。 昭和62年のブラックマンデーへの対応を見ただけでも、欧米の政策当局が、如何に株価暴落を敏感に、深刻に受け止めているかが分かる。 当時はまだ信任だったグリーンスパンFRB議長が市場の信頼を獲得したのは、ブラックマンデーにおける、機敏な対応によってだとされている。 三重野総裁とて、日本経済を破壊したかったわけではあるまい(そう思いたい)。 バブル破裂を「正常化」としか思わず、それが、いかに経済を痛めるか、想像さえしなかった、日銀総裁の任にふさわしい識見と能力を持たない素人だった、ただそれだけのことである。 それにしても「殿のご乱心」を阻止するものが、日銀内部にいなかったのだろうか。 当時、日銀内部で、相対立する大激論があったという話は全く伝わっていない。 専門家集団とされる日銀が三重野総裁と同じ考えであったとすれば、恐ろしい話だ。 金融のコントロールタワーである日銀が、経済の素人集団ということになるからである。 もし、当時の日銀が、バブルつぶしに走らず、ソフト・ランディングを目指していれば、「谷」は深くならず、その後の長い経済低迷も、金融危機も生じなかったに違いない。 しかし、その三重野総裁を「平成の鬼平」ともてはやす評論家、マスコミがいた。 鬼平は、TVドラマにもなった人気小説の主人公で、火つけ盗賊改めの役人だ。 三重野総裁をバブルの火消しになぞらえたわけである。 さらには、その後、三重野総裁が「世界のベストバンカー賞」を授与されたことも書いておくべきだろう。 バブルを鎮静した公労を称えての受賞と報じられたが、その後の日本の状況を知った世界は、その評価を変えていよう。 いや、もしかしたら、「あの生意気な日本をよくぞ叩き潰してくれたね、よくやった!!」賞であったのかもしれないが・・・・・。 このバブル崩壊で、ソロモンブラザーズが大儲けをしましたね。 ソロモン・ブラザース証券に莫大に儲けさせた三重野総裁へのご褒美が「世界のベストバンカー賞」だったのではないでしょうか。 三重野氏のプロフィール(ウィキペディア) 東京大学法学部政治学科を卒業後、1947年10月に日本銀行入行。 採用試験場では、当時の採用部長(のち総裁)であった佐々木直が助け舟を出してくれた。 松本支店長、総務部長、営業局長、理事を経て、1984年12月に澄田智総裁の下で副総裁に就任。 澄田が元大蔵省事務次官で、天下り組ということもあって、この頃から日銀プロパーの三重野が、同行の実質的な最高実力者として長らく同行の金融政策決定に絶大な影響力を揮うことになった。 澄田智氏は日銀総裁を退任した後、仏投資銀行ラザール・フレール顧問に就任です。 この投資銀行のために働いた売国奴だったと推測されます。 この人の後を継いで総裁になったのが三重野氏。 三重野氏はソロモン・ブラザーズのために働いた人なのでしょう。 ソロモンへ天下ってませんが、あまりに露骨過ぎて出来なかったのではないかと思いますが。 それから、バブルを崩壊させたのは日銀だけではありませんでした。 総量規制を行った大蔵省もでした。 株価のバブル破裂後の平成2年4月、大蔵省は、金利上昇と株価下落で、十分地価は抑制されていたのに、さまざまな地価抑制策を実行しました。 ちょうど今、日銀が円を刷らずむしろ減らしてデフレ円高経済にして、財務省が海外支援三昧と消費税増税を図っているという、日銀と財務省が手に手を取って日本国民からお金を吸い取って、大企業に集約し外資様へご奉仕しようとしていることとかぶりますね。 これも日本人を殺しての外資様にご奉仕で、過去からずーっと続けられていることのようですね。 : : [-20938] 日本の官僚が日本の国益よりアメリカの国益を重視する理由 日本の官僚の上司はアメリカの軍人だった 安部首相より文部省次官の方が偉い理由 日本の官僚に指示を与えて動かしている日米合同委員会とは 日本政治を図らずも30年近く見てきて、いつも不思議に感じてきたことがある。 それは、「地方分権」と言われながら、いまだにすべての情報は中央、東京に集中し、内政における大枠の情報がほとんど東京に集中していることである。 しかも国家主権にわたる外交、安全保障、国の経済政策、教育政策、福祉政策、医療政策、その他の分野でも大きな方針、政策は、すべて霞ヶ関から、国会議員に「勉強会」という形で官僚から卸されてくるのである。 そこで国会議員になった人間は、その中の一つか二つの分野に精通し、期数を重ねることによっていわゆる族議員というものになって、その内政の利権のお裾分けに預かる。 この仕組みが、今も続く戦後の日本政治である。 さらに不思議なことは、その霞ヶ関に大きな政策を棚卸ししてくるのが、戦勝国であるアメリカなのである。 今回は、その大きな役割の一つを担っている「日米合同委員会」なるものを改めて紹介したい。 不勉強の小生はこの組織のことを知ったのが、十年ちょっと前である。 2011年の311以降、ネットや一部の本でもやっと言及されるようになったが、多くの日本人はマスコミがほとんど報道しないので全く知らないのではないだろうか。 そのためにいまだに一般の日本人には、認識されていないが、「日米合同委員会」というものが、戦後日本政治をコントロールしてきた最重要会議であることは間違いないのである。 憲法で規定された国権の最高機関である国会を現実には超越していると言っても過言ではない。 今回の安保法制を巡ってもテレビのニュース等で、あたかも日本が独立国としてこの法制を審議しているかのような報道がなされているが、残念ながら、このような報道は戦後に創られた共同幻想を維持するためものでしかない。 ところで、話題の書である矢部宏治氏は『日本はなぜ、「基地」と「原発」を止められないのか』で、矢部宏治氏は、「日米合同委員会」についてこう書いている。 日本はなぜ帰途と原発を止められないか 「官僚というのは法律が存在基盤ですから、下位の法体系(日本の国内法)より、上位の法体系(安保法体系)を優先して動くのは当然です。 裁判で負ける側には絶対に立たないというのが官僚ですから、それは責められない。 しかも、この日米合同委員会のメンバーがその後どうなっているかを調べてみると、このインナー・サークルに所属した官僚は、みなそのあと、めざましく出世している。 とくに顕著なのが法務省で、省のトップである事務次官のなかに、日米合同委員会の元メンバー(大臣官房長経験者)が占める割合は、過去17人中12人。 そのうち9人は、さらに次官より格上とされる検事総長になっているのです」 日米合同委員会の構成メンバーを見ると、米側がほとんど軍人である。 米側代表は在日米軍司令部副司令官である。 代表代理として在日米大使館公使、在日米軍司令部第五部長、在日米陸軍司令部参謀長、在日米空軍司令部副司令官、在日米海軍司令部参謀長、在日米海兵隊基地司令部参謀長である。 在日米軍の軍人が威嚇するかのごとく居並んでいる。 日米合同委員会の日本側代表は外務省北米局長である 代表代理は、法務省大臣官房長、農林水産省経営局長、防衛省地方協力局長、外務省北米局参事官、財務省大臣官房審議官である。 選挙で選ばれた政治家は一人も入っていない。 これは極めて象徴的な演出で、米国側は意識的に軍人を出している。 現在も日本が米国の軍事占領下にあることの象徴なのだろう。 わかりやすく言えば、日本官僚はネイティブの日本支配者であり、在日米軍の意向を受けて官僚の利権を維持拡大しているというわけである。 そして、日米合同委員会から多くの検事総長を出す。 そして日本の対米隷属に異を唱え、真の独立を目指す人間を裁判にかけて攻撃する。 その対象になったのが、最近では小沢一郎氏であった。 また、日米合同委員会で決まったことが公表されることはない。 記録として残されることもない。 いわば密約である。 それが日本官僚を通じて政権与党である自民党に降ろされている。 前回のレポートでも指摘した覇権国である米国経済の実情を考えると、もっと多くの日本人がこのことを知るべき時を迎えている。 日米合同委員会1日米合同委員会2 下記の参考資料を読んでいただければ、総理になった人間ですら、日米合同委員会のことを知らなかったことがわかる。 日本の政治は見事なまでに空洞化しているのである。 そして、まさにこの本を執筆するきっかけとなった鳩山友紀夫元首相。 先にこの本を読んでいれば、私も総理を辞めずに済んだかもしれない、と(笑)。 もちろん、私は自分の非力について言い訳する気はありません。 総理として一度は沖縄県民に期待感を与えながら(県外移設を)実現できなかったのは私に大きな責任があります。 ただ、この本を読んで、当時、自分がもっと政治の裏側にある仕組みを深く理解していれば、結果が違っていた部分もあるのかなとは思いました。 それだけに、自分が総理という立場にありながら、この本に書かれているような現実を知らなかったことを恥じなきゃいかんと感じるわけです。 矢部 鳩山さんは以前、インタビューで「官僚たちは総理である自分ではなく『何か別のもの』に忠誠を誓っているように感じた」と言われていましたが、その正体がなんであるか、当時はわからなかったのでしょうか? 鳩山 物事が自分の思いどおりに進まないのは、自分自身の力不足という程度にしか思っていませんでした。 本来ならば協力してくれるはずの官僚の皆さんには、自分の提案を「米軍側との協議の結果」と言って、すべてはね返されてしまって。 分厚い壁の存在は感じながらも「やっぱりアメリカはキツイんだなぁ」ぐらいにしか思っていなかった。 その裏側、深淵の部分まで自分の考えは届いていなかったのです。 しかし、矢部さんのこの本はもっと深いところで米軍と官僚組織、さらには司法やメディアまでがすべてつながって一体となった姿を見事に解き明かしてくれて、いろんなことが腑(ふ)に落ちました。 この本を読んで、目からうろこが何枚落ちたかわからないくらい落ちましたね。 矢部 在日米軍と日本のエリート官僚で組織された「日米合同委員会」の存在は、当時ご存じなかったということでしょうか? 鳩山 お恥ずかしい話ですが、わかりませんでした。 日米で月に2度も、それも米軍と外務省や法務省、財務省などのトップクラスの官僚たちが、政府の中の議論以上に密な議論をしていたとは! しかもその内容は基本的には表に出ない。 私が総理の時にアメリカから「規制改革をやれ」という話があって、向こうからの要望書に従って郵政の民営化とかがドンドンと押しつけられた。 そこで「この規制改革委員会はおかしいぞ」というところまでは当時もわかっていたのですが。 矢部 日米合同委員会は基本的に占領以来続く在日米軍の特権、つまり「米軍は日本の国土全体を自由に使える」という権利を行使するための協議機関なのですが、この組織が60年間続いていくうちに、そこで決まったことには、もう誰も口出しできないという状況になってしまった。 なかでも一番の問題は、日米合同委員会のメンバーである法務官僚が、法務省のトップである事務次官に占める割合は過去17人中12人、そのうち9人が検事総長にまで上り詰めている。 つまり、米軍と日本の高級官僚をメンバーとするこの共同体が、検察権力を事実上握っているということなんです。 しかも、在日米軍基地の違憲性をめぐって争われた1959年の砂川裁判で、当時の駐日米国大使だったダグラス・マッカーサー2世が裁判に不当な形で介入し、「日米安保条約のような高度な政治性を持つ問題については、最高裁は憲法判断をしない」という判例を残してしまった。 ですから日米合同委員会の合意事項が仮に憲法違反であっても、日本国民にはそれを覆(くつがえ)す法的手段がない。 鳩山 それはつまり日米合同委員会の決定事項が、憲法も含めた日本の法律よりも優先されるということですよね。 そのことを総理大臣の私は知らなかったのに、検事総長は知っていたし役人も知っていたわけだ。 矢部 ですから、鳩山さんの言う「官僚たちが忠誠を誓っていた何か別のもの」、つまり鳩山政権を潰(つぶ)したのは、この60年続く日米合同委員会という米軍と官僚の共同体であり、そこで決められた安保法体系だというのが現時点での私の結論ですね。 鳩山 日米合同委員会に乗り込んでいきたいぐらいだね。 「何をやってるんだ、おまえら!」みたいな感じで。 ただ、そういうものが舞台裏で、しかも、憲法以上の力を持った存在として成り立っていたとしても、決してメディアで報道されることもないし、このメンバー以外にはほとんど知られないような仕組みになっているわけですよね。 矢部 このような「見えない力」の存在は、政権内にいないと、野党の立場ではまったく知り得ないものなのでしょうか? 鳩山 私も自民党時代がありましたので、8年は政権党にいたわけですが、当選1回や2回の新人議員の間は、官邸内部で何が動いているか知りようもありませんでした。 でも与党の一員としては扱ってもらっていたと思います。 それが野党となると、与党、特に与党の中枢の方々とは情報量が圧倒的に違う。 官僚も野党に話す場合と与党に説明に行く場合では、丁寧さも説明に来る人の役職も全然違う。 そのぐらい野党に対しては、官僚は区別し、冷たい対応をしていました。 つまり、自民党政権と官僚機構が完全に一体化していたということです。 野党は圧倒的に情報過疎に置かれているのは事実で、国民はその野党よりも情報が少ない。 この先、特定秘密保護法によって、ますます国民には何も知らせない国になるわけで、非常に恐ろしいことだと思います。 日本全土が「米軍の基地」という現実 矢部 「横田空域」という、1都8県の上に米軍が管理している広大な空域がありまして、日本の飛行機はここを飛べない。 これなんか典型的な「米軍が自由に日本の国土を使える」事例ですね。 鳩山 私も横田空域のせいで、日本の航空会社が非常に不自然な飛行ルートで飛ばされていることは知っていましたが、「沖縄と同じように、米軍の優位性というのが東京や関東周辺にもあるんだな」という程度にしか理解していなかった。 しかし、具体的に図を見ると、関東上空がこれほど広範囲に米軍に「占領」されているという事実に仰天しますよね。 沖縄だけではなくて、実は日本全体がアメリカに今でも支配されているも同然ですから。 矢部 飛行ルートの阻害もありますが、それより問題なのは、米軍やCIAの関係者が日本の国境に関係なく、この空域から自由に出入りできる、入国の「裏口(バックドア)」が存在することです。 これはどう考えてもおかしな話で、こんなことは普通の主権国家ではあり得ません。 この問題なんて国際社会にアピールしたら、みんなすごく驚くと思うんです。 これは今、日本で起きているほかの問題、特に原発の問題にも絡んでくる話ですが、日本という国が置かれている状況の歪(ゆが)みやおかしさを伝えるいい事例になると思っています。 結局、日米安保条約とは、米軍が「日本の基地」を使う権利ではなく、「日本全土」を基地として使う権利を定めたものなのです。 旧安保条約の第1条で米軍にその権利が認められ、60年の安保条約で文言は変わっていますが、その権利は残されている。 これを「全土基地方式」というのですが、これはなんとしても国際社会にアピールして変えていかないといけない 鳩山 矢部さんの本だと、米軍がそんなことをできる根拠は、敗戦国である日本を今でも「敵国」と見なした、国連憲章の「敵国条項」があるから、という話でしたが。 矢部 そこの説明は少し複雑で、旧安保条約第1条には、そうしたメチャクチャな軍事利用のあり方は、日本側が望み、アメリカ側がそれに応えたものだということが書かれている。 そうした戦後処理を日本が望んだ以上、日本の主権や国民の人権がいくら侵害されていても、国連は口を出せないというロジックになっているんです。 一種の法的トリックと言ってもいい。 ですから、日本にちゃんとした政権が誕生して、国際社会で堂々と議論し、「全土基地方式はやめてくれ」と言ったら「それは敵国条項があるから無理だ」とは絶対ならないと思います。 米軍の占領状況を米国民に訴えろ! 鳩山 矢部さんのような方の努力もあって、私もようやく目隠しが外れて真実が見えてきたわけですが、問題はそこから先をどうするかです。 やはり一部の人たちだけが目隠しを外すんじゃなくて、日本の国民の多くに触れられるPR戦術というか、日本の戦後の背後には何があるのかをきちんと解き明かす手段が必要だと思いますね。 それと、日米関係に関わっている米軍関係者を除けば、アメリカの議会や国民は日米合同委員会なるものがどういう役割を果たしてきたのか、それが今も日本の主権をさまざまな形で侵害している事実も知らないと思います。 しかし、こうした状況はアメリカの国民から見ても「異常なこと」だと映るはずですから、われわれが海外、特にアメリカの議会や国民に対して「日本は今も事実上、米軍に占領されているけれど、本当にこれでいいのか?」と訴えることが重要です。 矢部 情報発信という意味では、今、ドイツなど多くの国が日本の原発汚染に対して「何を考えてるんだ!」って相当に怒っている。 基地の問題だけだと「勝手にやっててくれ」となるかもしれないけれど、原発の問題はそうはいかない。 全地球的な問題です。 あれだけ深刻な原発事故を起こした日本がなぜ、今再び原発推進への道を進もうとしているのか? その背景には「日米原子力協定」という、自国のエネルギー政策すらアメリカの同意なしには決められないという、客観的に見ても非常に歪(いびつ)な構造がある。 それをうまく国際社会にアピールできたら、こうした日本の歪んだシステムに世界の光が当たる可能性はあります。 鳩山 そうですね、日本のメディアも完全に取り込まれてしまっているのであれば、基地の問題だけではなく、原発も併せて海外に訴えるほうが、圧倒的に意義があると思います。 ただし、そうした「外圧」に頼るだけでなく、結局はこの国の政治を変えない限り、そして多数派にならない限り、こうした流れは大きく変えられません。 *2015. 16 NEWSポストセブンより 「米軍幹部と日本の官僚が進路決める「日米合同委員会」の存在」 東京都港区南麻布。 都内屈指の閑静な高級住宅地も、そこだけは異空間が広がる。 入り口には屈強なガードマンが立ち、脇には「100%、IDチェック」と書かれた案内書きがある。 米軍施設の「ニューサンノーホテル」である。 在日米軍関係者は、 「ここは赤坂の米国大使館以上に、米国にとって重要な施設。 表向きは来日した米軍関係者の宿泊施設ですが、米海軍情報部や CIA の拠点が置かれていて、日米のインテリジェンスの集積地です」 と説明する。 日本のメディアどころか、政治家も立ち入れない。 そんな場所で、日本の高級官僚と在日米軍関係者は、定期的に会合を重ねていた。 1960年に日米安全保障条約を締結した際に改めて交わされた。 そこでは、日本の安全保障の根幹に直接かかわる問題から、米軍基地と周辺住民の諍いまで協議される。 前者は在日米軍基地の移転・縮小、米海兵隊の新型輸送機オスプレイの配備といった問題、後者は基地内のゴミ処理、航空機の騒音問題などだ。 かつては、米兵の犯罪並びにその処遇も、開かれた法廷ではなく、密室の話し合いによって、解決がなされたこともあった。 日米合同委の組織は、米国側は在日米軍司令部副司令官、在日米大使館公使など、日本側は外務省北米局長を代表として法務省大臣官房長、防衛省地方協力局長といった面子だ。 日本側の代表者及び代表代理は、将来的に事務次官を狙えるポストにある。 そんな高級官僚が、在日米軍や米大使館の有力者と密議を交わすことから、日米合同委は「影の政府」との異名もつく。 ただし、彼らが一堂に会するわけではない。 同委員会は、基地問題、刑事、環境など35の分科会や部会に分かれ、担当ごとに参加者が決まる。 実際に出席したことのある官僚が明かしてくれた。 「日米の責任者(担当者)が最低一人、書記および通訳などの職員が最低二人は出席する。 対話は基本的には日本語で行なわれますが、日本側も英語の話せる通訳を連れているため、微妙なニュアンスで日米の解釈が異なるという事態は生じない」 関係者らの話をまとめると、毎月2回ほど開かれ、開催場所は米国と日本で持ち回りとなる。 米国ならニューサンノーホテル、日本の場合は外務省を中心に、分科会や部会ごとに代表者の所属する官庁内で開催されているという。 だが、会合の中身は一切明かされない。 合意の一部は外務省、防衛省のホームページに公表されているが、それも簡潔に記されているだけだ。 同委員会を所管する外務省北米局に日米合同委の詳細を問い合わせても、「回答できるのは、既に公表しているものだけ」の一点ばりで、防衛省広報課に問い合わせても、「外務省が所管なので、外務省に聞いてください」という堂々巡りだった。 元琉球新報論説委員で、在日米軍基地問題に詳しい沖縄国際大学大学院教授・前泊博盛氏は語る。 「日米合同委に合意内容を公表する義務はない。 「日米合同委員会の公表」もそこに含まれた。 しかし、結果的に「合意内容」の公表こそ一部改善はされたものの、会合内容が公表されることはなかった。 「基本的に軍事関係の取り決めなので米軍側は、情報を出したくない。 また、米軍に有利に推移した合意内容を表に出して、日本人の神経を逆なでしたくないという思いもある。 日本側としても、米国との交渉に負けた、との誹りを避けるために、できるだけ隠密に事を収めたい」 必然的に日米合同委は「密約の温床」になってしまう。 (終わり) 6. : : [-20938] アベノミクスとは何であったのか? 日本円が超円安になった理由 「アベノミクス」の正体 日本食潰す金融投機資本に貢ぐ 2013年5月17日付 安倍政府が発足して以後、「アベノミクス」と呼ばれる異次元の金融緩和や公共投資を中心とする政策が台頭し、急激な円安と株高の局面があらわれている。 海外投資家が時価総額のうち七割を占めている株式市場が熱狂し、さらに円安でトヨタをはじめとした輸出企業が過去最高益を上げるなど、金融緩和と為替マジックで金融資本や一部大企業がバブルに浸っている。 ところが一方で、燃油や穀物を中心に日本国内では生活必需品の価格が急騰し始めるなど、国民生活に深刻な影響が広がっている。 「アベノミクス」でいったいなにが起きているのか、どうなっていくのかが重大な関心を集めている。 バブルに群がる海外投資家 この間、日経平均株価はリーマン・ショック以前と同レベルの価格まで急騰してきた。

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peketaminのブックマーク / 2017年11月3日

隠 され た 真相 を あぶり だせ タスク

接続を確認。 お帰りなさいませ、アレイスター様。 問答型思考補助式人工知能リーディングトート78は入力されたタスクに従って活動を開始します。 件の絶対能力進化実験レべルシックスシフトの問題について議論しましょう。 まずもって大前提の確認をいたします。 今回アレイスター様が計画した絶対能力進化実験レべルシックスシフトは、この世界全体に能力者が無意識に発生させているAIM拡散力場を広めることで虚数学区を世界を覆うように発生させることでした。 方法論としては絶対能力進化実験レべルシックスシフトをわざと頓挫させ、妹達シスターズを治療と称して世界各地に送り込むことが確立されていました。 リンク先に別議題あり。 絶対能力進化実験レべルシックスシフトに関連した諸計画の詳細については『こちら』をどうぞ この目的は達成できたとみるべきでしょう。 結果として、一方通行アクセラレータの打倒は御坂美琴によって成せられ、絶対能力進化実験レべルシックスシフトの頓挫は確実なモノになりましたので。 ただし、そのことに関する別の問題が発生したのもまた事実です。 別の問題。 つまり、一方通行アクセラレータの死亡によりアレイスター様の計画プランに重大な誤差が発生したという問題についてです。 現状、この問題に対するアプローチは二つほど考えられます。 一つは計画プランそのものを一度破棄すること。 生命維持装置によって推定寿命が1700年ほど存在しているアレイスター様ならば、現在と同じ条件が再びそろうまで生き続けるということが可能であります。 ならば、現段階で重大かつ明らかな誤差が認められる計画プランそのものを完全に破棄し、次のチャンスが来るのを待つという手段をとることも可能です。 しかしこれは得策ではありません。 現段階での計画プランの破棄はあまりにも極論すぎますし、1700年以内に現在と同じようなバランスをもって計画プランを実行できるだけの状況がそろうとは限りません。 あるいは、1700年という時間が過ぎ去ってもなお計画プラン実行に必要な人材、状況、感覚等が揃わない可能性も存在します。 リンク先に別議題あり。 アレイスター様の推定寿命以内に計画プランがもう一度実行可能になる状況が揃う可能性については『こちら』をどうぞ 故に、もう一つのアプローチを推奨します。 もう一つのアプローチは一方通行アクセラレータに代わりうる人材を計画プランの中心に置き直し、現状のままに計画プランを推進していく方法論です。 一方通行アクセラレータの死亡は計画プランに重大な誤差を与えましたが、一方通行アクセラレータという存在は決して代替不可能な人材ではありません。 例えば第二候補スペアプランである学園都市第二位の超能力者レベルファイブ、垣根帝督であれば一方通行アクセラレータの代替は可能です。 ただし、これもまた得策とは言えないでしょう。 第二位の超能力者レベルファイブ、垣根帝督の能力特性は第一位の超能力者レベルファイブ、一方通行アクセラレータとあまりにも正反対すぎます。 『すべてを破壊する』モノと『すべてを創り出す』モノ。 『こことは違う世界における有機』と『こことは違う世界における無機』。 『神にも等しい力の片鱗を振るう者』と『神が住む天界の片鱗を振るう者』。 垣根帝督を一方通行アクセラレータの代替存在にした場合、計画プランの失敗は確実なものとなるでしょう。 リンク先に別議題あり。 垣根帝督を計画プランの中枢に添えた場合の計画プラン成功確率については『こちら』をどうぞ 故に、一方通行アクセラレータの代替存在として計画プランの中枢にそえるべき存在は学園都市第二位の超能力者レベルファイブ、垣根帝督ではなく学園都市第三位の超能力者レベルファイブ、御坂美琴とするのがふさわしいでしょう。 御坂美琴と一方通行アクセラレータの性質は先の戦闘でも観測されたように非常にに似通っています。 リンク先に別議題あり。 また、能力性質も『破壊』という一面では似通っています。 御坂美琴の役割は既に妹達シスターズの生産が終わった時点で終了したと言えますし、これから一方通行アクセラレータの代役を任せることになったとしても誤差は最低限に済むでしょう。 ただし、御坂美琴にもまた問題点が存在します。 一つに御坂美琴の器が一方通行アクセラレータよりもはるかに矮小であるという事。 幼少期から『闇』の中にいた一方通行アクセラレータと日常の中で過ごしていた御坂美琴では精神の強弱が違います。 二つに友人関係の有無。 『闇』の中にいた一方通行アクセラレータの人間関係は希薄でしたが、御坂美琴には『表』の友人がいます。 彼ら彼女らの動向にも気を配る必要があるでしょう。 三つに御坂美琴の構造状の問題です。 今回の絶対能力進化実験レべルシックスシフトにおいて御坂美琴はその魂、霊魂、記憶をミサカネットワーク内に移しました。 現状この問題に対する対処方法は確立されていますが、御坂美琴の成長を促すという一面ではこの代わりバックアップがいくらでもいるという状況はマイナスにしかならないでしょう。 しかし、その上で一方通行アクセラレータの代替候補としての役割を二人で比べた場合、それでもなお御坂美琴に軍配が上がるのも事実です。 能力、精神構造、魂、霊魂、人間関係、過去、『闇』との関わり、計画プラン上の役割、肉体の強弱、被操作性、暗示の効き具合、背後組織、頭脳、特殊性。 その他すべてを含めた上で、御坂美琴が一方通行アクセラレータの代役にふさわしいと判断します。 率直に言って。 垣根帝督を第三候補サブプランに格下げし、御坂美琴を第二候補スペアプランに格上げすることが計画プラン完遂の条件であると推測します。 『それで、』 木原脳幹。 学園都市の中に5000人ほど存在する『木原一族』の中でもさらに異端と称されるゴールデンレトリバーは志こころざしを同じとするような一人の男と通信をとっていた。 『どうするつもりだ?アレイスター』 木原脳幹は学園都市にいる他の誰よりもその存在の危険性について知っていた。 それはもしかしたら、統括理事長であるアレイスター=クロウリーよりも深く。 『死縁鬼苦罠の方はどうとでもなる。 いざとなれば、私かお前が動けばいいだけの話だからな。 だが、もう一つの勢力についてはそうもいかないだろう』 『風紀委員本部セントラルジャッジメントか。 ……実際に戦った存在として、そちらは風紀委員本部セントラルジャッジメントをどう見ている』 もしも、ゴールデンレトリバーという犬種に表情を作る機能が備わっていたとすれば、今木原脳幹の表情は驚きに染まっていただろう。 明確に交戦したのは一人だけだったが、それでも奴らの異質さは身に染みたな。 対魔術式駆動鎧アンチアートアタッチメントの直撃を喰らっても復活するような存在だぞ。 下手をすれば、『魔神』以上の驚異と考えた方がいいのかもしれん』 『それだけではないだろう』 信頼と信用と真なる信を言葉にのせながらアレイスターは言った。 それだけであっては困る、というニュアンスを混ぜながら。 『あぁ、実際あの不死性は厄介だが対処不可能というわけでは無い。 魂のストックか、純粋な再生能力か、あるいはそ・も・そ・も・死・や・怪・我・を・無・効・に・す・る・ような能力だな。 つまり、『封印』という手段で楽に対処できる』 この場合の『封印』とは魔術的な意味合いのものでは無い。 対魔術式駆動鎧アンチアートアタッチメントに含まれた兵装を使って最果の周囲の空間を完全凍結したり、Equ. DarkMatter等を使って周囲の空間から最果を断絶したりするといった手法である。 『だが、お前の言っているのはそういう事ではないのだろう?』 風紀委員本部セントラルジャッジメント封印戦力常世涯最果とこよのはてさいはては確かに難敵であり、強敵ではある。 だが、それは有する武器や能力が不明だった初見の戦闘だったからだともいえる。 二度目の戦闘ではあそこまで手こずることはないだろう。 力や武器、行動パターンなどはもう暴かれているのだから。 もう常世涯最果とこよのはてさいはては強敵とは言えない。 そして、真の強敵とは有する力を暴かれても対抗策が浮かばないような相手のことを言うのだ。 『あぁ。 …………『初まりの領域』で戦った木葉桜十五夜このはざくらまんげつ。 奴は、どうだった』 声のトーンが変わったように思うのは、決して脳幹の聴き間違いなどでは無いはずだ。 実際に、アレイスターは危機感を覚えているのだろう。 『そうだな。 奴の力はおそらく『位相操作』。 それも隠世かくりょに住む『魔神』の位相操作よりもさらに濃縮されたもので間違いない。 だが、そのかわり位相を操作できる範囲は狭いようだったがな』 初まりの領域で脳幹は二人の人物と交戦した。 『空白の主』と木葉桜十五夜。 そのうち、木葉桜十五夜の力はもう理解できた。 局地的な位相操作能力。 部分的に世界を書き換える力。 た・だ・し・濃・度・が・段・違・い・だ・っ・た・が・。 『『魔神』の位相操作を水性インクと例えるのならば奴の位相操作は油性だ。 上塗りする世界の質も、書き換える世界の濃さも比較にならん。 改良版音響式能力演算妨害装置キャパシティダウンバージョンベータの使用もまだ予想の範疇はんちゅうだった。 ただ、予想外だったのは風紀委員本部セントラルジャッジメントの動き。 いや、この場合は予想外では無く、予想できなかったというべきかもしれない。 6年前に現れた風紀委員本部セントラルジャッジメントの動きは世界最強の『人間』であるアレイスターとて完全に読めるものでは無い。 『『空白の主』が一方通行アクセラレータに干渉したのは、……奴らの仕業だと思うか』 『わからない、というほかないだろう。 らしくないぞ、アレイスター。 こんなことは私にきくまでもなく、自覚していることだろう』 あの時。 アレイスターは一方通行アクセラレータを守るために、『空白の主』に一撃を与えた。 結果として一方通行アクセラレータは守られ、現実世界に帰った。 だが、代償は大きかった。 アレイスターは何も一方的に傷を与えたわけでは無いのだ。 傷は与えもしたが、与えられもした。 だから、本来ならば見過ごすはずもない、絶対に見過ごすべきでは無い一方通行アクセラレータの死という絶望のイレギュラーを容認する羽目になってしまった。 つまり、一方通行アクセラレータが初まりの領域に行って『空白の主』にさえ会わなければ、こんなことにはならなかったと言える。 そしてアレイスターは一方通行アクセラレータが『空白の主』にあったのは風紀委員本部セントラルジャッジメントの、もっと言えば風紀委員本部セントラルジャッジメント委員長白白白が原因と考えていた。 傷を負いさえしなければ、きっと一方通行アクセラレータの死はどうにかできた。 それに、一方通行アクセラレータが『魔神化』しなければ土地を修正する必要もなかった。 『…………………………………』 『やれやれ、その沈黙を私に伝えてしまっている時点で、お前の動揺が透けて見えてしまうぞ。 かつて、イギリスの片田舎で死の寸前まで追い込められた時でも手放すことのできなかった願い、世界の全ての魔術師を敵にまわしてでも叶えたかった願い。 それをもう一度だけ強く思う。 芯がぶれないように、真がぶれないように。 『この程度の誤差など、どうとでもなる』 その言葉には確かな自信と、確かな自負があった。 現状警戒すべき勢力は分かっている。 滞空回線アンダーラインが入ることが出来ないただ唯一の組織である風紀委員本部セントラルジャッジメント。 この学園都市の中で唯一把握できない組織である風紀委員本部セントラルジャッジメント。 そして、その頂点トップである委員長白白白。 『ならいい』 アレイスター=クロウリーがアレイスター=クロウリーらしさを取り戻したことに脳幹はわずかに安堵する。 確かに風紀委員本部セントラルジャッジメントは強大無比かもしれないが、対抗できないわけでは無いのだから。 『お前はお前の思うようにやるがいいさ。 善悪好悪。 それはアレイスターと長くを過ごしてきたゴールデンレトリバーでも久しぶりに聞く声。 昔、葛藤しながらも正義を信じて歩いていたころの『人間』の感情だった。 『私達のやっていることは善悪で言えば悪で、好悪で言っても悪なのかもしれない』 通話が切れて、だからこそ脳幹はこの言葉を言う。 返答を求めているわけでは無く、返信を期待しているのでもなく、返事が欲しいのでもない。 ただ単に、伝えたい言葉があった。 『だがそれでも、最後に目的を達するのは私達だ』 滞空回線アンダーラインでその言葉を聞いたアレイスターは、ただ歪な笑みを浮かべた。 絶対能力進化実験レべルシックスシフトを利用して自らの思惑を達成しようとしていた三人の黒幕は、それぞれがそれぞれ計画通りに進まない現実に対して思うところがあった。 まず統括理事長アレイスター=クロウリー。 アレイスターは単純に苛立ちを覚えていた。 結果論としてだが、絶対能力進化実験レべルシックスシフトはアレイスター=クロウリーの計画通り失敗に終わった。 この先、生存した妹達シスターズは苦罠によって世界各地に送られ、世界中にAIM拡散力場が満ちることになるだろう。 だがしかし、肝心要の第一候補メインプラン、一方通行アクセラレータが死亡した。 それはもう完膚なきまで死亡した。 いくら冥土帰しヘヴンキャンセラーの『負の遺産』があってもどうしようもないレベルまで死亡した。 つまり、アレイスターのプランが予定通り進行しないことを意味する。 並列するプランを複数個同列ラインで進めているとはいえ、一方通行アクセラレータの死亡はすべてのラインにおいて致命的である。 一方通行アクセラレータはプランの中核に存在する重要人物。 替えのきくことが難しい唯一の存在であるからだ。 次に、統括理事会メンバーが一人死縁鬼苦罠。 苦罠は予想外の動きを見せたミサカ19090号に対してわずかに後悔を覚えた。 もっと、きつく締め付け監視を強めておけばよかったと後悔した。 上回れた、先にやられた、計画を、予定を駄目にされた。 あまりにも予想外で予想が過ぎた。 苦罠はまさか御坂がこのタイミングで『雷神化』するなど考えもしなかったのだ。 だから、予定通りには進まなかったのだ。 苦罠の計画通りならば御坂が改良版音響式能力演算妨害装置キャパシティダウンバージョンベータを使って放った超電磁砲レールガンは一方通行アクセラレータを完全に貫き、それで操車場の戦いは決着を迎えるはずだった。 はずだったのに。 ミサカ19090号が御坂美琴にAIM拡散力場を軸に干渉して超電磁砲レールガン外させた。 完全にノーマークだった。 監視していなかった。 何もできないと思っていた。 ミサカネットワークに御坂美琴を取り込むなど考えもしなかった。 御坂美琴を個としての存在では無く全として存在に昇華するなど思いもしなかった。 裏をかかれた。 逆を突かれた。 そして、ミサカ19090号と幻生の接触も予想外だった。 実験のためなら幻生がミサカ19090号に協力するのは分かっていたが、ミサカ19090号が幻生に会いに行くとは思えなかったからだ。 恐怖心や畏怖をことさら強く感じるミサカ19090号が絶対能力進化実験レべルシックスシフトの提案者に会いに行くことは予想できなかった。 さいわいにも御坂の『雷神化』はミサカネットワークに投じたウイルスが不完全だったこともありそこまで進まなかったが、このタイミングでの『雷神化』は今後にかなり不都合な事態を生じさせるはずだ。 本来ならば『雷神化』は大覇星祭に行う予定だったのだから。 そして、 最期に、風紀委員本部セントラルジャッジメント委員長白白白。 白は計画通りに進まない現実に対して、 た・だ・、深・い・笑・み・を・浮・か・べ・た・。 「今戻りました。 委員長」 空間を渡り歩き十五夜が『天秤の間』に現れる。 今宵の全ての出来事はすべて終わった。 ここから先の時間は次の計画のための時間であり、反省と復習の時間である。 「首尾はどうだ?」 「はい。 ストロビラは無事上条当麻と白井黒子両名に打ち込みました。 風紀委員本部セントラルジャッジメント序列ランキング第十位千疋百目のことも回収し、封印戦力常世涯最果とこよのはてさいはての生存も確認。 扼ヶ淵埋娥やくがぶちまいがについては委員長の命令通りポイントT50に向かわせ『作業』をしてもらっています。 浣熊四不象あらいぐましふぞうは例の操車場での戦い等の監視結果などを後で報告書にまとめて提出するように言ってあります」 今回風紀委員本部セントラルジャッジメントが絶対能力進化実験レべルシックスシフトに関する件で動かした人員は全部で七人。 「そろそろ頃合いか……」 白は小さくつぶやいた。 今回の一件は様々な思惑が入り混じり、すべてがうまくいったわけでは無い。 だがそれでも『風紀委員本部セントラルジャッジメント委員長白白白』の計画は8割方成功していた。 「十五夜。 支援部隊の白神九十九つくもがみつくもに千疋百目の風紀委員本部セントラルジャッジメント序列ランキングを第十位から第八位に上げるように通達しろ。 後は最果を地下十一層に戻しておけ。 次の中・で・の・戦いはおそらくケミカロイドの一件だろう。 そこまでは通常業務に専念するように、全員に伝えておけ」 「了解しました。 委員長」 白が今回の件で目的としていたものは二つ。 敵対勢力のあぶり出しと物語の中心点セントラルストーリーラインをずらすことだ。 敵対勢力のあぶり出しについては語る必要すらないほど明確だろう。 死縁鬼苦罠に雇われているらしいという彼者誰時に輝く月シャイニングムーンの情報についての裏付けはできたし、その彼者誰時に輝く月シャイニングムーンに所属している人員、団長の裂ヶ淵瞑娥さくがぶちめいがや大隊長の戦力についての調査が出来た。 同じく敵対勢力のアレイスターに使える木原脳幹の対魔術式駆動鎧アンチアートアタッチメントことも二人のおかげで情報は得られたし、アレイスター自身の戦闘力についても十五夜が目撃したため分かった。 既定路線では無かったとはいえ、第一の目的はほとんど達成されたようなものだ。 何せ風紀委員本部セントラルジャッジメントの戦力はまだほとんどさらしていないのだから。 頂点序列者トップランカー5人も、上位序列者ハイランカー15人も、下位序列者ローランカー80人も、まだほとんど表に情報は出ていない。 封印戦力をこのタイミングで出すのだけは想定外だったが、それもまぁ最悪の出来事では無い。 封印戦力はまだ後三人いるのだから。 「ふむ。 ……もう下がっていいぞ」 要件は伝えた。 後は思案の時間だ。 次の計画を確実に成功させるためには打てる布石は打ち、張れる伏線は貼り、練れる計画はねるべきである。 故に、白はいつものように『天秤の間』で独り考え事をするつもりだった。 しかし、 「どうした?」 十五夜が踵きびすを返して出ていこうとしなかった。 いつもならば、用件が終わればすぐに『天秤の間』から出ていくのに。 そして、十五夜は驚くべきことを白に言った。 「…………差し出がましいですが、委員長。 今回の件についていくつか質問をさせてもらってもよろしいでしょうか」 「珍しいな。 君が僕に質問をするなんて」 少々驚いたように白は言った。 それほどまでに十五夜が白に質問をすることは珍しかった。 常に命令に忠実で白の行動に疑問を持つことはない。 もちろん、白が明らかにおかしかったり間違った行動をすれば多少の諫言かんげんはするが、十五夜は基本的に白の行動に質問をすることはない。 だから、白は驚いた。 「別にかまわないぞ。 何が聞きたい?」 驚いたが十五夜がききたいことがあるというのなら別にかまわない。 白は十五夜を一番信頼している。 質問に答えないことはよほどのことでも聞かれない限り、ない。 「では、」 十五夜は息を大きく吸い、心を落ち着けてから言った。 「今・回・の・件・、い・っ・た・い・ど・こ・ま・で・が・委・員・長・の・計・画・通・り・だ・っ・た・の・で・す・が・?」 「………………………………………」 深く、白が笑う。 十五夜の言葉に笑う。 「どこまで、というのは?」 「…………今回の一件、不可解なことが多すぎます」 『天秤の間』に来るまでの道中十五夜は今回の一件についてずっと考えていたが、どう考えてもつじつまの合わないことが多すぎた。 例えば、 「地下で起きた爆発はいったい誰の手によるものだったのですか?」 そう。 あの時白から電話がかかってくる直前に十五夜の耳に聞こえた爆発音。 結局あの爆発が誰の手によるものなのか十五夜はわかっていなかった。 木原幻生によってミサカ19090号に投じられたウイルスがミサカネットワークを通じて御坂の中に入り、それが御坂の『雷神化』を起こしたのだろう。 だが、一方通行アクセラレータが位相操作能力を得たのは明確な理由を発見できない。 もちろん奇跡だ、というのであればそれ以上の追及はできない。 だからこそ今ここで十五夜は問いかけた。 あの出来事は確かに奇跡だったのかもしれない。 だが、 どうにも十五夜にはあの奇跡が仕・組・ま・れ・た・奇・跡・に思えて仕方が無かった。 あの場所はこの世界の中でも最重要部分。 なりたての『神』が入れるような場所ではないはずだ。 「そして、一番不可解なのは」 一つ、区切り置いて、十五夜は今だに信じられないかのようにその事実を口にした。 「あの、救済者ヒーロー『上条当麻』がたかだか攻撃部隊総隊長扼ヶ淵埋娥やくがぶちまいが程度の雑魚に負けたことです」 どうにも十五夜はそれが信じられなかった。 正確にいうのであれば、『上条当麻』が埋娥にまともな一撃を食らわせることすらできずに敗北したことが信じられなかった。 救済者ヒーローが負ける。 そのこと自体はまぁいい。 救済者ヒーローだって成長するために負けることはある。 古今東西の物語で敗北から学び強くなる救済者ヒーローは多々いる。 だが、 「負けるにしても少なくとも一撃を当てることぐらいはできないとおかしいはずです。 上条当麻という個はそこまで弱くはない。 あの負け方では救済者ヒーローとしての成長が出来ません」 埋娥と上条の戦闘をリアルタイムで見ていた十五夜は違和感をずっと感じていた。 最初に白井と別れて単独で埋娥を引き付けた場面。 あれはまだいい。 救済者ヒーローとしての行動である。 だが、その後がおかしいだろう。 救済者ヒーローであるならば埋娥と会話をするべきだ。 埋娥の抱える闇を表にさらけ出させるべきだ。 敵対者だろうがラスボスだろうが黒幕だろうが問答無用で救う。 それが救済者ヒーローなのだから。 負け方にしてもそうだ。 地形を利用して上条はよく戦ったと思うが、埋娥に勝つことに注視しすぎて埋娥のことを見ていない。 救済者ヒーローとしてはあるまじき行いだ。 あの負けでは今後につながらない。 負けた、という結果だけが残ってしまう。 「いったいどういう事なのですか委員長?今回の一件は本当は…………」 「そうだな」 一つ頷うなずいて、白は語る。 「一つ一つ説明をしていこうか、十五夜。 今回の一件がどういう経緯で起き、どのように転がっていったのかを」 そして、白は話し始めた。 絶対能力進化実験レべルシックスシフトの裏に隠された。 各々の目的とその行動を。 これは前にも話したな」 「はい。 把握しています。 今回の絶対能力進化実験レべルシックスシフトの本当の目的は絶対能力進化実験レべルシックスシフトが頓挫とんざした後に妹達シスターズを世界中に治療という目的でばらまき、世界全体にAIM拡散力場を満たすことにある、という事でした」 「そう。 初め、絶対能力進化実験レべルシックスシフトはそういうモノだった。 アレイスターが世界中にAIM拡散力場を満たすための失敗前提の実験。 それが絶対能力進化実験レべルシックスシフトのはずだった」 「…………………………」 「アレイスターのプランの通りに進むのであれば一方通行アクセラレータは御坂を追いかけて絶対能力進化実験レべルシックスシフトの真実を知った上条に倒され、上条の成長、絶対能力進化実験レべルシックスシフトの頓挫、そして一方通行アクセラレータの成長。 この三つが同時になされるはずだった」 はずだったのに、そうはならなかった。 なぜなら。 「そこに僕ら風紀委員本部セントラルジャッジメントと苦罠が干渉したから、話が非常にややこしくなった」 ただでさえややこしい事態にさらに二つの勢力が割り込んだ。 どの勢力も己の目的を達成することに執着して自分勝手に動いて、その結果あり得ないくらい混乱した摩訶不思議な事態が起きてしまった。 「時系列を追って説明しようか。 その方がきっと分かりやすい」 張られた伏線。 仕組まれた事態。 動いていく計画。 そのすべてが今、明らかになる。 「すべてのはじまりは去年の冬、一方通行アクセラレータが絶対能力進化実験レべルシックスシフトに参加したあの時から始まった。 各々の野望を叶えるために、各々が暗躍し、行動した」 回想する。 思い出す。 「まずは、苦罠たちのことについて話そうか。 絶対能力進化実験レべルシックスシフト第一次実験が始まった時点で、苦罠はいずれ御坂美琴が絶対能力進化実験レべルシックスシフトに辿り着くと予想した。 そして、御坂美琴は必ずそれを止めようとすると予測した。 苦罠はそのために準備を始めていた。 半年も前からね」 死縁鬼苦罠。 統括理事会メンバーの中でもほとんど最強の存在。 「そして、今日の午後練りに練った計画を実行するために動いた」 彼が、ある意味では一番乗りだった。 「まず一番最初に苦罠が行ったことは御坂美琴との接触及び交渉。 苦罠の目的から言ってしまえば、御坂美琴という存在は誰よりも重要なパーツだからな。 交渉、というよりも恫喝に近かったが、それでも苦罠は御坂美琴を自陣営に引きずり込んだ」 「計画プロジェクト……ですか」 アレイスターの計画プランと同じように謎が多い計画プロジェクトという名の計画。 死縁鬼苦罠と天埜郭夜によって進められている計画プロジェクトという存在。 それのためには御坂美琴が必要なのだと白は言う。 「そして、その後郭夜と連絡を取り『三千世界武神』一本線点々いっぽんせんてんてんに十五夜、君の足止めを依頼。 さらに並行して彼者誰時に輝く月シャイニングムーンの奴らにも君の足止めを依頼。 さらに、余剰待機戦力として莫大な金銭を払って彼者誰時に輝く月シャイニングムーンの団長裂ヶ淵瞑娥さくがぶちめいがにも戦闘を要請した」 「裂ヶ淵瞑娥も出てきていたのですか!?あの『陰翳いんえいの四月実験』の被験者の!?」 陰翳いんえいの四月実験。 暗闇の五月計画や光陰の三月実験と同じ、月の名前を冠した十二暦計画カレンダープロジェクトの一つである。 「当然だろう?僕が苦罠の立場だったとしても同じように瞑娥を動かすぞ。 あいつは魔術も超能力もかいさない純粋な暴力で言ったら、点々と互角にやり合える唯一無二の人材だからな」 「天下無双流と天地破壊流ですか」 「その通り。 この世界の中では最強と呼ばれる二大流派。 どっちが強いとかでは無く、どっちも最強だが、だからこそ君を足止めできたのだろう」 「……………そうですね」 苦い顔をして十五夜は言った。 十五夜からしたらわずかでも足止めされたあの経験はかなり悔しいものなのだろう。 「続けるぞ。 そして、君を足止めしている間に奴らは御坂を操車場に送り届け、戦闘を開始させた。 さらに並行して超能力者予備集団セブンバックアップの三位も動かしていたようだ」 「超能力者予備集団セブンバックアップの三位というとあの精神系最強の見捨てられた女グレイレディですか」 「そうだ。 三位がやったことは至極単純で上条当麻と白井黒子の両名を地下下水道へと誘導するための準備、KEEPOUTのテープを操車場の入り口あたりにはったことと白井への認識操作だな」 あの時、あの場所で上条と白井が地下に行ったのは目の前にKEEPOUTのテープがあり、その先に警備員アンチスキルがいると思い込んでいたからだ。 彼らも100人の警備員アンチスキルを突破できると考えるほど幼稚では無かった。 まぁ、万が一あのKEEPOUTのテープの先にいったとしてもどちらにしろ御坂のもとにはたどり着けなかったわけだが。 「で、その後三位はとあることをした」 「とあること…………ですか?」 「十五夜。 君は『始まりの領域』に侵入する前に強大な爆発音を聞いたそうだな。 その時の状況を教えてくれないか」 「分かりました」 十五夜は爆発音が聞こえたときのことを明確に思い出す。 十五夜の頭脳は瞬間記憶と映像記憶を併せ持ったように過去の『光景』を寸分の狂い無く思い出すことが出来る機能を持つ。 だから、白に問われた時の光景も完璧に思い出せた。 「爆発音が聞こえたのは委員長から連絡が入るほんの直前、地下下水道で上条当麻と白井黒子、扼ヶ淵埋娥やくがぶちまいがと千疋百目の戦いが終わった直後でした。 「『地面に亀裂がはしり、沈んだ』。 つまりそれが三位のやったことだ」 「……………いえ、ちょっと待ってください委員長。 それはいくらなんでもおかしくありませんか?もちろん委員長が確信を持っているのは分かりますし、委員長が間違ったことを言うとは思いませんが、私はどうにも納得できません」 「………………………………」 意味深に十五夜を見つめながら白は続きを促す言葉を投げかける。 「具体的にはどこがおかしいと?」 「三位の超能力は精神系のはずです。 どうやったとしても爆発現象を起こせるとは思いません。 私の精神に干渉することはほぼ不可能ですし、あの時私の精神は正常でした。 ならば、あの爆発音は現実に聞こえたもので間違いないはずです。 三位の超能力は精神系だ。 それも学園都市内で精神系最強を誇る、な。 それは間違いない」 断言する。 白はあらゆる出来事の最も重要なことは情報だと思っている。 戦闘を行うにも計画を進めるにもまず情報が必要だ。 だからこそ、白は風紀委員本部セントラルジャッジメントの情報網を他の追随を許さないほどのモノに鍛え上げたのだ。 さすがにアレイスターの滞空回線アンダーラインには劣るが、それでも他組織よりは圧倒的な量の情報が風紀委員本部セントラルジャッジメントには集まっていた。 「では、三位はあの爆発をどうやって起こしたのですか?」 少なくとも十五夜には方法が思いつかない。 精神系最強の能力といえども爆発を起こす方法なんてないはずだ。 そ・ん・な・わ・け・が・な・い・。 「……………こい、な」 白は十五夜の耳に入らないほど小さな声で呟いた。 ありったけの侮蔑となけなしの敬意をこめて、心の底から憎んだ。 「委員長?」 返答がないことにわずかな疑問を覚える十五夜。 自分の質問はそこまで答えづらい、答えられないモノなのだろうか、と思った。 答えられない質問ならば答えてくれなくても構わないのだが。 「……………そもそも前提が間違っているんだ、十五夜」 「前……提、が……?」 「な・ぁ・、」 一息おいて、わずかな怒気を滲ませながら白は言った。 気圧される。 本当に、本気で白は怒っていた。 十五夜にというよりもあまりにも迂闊すぎた自分自身に。 「冷静になって考えてみろ!この街にある特有のモノは何も超能力だけではないだろう!超能力などこの街の特異性の一面にすぎない。 この街の本当の特異性はむしろ超能力を体系化できるほどの科学力の方だろうがッ!!!」 十五夜は衝撃を受けた。 白に怒鳴られたことにではなく、自分自身にその考えが浮かばなかったことに。 そう、自然に考えてしまえば爆発現象を起こすのに超能力を使用する必要はない。 御坂美琴が粉塵爆発を起こしたように、通常の爆薬、爆弾を使えば十二分に爆発現象を起こすことが出来るのだ。 その考えが浮かばなかったのは強力な原石を持っているが故に傲慢が理由だったのかもしれない。 【もしくは、ある意味では思考を犯されていた、といったほうがいいのかもしれないな】 「いや、それでも待ってください委員長。 私の見た限り爆発音はかなりモノでした。 しかも地面に亀裂がはしり、地面が沈み込むほどの量の爆薬なんていったいどこに仕掛けてあったというのですか?」 「察しが悪いな、十五夜。 当然下だ」 「下?」 「地面の下に爆薬を埋めておけばいいんだよ」 簡単な口調で白は言った。 「苦罠の勢力にだって僕ら風紀委員本部セントラルジャッジメントと同じように空間移動能力者テレポーターの一人や二人はいるはずだ。 だったらその空間移動能力者テレポーターが操車場付近の地面の下いっぱいに爆薬を埋め込めばいい。 遠隔起爆を可能とした状態でね」 「では、三位が行った『とあること』とは爆薬の遠隔起爆ですか」 「その通り。 スイッチを押すだけの作業だろうし精神系能力者でも問題なく行えるだろう。 そして何より三位自身の目的を達成することも出来るかもしれないからね」 「………………………」 白の返答によって連鎖的に二つの納得が生じ十五夜は黙った。 「そもそも御坂美琴が一方通行アクセラレータに使った改良版音響式能力演算妨害装置キャパシティダウンバージョンベータだって、地面の下に埋めてあったはずだろう。 ならば必然彼らの勢力に空間移動能力者テレポーターいるのは当然だ」 十五夜は確認のために白に話しかける。 「重機を使ったという可能性はないのですか?」 「ないな。 重機なんて目立つモノを使ったら絶対にどこかの勢力が気付く。 あの操車場には地面を掘り起こせるような重機は存在していない。 よそから重機を持ち込むような目立つマネを苦罠がするわけがない」 当然と言えば当然の論理だ。 重機の代わりをなすことのできる人間がいるのならば、目立つ重機よりも目立たない人間を動かす。 監視網を逃れるためならそれが正しい。 「そして、起爆した爆薬の目的についてだが……。 ここまで言えばさすがにわかるだろう、十五夜」 「はい。 地下下水道で戦っていた上条当麻を生き埋めにすること、ですね」 「その通りだ」 地面に埋められた無数の爆発物を超能力者予備集団セブンバックアップ第三位が遠隔起爆し操車場の周りの地面を一気に崩落させる。 それこそが、あの爆発の真の目的だった。 十五夜を目的としたものでも、御坂や一方通行アクセラレータを目的としたものでもなく、地下下水道にいる四人、いや厳密には一人を目的としたものだったのだ。 「彼らはいつの段階でそれを仕込んでいたのでしょうか。 地盤を崩落させ、地下下水道を埋め尽くす勢いの爆発など並大抵の量で出来ることではありませんが……」 「半年前から準備していた、と言っただろう。 当然去年の冬から今年の夏までにかけて準備していたんだろうさ」 「それは……」 半年前からの準備。 言うのは簡単だが行うのは不可能に近い。 あの操車場の地下にある下水道でいずれ誰かが戦うことを半年も前から予期するのはそれこそ予知能力者でもない限りは不可能だ。 半年前といえばまだ絶対能力進化実験レべルシックスシフトが始まったばかりで、こんなことになるなんて予想も出来ないのだから。 だが、 「言いたいことはわかるさ。 半年も前からあの地下下水道に僕らの勢力が行くことを予想するなんて不可能に近い。 それこそ、この『僕』でも不可能だろうさ」 「ですが……」 「だがあいつなら、造られた子供たちプログラムチルドレンであるあいつ、天埜郭夜ならそれが出来る。 それが出来るからこその造られた子供たちプログラムチルドレンだからな」 造られた子供たちプログラムチルドレン。 その言葉を言う白の表情はあらゆる感情がないまぜになったかのようなモノだった。 言葉に色があるというのであればきっと『造られた子供たちプログラムチルドレン』という単語はすべての色がごちゃ混ぜになったように汚らしい漆黒になっているだろう。 「白・様・」 ひどく唐突に不安げな表情を浮かべた十五夜は呼・び・方・を・変・え・て・白に言った。 「大丈夫……ですよね」 「十五夜」 答えるように白も呼び方を変えて十五夜に言った。 「何も心配する必要はない。 すべて僕に任せておけばいい」 自信に満ち溢れたその言葉と態度は、確かに十五夜らのトップにふさわしいものだった。 「君も知っているだろう?これは僕の提唱する世界の成り立ちに関する理論なんだがね」 ただし、独り言といってもこの場合の独り言とは会話の相手がいないという意味での独り言では無い。 どちらかというと一人で勝手にしゃべっているという意味での独り言だ。 「この世界はどこかの誰かが書いている物語にすぎない。 だから、物語の登場人物になりきったような行動をとれば、自然に自分の望むように物語が進む、という理論だ」 しかし白は誰に向かって話しているのだろうか。 天秤の間には白以外の人間は誰もいない。 十五夜は上条たちにストロビラを埋め込むために操車場に向かっていってしまったし、罠明はとっくに退出している。 「誰かを救いたいのならば主人公ヒーロー的な行動をとればいい。 犯罪を犯した後に討たれたいのならば悪人ヒール的な行動をとればいい。 たった一人のために大勢を[ ピーーー]のならば悪の主人公ダークヒーロー的な行動をとればいい。 世界を滅ぼしたいのならば絶対悪オールマーダー的な行動をとればいい。 主人公ヒーローに守られたいのならば主人公の恋人ヒロイン的な行動をとればいい」 その後も、白はただ淡々と『誰か』に向かって言葉を並べていく。 白の言葉を聞いている『誰か』に向かって。 「そして、世界を救いたいのなら救済者ヒーロー的な行動をとればいい。 そう、救済者ヒーロー的な行動をね」 にやにやと不気味に無邪気に笑い嗤い哂いながら、まだまだ白は言葉を連ねる。 『誰か』に向かって一方的に話す話す話す。 「なぁ、気付いているか?それとも気づいていないのか?あるいは、気付いていてなお無視しているのか?もしかして、気付いた時にはすでに後戻りできなかったのか?」 返答はないが白は必ず聞こえていると確信していた。 この学園都市において『彼』の目を逃れるのは、耳を封じるのは、至難の技だ。 それは『最強原石』木葉桜十五夜を所有して、さらに十五夜のほかにも強大な戦力を多数保有している白も例外ではない。 『彼』はそれだけの力を持っているし、『彼の友』はそんな『彼』の命令を忠実に遂行できるだけの能力を持っている。 『彼』と『彼の友』の関係は白と十五夜の関係にとてもとてもとても近いものだから。 「君のその行動は世界を救う救済者ヒーローのものではなく、主人公に討伐されるべき黒幕ストーリーテラーのものだぞ。 そんなざまじゃ、何千年たったって世界は救えない」 呆れたように、憐れむように、ただ淡々と白は告げる。 告げる。 『彼』に告げる。 「君のその計画は欠陥が多すぎる。 例えば、そう上条当麻についてだ。 幻想殺しイマジンブレイカー、そしてその奥にあるモノ。 あるいは『上条当麻』という存在の根源、本質について君は少し過信しているのではないかな?」 白は『彼』のことをよく知っていた。 おそらくは世界中の誰よりも『彼』のことを知っていた。 それはイギリス有数の魔術結社である『カリスマを研究する組織』のボスよりも深く、出現すれば世界が一瞬で崩壊してしまうほどの力を持った存在達よりも深く知っていた。 「確かに彼は強い。 特段に力が強いうというわけでは無いが、それとは別種のところで強い。 『絆』あるいは『繋がり』、そういった『生物に対する影響力』はおそらくこの世の誰よりも強いんだろう。 もちろん、それは『正』の意味でだが」 別に白は昔『彼』の友だったとか、しつこくしつこく『彼』のことを嗅ぎまわっていたとか、『彼』のただ唯一の理解者であるとかでは無い。 むしろ逆だろう。 『彼』は白のことを警戒している。 得体のしれない存在だと、気味の悪い存在だと警戒している。 そして同時に評価している。 正しく『恐れ』、ただしく実力を評価している。 「そう、上条当麻は、いや『神浄討魔』は強い。 その称号キャラクター性からも明らかだが、何せあの引きこもり共にさえ特別視される存在だ。 弱いわけがない。 だが逆説、上条当麻は別に最強ではないし、無敵でもない。 その『強さ』だけでは頂点には絶対に届かない」 上条当麻。 そして、神浄討魔。 上条当麻は救済者ヒーローである。 これは白と『彼』の共通認識事項だ。 といっても、上条当麻は別にご都合主義に恵まれているわけでは無い。 敵の攻撃がたまたま急所を外れる。 敵の気まぐれで生き残る。 運よく敵の家族と知り合う。 土壇場で逆転の秘策が思いつく。 ピンチに偶然味方が通りかかる。 旅先でたまたま事件に遭遇する。 毎日毎日世界の危機にぶつかる。 成功率1パーセントの作戦が成功する。 理由もなく急にモテモテになる。 偶然女の子の裸を見る。 かつての敵がツンデレ気味に助けに来る。 組織のトップと都合よく知りあう。 そんなご都合主義が上条当麻には訪れない。 絶対に訪れない。 敵の攻撃がたまたま急所を外れない。 上条は重傷を負ったまま戦闘を続行する。 敵の気まぐれで生き残ったりしない。 上条は生き残らせられるのは敵にとって利用価値があるから、又はここで上条を[ ピーーー]と敵によってマイナスになるからだ。 運よく敵の家族と知り合わない。 敵の妹が「もうやめて!お兄ちゃん!!!」とか言って割り込んでこない 土壇場で逆転の秘策が思いつかない。 逆転の秘策は土壇場で急に思いつくものではなく、上条の経験と今までの情報を総合してなんとか導き出すものだ。 ピンチに偶然味方が通りかかったりしない。 もしも、味方が通りかかるのならば、その味方はずっと上条のことを探していたのだろう。 旅先でたまたま事件に遭遇しない。 仮に事件が複数回連続して起こるのならば、それは誰かが作為的に上条の周りで事件を起こしているということだ。 毎日毎日世界の危機にぶつからない。 というかそんな簡単に世界の危機は訪れない。 成功率1パーセントの作戦が成功しない。 奇跡はそんなに簡単に怒るものではない。 確かな努力と、必要な伏線があれば話は別だが。 理由もなく急にモテモテにならない。 そんな簡単にモテモテになるのならばまずはハニートラップを疑うべきだ。 偶然女の子の裸を見たりしない。 上条当麻にそんな偶然は起こらない。 起きるとしたら偶然ではなく事件を解決したご褒美だ。 かつての敵がツンデレ気味に助けに来ない。 スタンバっていたのなら話は別だが。 組織のトップと都合よく知りあわない。 組織のトップは打算なく動かない。 知り合ったのならそれは都合がいいのではなく、『上条と知り合えば利益がある』と組織のトップが判断した結果だ。 「頂点。 つまり世界最強の存在達。 特別で特異で特殊で特記的な『最強』。 平たく言ってしまえば異なる位相に住む化物共のことだが、はたして上条当麻は彼らに勝てるのか?魔神共に、吸血鬼共に、もしくは『空白の主』に勝てるのか?上条当麻の称号キャラクター性は、その救済者ヒーローの力は、度合いは、奴らに届くのか?」 上条当麻に才能はない。 そして、上条当麻の右手に宿る幻想殺しイマジンブレイカーもそれだけではたいしたものではない。 確かに幻想殺しイマジンブレイカーはほとんどすべての異能を無効化できる究極のアンチだが効果範囲は右手のみと非常に限定されている。 極端な話、右手に触れないように能力を使えば何の問題もないのだ。 「まぁ、言いたいこと自体は分かる。 君の計画も決して無謀というわけではない。 むしろ綿密に練られているというべきだろう。 しかし、だ」 しかも圧倒的な物量や世界そのものを改変する力は上条には防ぎようがない。 そのまま対応も出来ずに圧殺され、圧倒されるだけだ。 「君は少し人間を信じすぎているのではないかな?少し人という種を信頼しすぎているのではないかな?何も上条当麻という存在に限ることではなく、例えば計画の中核に存在する一方通行アクセラレータや最悪の科学者たち『木原』についても」 無論、これ以上上条らが成長できないというわけでは無い。 むしろ逆、『彼』は出来うる限り上条のことを成長させようとしている。 この絶対能力進化実験レべルシックスシフトも上条の成長計画の一環ですらあるのだ。 「信じ、信頼し、信用する。 確かに『人間』として大事なことだ。 しかし、それが盲信の域に達し、根拠もなく『彼ならできる』と信じ込んでしまうのは危険だ。 それはもはや信頼や信用ではなく、依存や狂信の域になってしまう」 けれども、やはり『彼』の計画は穴がある。 そもそも人という存在は、特に上条当麻という称号キャラクター性は、『彼』程度に御せる器ではない、と白は考える。 「話が長い?いやもう少しで終わるさ。 そろそろ私の話も終盤だ。 なにしろ私は君のことを心配しているんだ。 後から嘆き、憂い、憤ってからでは遅いだろう?もうあの時みたいな涙は流したくないだろう?」 その言葉に対応するように空気が揺れた。 空間自体に震動が起こっているように、白のいる天秤の間の空気が不自然に蠢いた。 『彼』の怒りに、あるいは嘆きに対応するかのように。 「おおっと、今の発言は不用意だった。 すまない。 忘れてくれ」 それを敏感に察知した白はすぐさま謝罪した。 『彼』と白の間にはあまりにも高すぎる壁がある。 白が『彼』と戦っても勝てる確率はほとんどない。 というか零だろう。 組織同士で戦えば別だが、個人間での戦いは戦力差が明確だ。 「まぁ、前置きが長くなったが何が言いたいかというとだ」 風紀委員本部セントラルジャッジメントという組織を従える白白白と学園都市という街を作りだした『彼』。 しかし、忠実な部下の豊富さという意味では白に軍配が上がる。 『彼』を本当の意味で理解し、『彼』が本当の意味で信頼している味方なんて片手の指で足りるほどしかいないのだ。 「アレイスター。 君は早めに計画プランを修正したほうがいい。 君が長年かけて育てた一方通行アクセラレータは、君の思っているよりもはるかに幼稚で幼い精神の持ち主だぞ」 「…………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………」 その言葉に、 窓のないビルの中にいる『人間』は、 静かに、 その手の中に握られたねじくれた銀の杖プラスティングロッドを振るって、 直後に、天秤の間を暴虐が満たした。 オリジナルキャラクター紹介 白白白はくびゃくしろ……性別 男 所属 風紀委員本部セントラルジャッジメント 役職 風紀委員本部セントラルジャッジメント委員長 風紀委員本部セントラルジャッジメント序列ランキング 委員長のため無し 特殊能力 不明 二つ名 造られた子供たちプログラムチルドレン 所持武器 不明 戦闘スタイル 不明 風紀委員本部セントラルジャッジメントの委員長。 絶対能力進化実験レべルシックスシフトの件では風紀委員本部セントラルジャッジメントに所属している部下を使って暗躍した。 木葉桜十五夜このはざくらまんげつ……性別 女 所属 風紀委員本部セントラルジャッジメント 役職 風紀委員本部セントラルジャッジメント委員長補佐、学園都市特記戦力 風紀委員本部セントラルジャッジメント序列ランキング 委員長補佐のため無し 特殊能力 原石 世界支配ワールドイズマイン 二つ名 最強原石 風紀委員本部セントラルジャッジメント最後の切り札 委員長の懐刀 意思無き人形 正義の尖兵等 所持武器 専用武器懐中時計型万能毒製造霊装『シスラウの時計』 戦闘スタイル 位相操作、万能型 風紀委員本部セントラルジャッジメント委員長補佐。 絶対能力進化実験レべルシックスシフトの件では白の指示に従い暗躍した。 基本的に白には絶対服従である。 原石世界支配ワールドイズマインは局地的位相操作を行うことのできる力であり、基本的に戦闘で負けることはない。 十のリミッターがかけられており、普段の力は大幅に制限されている。 扼ヶ淵埋娥やくがぶちまいが……性別 男 所属 風紀委員本部セントラルジャッジメント 役職 風紀委員本部セントラルジャッジメント攻撃部隊総隊長 風紀委員本部セントラルジャッジメント序列ランキング 攻撃部隊総隊長のため無し 特殊能力 不明 二つ名 数の無い槍ロストオブランス 所持武器 火炎放射器 戦闘スタイル 近接格闘、遠距離火炎放射 風紀委員本部セントラルジャッジメントの攻撃部隊総隊長。 絶対能力進化実験レべルシックスシフトの件では白の指示に従い上条当麻と戦闘を行い勝利した。 過去に何らかの出来事があったことが示唆されるが詳細は不明。 能力は現段階では不明だが、地下下水道の崩落から身を守るために能力を使ったように描写がされている。 魅隠罠明みかくれみんみん……性別 女 所属 風紀委員本部セントラルジャッジメント 役職 風紀委員本部セントラルジャッジメント開発部隊総隊長 風紀委員本部セントラルジャッジメント序列ランキング 開発部隊総隊長のため無し 特殊能力 不明 二つ名 不明 所持武器 不明 戦闘スタイル 不明 作ったモノ 懐中時計型万能毒製造霊装『シスラウの時計』等 風紀委員本部セントラルジャッジメントの開発部隊総隊長。 絶対能力進化実験レべルシックスシフトの件で動いた様子はないが、開発部隊総隊長だけあって武器や防具、兵器、道具類を作ることに天才的能力をほこる。 ただし、自分の製作したモノを馬鹿にされたと感じるとヒステリー気味に怒鳴る。 罠明の製作したモノを馬鹿にするのは止めた方が賢明である。 過去に何らかの出来事があったことが示唆されるが詳細は不明。 ただし、白が別組織から引き抜いたような描写がなされる。 懐中時計型万能毒製造霊装『シスラウの時計』の製作者は彼女であるが、霊装をつくれるという事は魔術師なのかもしれない。 絶対能力進化実験レべルシックスシフトの件では白の指示に従い白井黒子と戦闘を行い勝利した。。 絶対能力進化実験レべルシックスシフトの一件終了後白の指示によってに風紀委員本部セントラルジャッジメント序列ランキングが二つ上がった。 傷を負うことを恐れており、本人は少なくとも風紀委員本部セントラルジャッジメント序列ランキング五位になるまで無傷でいなければならないと思っている。 第八拘束リミッターまでを解除した十五夜の姿を見て気絶ですんだことからも、百目自身の強さがうかがえる。 無何有峠妃むかいとおげきさき……性別 女 所属 風紀委員本部セントラルジャッジメント 役職 風紀委員本部セントラルジャッジメント諜報部隊総隊長 風紀委員本部セントラルジャッジメント序列ランキング 諜報部隊総隊長のため無し 特殊能力 不明 二つ名 不明 所持武器 不明 戦闘スタイル 不明 風紀委員本部セントラルジャッジメントの諜報部隊総隊長。 絶対能力進化実験レべルシックスシフトの件では白の指示に従い白井黒子と上条当麻の監視を行っていた。 両名が地下下水道に入ったのを見てから撤退を行った。 五寸釘匕首ごすんくぎあいくち……性別 女 所属 風紀委員本部セントラルジャッジメント 役職 風紀委員本部セントラルジャッジメント諜報部隊第一班班長 風紀委員本部セントラルジャッジメント序列ランキング 不明 特殊能力 超能力一方念話ワンサイドテレパス 強度 強能力者レベルスリー 二つ名 無し 所持武器 不明 戦闘スタイル 不明 風紀委員本部セントラルジャッジメントの諜報部隊第一班班長。 絶対能力進化実験レべルシックスシフトの件では白と妃の指示に従い白井黒子と上条当麻の監視を行っていた。 また、同時に連絡要員として能力を使用し埋娥や百目に指示をした。 絶対能力進化実験レべルシックスシフトの件では白の指示に従い空中の戦力への対応、人員の回収を行った。 『HsAFH-18』に追いつき、侵入できるほどの能力を持っている。 空を飛ぶ姿を確認できるが、何らかの道具によるものなのかそれとも能力によるものなのかは不明。 常世涯最果とこよのはてさいはて……性別 男 所属 風紀委員本部セントラルジャッジメント 役職 風紀委員本部セントラルジャッジメント封印戦力 風紀委員本部セントラルジャッジメント序列ランキング 封印戦力のため無し 特殊能力 不明 二つ名 不明 所持武器 専用武器体内保存式緊急自殺用超威力爆弾『オメガジエンド』 戦闘スタイル 自爆 風紀委員本部セントラルジャッジメントの封印戦力。 最果のことは苦罠らも表に出てくるまで知らなかった。 能力は不明ながら擬似的な不死のようなものだと推察できる。 脳幹は『封印』という手段で楽に対処できると語った。 普段は 風紀委員本部セントラルジャッジメントの地下第11層にいる。 白さえもなるべく使いたくないと思う戦力であるが、自爆戦法を使えるという点ではほかの何物にもできない唯一の戦力ではある。 常闇燕獅とこやみえんし……性別 男 所属 風紀委員本部セントラルジャッジメント 役職 風紀委員本部セントラルジャッジメント防衛部隊総隊長 風紀委員本部セントラルジャッジメント序列ランキング 防衛部隊総隊長のため無し 特殊能力 不明 二つ名 不明 所持武器 不明 戦闘スタイル 不明 風紀委員本部セントラルジャッジメントの防衛部隊総隊長。 それ以外のデータは現段階では一切不明。 白神九十九つくもがみつくも……性別 女 所属 風紀委員本部セントラルジャッジメント 役職 風紀委員本部セントラルジャッジメント支援部隊総隊長 風紀委員本部セントラルジャッジメント序列ランキング 支援部隊総隊長のため無し 特殊能力 不明 二つ名 不明 所持武器 不明 戦闘スタイル 不明 風紀委員本部セントラルジャッジメントの支援部隊総隊長。 白は十五夜を通してこの人物に百目の風紀委員本部セントラルジャッジメント序列ランキングを上げるように命令した。 白曰く外のことを任せているらしい。 死縁鬼苦罠しえんきくわな……性別 男 所属 学園都市統括理事会 役職 学園都市統括理事会メンバー 特殊能力 不明 二つ名 不明 所持武器 不明 戦闘スタイル 不明 ブレイン 天埜郭夜 学園都市統括理事会メンバーの一人。 絶対能力進化実験レべルシックスシフトの件では天埜郭夜と共に暗躍した。 計画プロジェクトと呼ばれる計画を進めているようだが詳細不明。 交渉力、部下の豊富さ、知略に富んだ頭脳、どれをとっても敵にまわしたくない存在である。 木原幻生とのつながりがあり、大覇星祭中に御坂美琴の絶対能力者レベルシックス化を行う予定だったようだが、何のためかは不明。 彼がここまで御坂美琴にこだわる理由はいったい何なのだろうか……。 神亡島刹威かみなきじまさつい……性別 女 所属 学園都市統括理事会メンバー死縁鬼苦罠勢力 役職 死縁鬼苦罠直属の部下 特殊能力 超能力交点爆撃チェックボンバー 強度 無能力者レベルゼロ 二つ名 無し 所持武器 無し 戦闘スタイル 近接戦闘型 死縁鬼苦罠の部下の一人。 といってもいくらでもいる消耗品としての部下であり本人もそれは自覚している。 それでも苦罠に尽くすのはかつて苦罠に『闇』から救われたから。 浣熊四不象によって殺害され、『HsAFH-18』の爆破と共に死体も消失した。 実は見捨てられた女グレイレディによって操られていたが本人は当然自覚していない。 交点爆撃チェックボンバーは定めた人物と自身の視線の交わった部分を一直線として、その直線の中間部分を爆破する能力。 ただし無能力者レベルゼロ のため実用性は皆無。 完全に死亡しているため今後登場することはない。 巳神蔵豈唖みかぐらあにあ……性別 女 所属 学園都市統括理事会メンバー死縁鬼苦罠勢力 役職 死縁鬼苦罠直属の部下 特殊能力 超能力水分生成クウォータージェネレーション 強度 大能力者レベルフォー 二つ名 無し 所持武器 無し 戦闘スタイル 能力使用 死縁鬼苦罠の部下の一人。 御坂美琴と交渉するときの苦罠の護衛として選ばれた。 殿岳深罠てんがくみみん……性別 男 所属 学園都市統括理事会メンバー死縁鬼苦罠勢力 役職 死縁鬼苦罠直属の部下 特殊能力 超能力染まらない透明インビジブレ 強度 大能力者レベルフォー 二つ名 無し 所持武器 無し 戦闘スタイル 能力使用 死縁鬼苦罠の部下の一人。 御坂美琴と交渉するときの苦罠の護衛として選ばれた。 裂ヶ淵瞑娥さくがぶちめいが……性別 女 所属 彼者誰時に輝く月シャイニングムーン 役職 団長 特殊能力 不明 二つ名 不明 所持武器 布、剣等 流派 天地破壊流 彼者誰時に輝く月シャイニングムーンの団長。 点々とはまたベクトルの違った戦闘狂である。 死なない最果を相手に互角に戦う、脳幹を初まりの領域に送り届ける等、所々でファインプレーをしている。 柿柘榴水跳かきざくろしぶき……性別 女 所属 彼者誰時に輝く月シャイニングムーン 役職 第一級部隊長 特殊能力 超能力不動冥奧ストップモーション 強度 強能力者レベルスリー 二つ名 無し 所持武器 無し 戦闘スタイル 能力使用 彼者誰時に輝く月シャイニングムーンの第一級部隊長。 御坂美琴との交渉時、苦罠からの要請で護衛としてかしだされた。 戦闘能力は確かなモノであり、並の強能力者レベルスリーよりもはるかに強い。 観察眼も優れている。 金には汚い。 矛盾矛盾ほこたてむじゅん……性別 女 所属 彼者誰時に輝く月シャイニングムーン 役職 第三級部隊長 特殊能力 超能力念動能力サイコキネシス 強度 無能力者レベルゼロ 二つ名 無し 所持武器 急速冷却機構内臓型窒素弾丸生成銃HsP-07 戦闘スタイル 銃撃、近接格闘 十五夜足止めのために戦った人間の一人。 シスラウの時計による毒で死亡した。 復活はない。 鳳仙花蝶々ほうせんかてふてふ……性別 女 所属 彼者誰時に輝く月シャイニングムーン 役職 第三級部隊長 特殊能力 超能力発火能力パイロキネシス 強度 無能力者レベルゼロ 二つ名 無し 所持武器 速振動剣チェーンソード 戦闘スタイル 近接剣撃 十五夜足止めのために戦った人間の一人。 シスラウの時計による毒で死亡した。 復活はない。 罪罰贖つみばつあがない……性別 女 所属 彼者誰時に輝く月シャイニングムーン 役職 第一級大隊長 特殊能力 不明 二つ名 不明 所持武器 不明 戦闘スタイル 不明 狙撃時観測手となる 彼者誰時に輝く月シャイニングムーンの第一級大隊長。 十五夜足止めのために戦った人間の一人。 超遠距離から狙撃を行う波並波狂濤なみなみなみきょうとうの観測手として戦った。 描写を見るに能力によるものか何らかの道具を使ったかは不明だが、二キロ先を目視で視認できている。 波並波狂濤なみなみなみきょうとう……性別 男 所属 彼者誰時に輝く月シャイニングムーン 役職 第一級大隊長 特殊能力 不明 二つ名 不明 所持武器 急速冷却機構内臓型窒素弾丸生成狙撃銃HsSR-04 戦闘スタイル 狙撃 彼者誰時に輝く月シャイニングムーンの第一級大隊長。 十五夜足止めのために戦った人間の一人。 超々一流の狙撃手であり二キロ先の獲物を確実に狙撃することが出来る。 狙撃時のペアは贖である。 屑爬劉くずのはりゅう……性別 男 所属 彼者誰時に輝く月シャイニングムーン 役職 第三級大隊長 特殊能力 不明 二つ名 不明 所持武器 不明 戦闘スタイル 不明 何やら苦罠らが動かしていた存在。 現在の所、何をしたのかは不明。 一本線点々いっぽんせんてんてん……性別 男 所属 無し 役職 個人傭兵、学園都市特記戦力 特殊能力 不明 二つ名 三千世界武神 所持武器 剣 名称不明 流派 天下無双流 学園都市に三人しかいない個人傭兵の一人。 苦罠の依頼で十五夜の足止めを行った。 戦いに飢えているというよりは強さを求める類の戦闘狂であり、かつては全能神トールと戦い引き分けたこともある。 位相を操る十五夜に一撃を与えたことからもその戦力の強大さがわかる。 『空白の主』……性別 不明 所属 不明 役職 不明 特殊能力 位相操作、神器創造、神器属性混合 二つ名 空白の主 所持武器 不明 戦闘スタイル 武器投影及び投擲 初まりの領域と呼ばれる場所に住む異形の存在。 一方通行アクセラレータは直感的に人類の敵と感じた。 位相操作能力を持つが、濃度で十五夜に劣るため戦いでは押し負ける。 ただし、人類の生み出した魔術は効かない、初まりの領域では死なない、一方通行アクセラレータを上の位相世界に送り届けるなど隔絶した実力を持つことは変わりない。 アルフ……性別 不明 所属 不明 役職 不明 特殊能力 不明 二つ名 不明 所持武器 不明 戦闘スタイル 不明 『空白の主』と親しげに話す正体不明の存在。 普段は最終血戦城カステルル・ブランという場所にいるらしい。 占卜卜占せんぼくぼくせん……性別 女 所属 不明 役職 不明 特殊能力 不明 二つ名 不明 所持武器 不明 戦闘スタイル 不明 佐天涙子を占った占い師。 「お姉様……」 姿を消した御坂美琴を必死に探す白井黒子。 そんな白井に協力する初春飾利、佐天涙子、そして上条当麻達。 あらゆる伝手を使い、人に協力を求め、情報を探しても御坂美琴の姿は一向に見えない。 「……………みさか……………みこと?」 そんな白井達の前に現れた幼女。 幼女の名はフェブリ。 フェブリはなぜか、御坂美琴の名前を知っていた。 「試運転としては十分な成果だ」 蠢く悪。 「ムカついたぜ。 この俺が実験台扱いとはなァ!!!」 圧倒的な力を見せつける超能力者レベルファイブ。 「……肯定。 [ ピーーー]なら、やはり御坂美琴です」 暗躍する超能力者予備集団セブンバックアップ。 そして、 「あれ?黒子じゃない。 どうしたの、こんなところで?」 白井黒子は『御坂美琴』と再会する。 求めたものはかつての平穏。 変わり果てた少女を前に、少女は『闇』を知る。 第一部 第二章 革命未明サイレントパーティー 開幕 あとがき まず、第一にお礼を申し上げます。 ここまで私の作品『とある闇の中の超能力者』を読んでいただきありがとうございました。 いやぁ、この作品を始めたのは2015年07月14日 火 18:39なので実に1年以上も一章を書いてきたわけです。 一章だけを書いてきたわけです。 …………ではここで作品の内容を振り返ってみましょう。 話数 111話。 合計文字数 562569文字。 平均文字数 5114文字。 UA 57781。 お気に入り 157件。 感想 104件。 総合評価 266pt。 平均評価 6.41。 調整平均 6.60。 うん!長い!長すぎる! なにこれ?第一章のみで50万字越えとか馬鹿なの?死ぬの? ……冗談は置いておいていや本当に最後まで読んでくれた人には感謝しかありません。 特に感想をくれた方や評価をしていただいた方。 例え酷評でも低評価でも作者の励みになっています。 この場を借りて、もう一度だけお礼を述べさせていただきます。 本当に、本当にありがとうございました!!!!! では作品内容にでも触れてみましょう。 この作品を私が書いたきっかけなんですが、私は昔『とにかく御坂美琴の闇堕ち作品が読みたい』と思っていたころがありました。 ところがネットの海を探しても御坂美琴闇堕ち作品はそんなにありませんでした。 ヤンデレールガン系は除きます。 あれは面白いですが闇堕ちでは無い。 探して探して見つけた作品も短かったり消化不良だったり完結してなかったりで結局満足できた作品は2chのとある作品とハーメルンのとある作品だけでした。 ならしょがない。 もう自分で書いちゃおう!と思ってこの作品の設定を練り始めました。 一行プロット組んでSプロット組んで設定を考え、原作を何度も読み、オリジナルキャラクターの思惑を考え、そうしてすべての材料がそろったと判断して書き始めました。 目的がとにかく御坂美琴を闇に落とすことだったので、もっとも御坂美琴が鬱な状態である樹形図の設計者ツリーダイアグラム破壊の一件からの分岐にしました。 そこからMNWと融合した御坂を書いたり、一方通行の魔神化を書いたり、ミサカ19090号の動きを書いたり。 いや、本当に一章完結できるまでが長かったですね。 私ももちろん頑張りましたが、いつ終わるかわからなかった読者様のストレスはそうとうのものだったのではないでしょうか。 ごめんなさい。 今回の一章の反省点としては、やはり長さですね。 絶対能力進化実験レべルシックスシフト編完結だけでここまで長い作品は禁書二次史上初でしょう。 少なくとも私は初めて見ました。 今後はもっと簡潔に、少ない文章量にしたいですね。 ……………無理かなぁ。 ちなみに私は作者ですが異常なほどの設定厨であり中二病患者です。 この作品、本文は500000字以上ありますが、設定集だけでも150000万字あります。 つまり、それぐらい設定が多いのです。 本編中に入れたかった武器とか兵器とか詠唱とかあるのに全然使えなかったからこの後の章で使いたいですね。 一章にはテーマが特にありません。 私の位置づけでは一章はチュートリアルなので、勢力とか世界観の説明とかオリジナルキャラクターとかのキャラ付けに一章を丸々使った感じです。 さて、二章はまたまた暗い展開が続きます。 鬱展開です、たぶん。 よかったら二章も続けて読んでくれると嬉しいです。 それでは、今回はこの辺りでページを閉じていただいて、 次回もページをめくっていただける事を祈りつつ、 本日は、ここで筆を置かせていただきます。 ……さて、二章に取り掛からなければ。 「まずは、その理想を打ち砕く!!」 上里翔流。 超能力者でも魔術師でもなく、原石でもなければ魔神でもない、そしてオッレルスのような魔神の成り損ないでも、幻想殺しのような特別な力もたない真の意味で平凡な高校生。 特別な力もなく、特殊な立場もなく、特異な家系もなく、優れた頭脳も、莫大な財力も、絶対の暴力も持たないごく平凡などこにでもいる高校生。 そんな上里翔流はとある夜、お菓子を買うためにコンビニに向かっているところで一人の全裸パーカー少女と出会った。 「私は世界を救わなくちゃならないの」 どこにでもいる平凡な高校生『上里翔流』と世界の救済を願う少女『緋異巛新撰ひいかわしんせん』。 二人が出会い、物語が始まる。 これは学園都市の『外』で起こる神域の物語。 《前略》 だが、 「やれやれ。 いたいけな少女を多人数で滅多打ちにするなんて、君達私にどれだけ嫉妬してるのさ」 世界有数の超強大な多組織連合による一方的な攻撃を受けてもなお『嫉妬』はまだ死んでいなかった。 とはいえ、 「翔流。 このままいけば」 「あぁっ!このまま遠距離から一方的に攻撃すれば倒せるはずだ」 効いていないわけではない。 そう上里は判断した。 そしてそれは隣で上里はサポートし続ける金火も同じらしい。 そう、立ちすくむ『嫉妬』は明らかな傷を負っていた。 あの時とは違って、多くの人間が犠牲になった『七罪の咎人一斉討伐作戦』の時とは違って、幻覚でもなんでもなく確かな傷を負っていた。 「全員攻撃を切らさないで!!!このままいけば勝てる!!!!!」 金火が全軍を鼓舞する。 ともすれば今すぐにでも逃げ出しそうな恐怖の中でそれでも戦えるのは、みんながいるからだった。 独りでは、一人ではきっと無理だった。 「新たな天地を望むか?」 だから、上里も戦える。 この世界を守るために、世界を絶望で終わらせないために。 なのに、 「嫉妬する。 私は嫉妬する。 嫉妬して嫉妬して嫉妬する。 妬ましい!羨ましい!君たちの結束に嫉妬する。 君達の能力に嫉妬する。 君たちの信頼に嫉妬する」 不気味な言葉を『嫉妬』が呟いて、 そして、 「羨望嫉妬ギルティクラウン」 《中略》 「一つ勘違いを正しておくよ」 『嫉妬』は言い放つ。 すべての人間を絶望の底に落としつくす、真実ことばを。 耳が聞き届けたその言葉は、つまり上里達が知力の限りをつくして立案した作戦の全てが無に帰すことを示していた。 「憤怒」 最初の一歩で今まで与えた傷が消えた。 「色欲」 次の二歩目で仲間割れが始まった。 「怠惰」 続く三歩目で多くの人が倒れた。 「強欲」 さらに四歩目で立場を失った。 「傲慢」 この五歩目ですべての干渉が無意味と果てた。 「暴食」 終わりの六歩目は上里以外の存在を喰った。 「これが『嫉妬』だよ」 最期の七歩目で『嫉妬』が目の前に来ても上里は動けなかった。 《中略》 「あっ、がッッッ!!!」 「まだ生きているのか?その生き汚さに嫉妬する」 『嫉妬』がそういった途端に『強欲』が発動し、上里の中の生き汚さが、生への欲求が消えた。 「っ、ァっ!ぁぁぁあぁあああああああああああああああ!!!!!」 「その憎しみに嫉妬する」 『嫉妬』がそういった途端に『強欲』が発動し、上里の中の『嫉妬』への憎しみが消えた。 ぅぅぅうううううううううう………………………………」 「その悲しみに嫉妬する」 『嫉妬』がそういった途端に『強欲』が発動し、上里の中の悲しみが消えた。 「……………………………………………」 「その無感情さに嫉妬する」 『嫉妬』がそういった途端に『強欲』が発動し、上里の中の無感情な部分が消えた。 5 初まりの領域において『空白の主』が根本的な敗北をすることはあり得ない。 初まりの領域は原初の世界であり、全ての基礎である場所だ。 そして『空白の主』は初まりの領域の住人。 全てが繋がっている初まりの領域の住人である『空白の主』を[ ピーーー]ということは、つまり全時間軸に存在する全人類を全滅させるということに他ならない。 故に、『空白の主』を殺したいのであれば全時間軸に存在する全人類を全滅を許容するするしかない。 それを否定したいのであれば、絶対に不可能であるが初まりの領域から『空白の主』を引き離すしかない。 全時間軸の全人類の生存は逆説的かつ無条件に『空白の主』の生存を証明し、しかしながら『空白の主』の生存は人類の生存を証明しない。 理不尽な相互依存関係がそこにはあるのだ。 「から、からから、からからから!」 ただ、もちろんの事、単純な実力のみで考えれば現イギリス清教最大主教アークビショップである大悪魔コロンゾンは『空白の主』に勝まさる。 イシス、オシリス、そしてホルスの時代アイオーンすらも超越した、さらに先の世界に存在する存在。 全力の魔神複数柱からすらも逃れることの出来る、別位相ですらない『新たな天地』という新世界から地力で脱出可能な力を持つ存在。 大悪魔コロンゾン。 拡散の本質を持つ、真なる邪悪。 神話上の存在でありながらあくまでも人間でしかない『空白の主』では決して勝てない敵。 にも拘らず。 「可哀想。 可哀想。 七ん十可哀想七奴だ。 だって、想像できるか? あの大悪魔が、あの大悪魔コロンゾンが、 アレイスターですら制御できなかった、メイザースをも出し抜いたあの大悪魔コロンゾンが、 たかが『空白の主』程度に敗北しているなど。 「人類七ん十見捨十十四まえば、私七ん十、五の『空白の主』程度、楽二殺せるの二」 言うまでもなく、そして何度でも繰り返すが。 確かにこの初まりの領域は『空白の主』の庭だ。 だが、だから何だ?その程度の有利ではかの大悪魔との差は埋められない。 だから、当然別の要素があった。 自然分解、拡散の性質、本質的な邪悪。 それが大悪魔コロンゾンだというのに。 「は、ははは、はっ、くっッ!」 だが笑う。 無様な様を晒しているのは大悪魔コロンゾンの方だというのに、それでも笑う。 人間ではない人外はそもそも視点が違う。 最初から全てを超越している存在は絶対的にスケールが違う。 それを、表しているかのように。 「この霊媒アバターでは、これが限界なりけるかしらね」 局地的な勝利が全体的な勝利につながるとは限らない。 スポーツの団体戦において1勝が全体の勝ちを意味しないように、ここでの敗けは許容できるものでしかない。 けれど、そんなことを知らない『空白の主』にとってこの勝利は違和感にしかならなかった。 論ずるまでもなく勝てるはずがない。 できるのは時間稼ぎで、それさえもできるかは分からない。 アルフは何を四十一るのか七……。 五の化物を相手二出来るの八、同じ化物の君四か一七一の二 アルフ。 『空白の主』の友人であり同類。 秘匿された真名はbyucgjビュックグジュール・dqsディクェス・finprovzフィンプロブズ・mekhatwxメカトゥウィークス。 ともすれば、魔術側の最高戦力である魔神すらも凌駕するかもしれない存在。 来てくれれば、心強い。 「からからから。 ……なぜ、殺三七一?……大悪魔五六ンゾン。 ま三か、人類を守っ十一るわけでも七一だろうに」 「……いひ、我は悪魔、大悪魔コロンゾンなりけるのよ」 正直なところを言えば、圧されているのはこちらの方だ、と『空白の主』は思っていた。 コロンゾンの思惑が一切分からない。 敗北した?負けた?まさか!そんなわけがない。 コロンゾンの強さを『空白の主』は十二分に知っている。 た・っ・た・2・週・間・前・に・手・に・入・れ・た・ば・か・り・の・情・報・に・よ・っ・て・コ・ロ・ン・ゾ・ン・の・強・さ・は・更・に・補・強・さ・れ・た・の・だ・。 例え血に伏せ地に臥せた状態とはいえそれでもコロンゾンの強さは何も変わらないのだ。 生命の樹セフィロトの隠されし一線、深淵アビスを守る大悪魔。 「メイザースとの契約はまだ切れていない。 ま三か、五の私の安全が、そん七語十で保障三零る十八ッ!」 『空白の主』と人類種は敵対している。 かつて、全ての人類の祖である『空白の主』は全ての人類を愛していた。 だが『空白の主』は愛する子供達に裏切られた。 『空白の主』が完全に清浄なる存在となり、元いた場所に帰るために作った子供達は、よりにもよって逆に『空白の主』を縛ってきた。 子と親という強い強い関係性を利用して、縛ってきたのだ。 人間が名を用いて契約を結ぶように。 その繋がりを利用して。 『空白の主』と人類種は流血ではなく流れる血によって繋がっているから。 「だったら殺せる!この私でも、人間でも、大悪魔たる君を追放できる!!!」 故にこそ、『空白の主』は初まりの領域などという辺鄙な場所にいる。 魔神のいる『隠世』でもアルフのいる『最終血戦城カステルル・ブラン』でもない、常世に対する一切の干渉を制限されたこの初まりの領域に。 エイワスは例外中の例外だ。 エイワスも結局のところ常世では霊媒アバターなしに大規模な行動はとれない。 そして何よりも契約に縛られる。 そう、かつてとあるご令嬢フロイラインと交わした契約は、今もエイワスを縛っている。 メイザースによって縛られたコロンゾンと同じように。 「あぁ、あぁ、あぁ!!!子供に罪を押し付けるまでもない!大悪魔を打ち倒すという功績を立てれば、私の罪は禊がれるッ!!!」 その喜びを抑えることはできなかった。 あるいはこの世で最も罪深き存在に唆される前の『空白の主』であれば、こんな風に欲望を露わにすることはなかったのかもしれない。 人類が人類となった理由は賢くなってしまったからだ。 つまるところ知恵を付けたから。 その理由こそが善悪の知識の木の実を食べてしまったから。 故に『空白の主』は楽園を追放された。 愛しの楽園に、もう1度ッ!!!今度こそ、私は神に成れる!」 賢さは罪だと定義されている。 欲望を持つことは罪だと言われている。 今より先に行きたいと、もっと楽になりたいと、誰かのためではなく自分のためにと、それらは全て、全て罪深いのだと、そう言う人がいる。 神が人を楽園から追放したのは、人が神になることを恐れたからなのか。 神が人に知恵の樹の実を食すことを禁じたのは、人が神の座に辿り着くことを懼れたからなのか。 『空白の主』は、自覚していない。 人類には罪がある。 傲慢スペルビア。 嫉妬インウィディア。 憤怒イラ。 怠惰アケディア。 強欲アワリティア。 暴食グラ。 色欲ルクスリア。 これを7つの大罪といい。 そして莠ャ螟ェ驛主・?? ェ邯コ隴壹? 螟ァ豐シ遘倶ク? 菫晄怏謚? 閭ス縲弱じ繝サ繝ッ繝ウ繝サ繧キ繝ウ縲によれば、彼は莠コ縺ョ蜈ォ縺、逶ョ縺ョ螟ァ鄂ェを決して自覚できない、無自覚の罪の集約体を『雋ャ莉サ霆「雖』と定義した。 「だから君は此処で死んで?私のための踏み台になって?」 『空白の主』は雋ャ莉サ霆「雖している。 彼女は物事を正しく見ていない。 人類全体を生贄としか見ていない。 当然の供仏。 奉仕されることが当たり前と思っている。 最も不浄であるが故に、最も清浄に憧れた『空白の主』。 こんな詩を知っているだろうか。 逕倩ィ? 縺セ縺? 鄂ェ縺後o縺九j縺セ縺帙s縺。 鄂ェ縺ェ縺ョ縺ァ縺。 『空白の主』は分かっていない。 なぜ楽園から追放されたのか。 なぜ人類が反逆したのか。 与えられる側だった『空白の主』には奉仕する側の気持ちは分からないし、与える側の気持ちもわからない。 「くっ、くっくっくっ」 だからこそ、『空白の主』にはコロンゾンが怖く見えるのだ。 恐れていて、畏れている。 誰・か・に・頼・る・こ・と・で・し・か・危・機・を・脱・し・て・こ・な・か・っ・た・『空・白・の・主・』は・根・本・的・に・弱・者・だ・。 齢をどれだけ重ねても弱いまま。 実力は上がらず、弱い者いじめしかできない。 コロンゾンの思惑も分からない。 「あっはははははははははははははは!!!!!!」 思わず、といった調子であった。 まるで1秒先に来る絶望を知らない赤子を見る様に、コロンゾンは大笑いした。 「……何が、おか四一?」 「くっくっ、おかしいと思わなきかしら」 「一った一何について!?」 止めを刺そうとしないのは反撃を恐れているから。 会話を続けようとしているのは時間稼ぎのため。 神器召喚でコロンゾンを攻撃しないのは悪魔殺しの業を背負いたくないから。 『空白の主』には覚悟がない。 だから、簡単に諦めて、次を探してしまう。 『空白の主』は何1つとして背負っていないから、軽い。 8月21日のあの日に木原脳幹と木葉桜十五夜を逃がす必要はなかったはずだ。 一方通行アクセラレータに対する干渉ももっと深くできたはずだ。 世界をあるべき姿に還そうとしているコロンゾンとは格が違う。 自分だけのために戦うモノは、弱い。 「くっくっ、私がここに来た理由は、貴様と戦うためでは、ない」 「…………………………………………………………………」 『空白の主』には見えていなかった。 意図的に無視をしていたわけではない。 ただ純粋に、その存在を認識していなかったのだ。 地を這う蟻は意識しなければ気付けないように、空を飛ぶ蚊もまた意識しなければ気付けないように。 『空白の主』からすればあまりにも矮小すぎる存在ゆえに、『空白の主』はその存在を忘れていた。 なぜコロンゾンは初まりの領域に来た? その理由ははたして何だった? 「警告、第二二章第一節。 妙に機械的な声がした瞬間には、もうその赤き閃光は『空白の主』に直撃していた。 だが、 「…………………………………出来ない」 閃光が晴れると同時に、『空白の主』は呟く。 あれほどの一撃が直撃してなお無傷なのに、それでも。 認められないかのように、信じられないかのように。 大悪魔コロンゾン。 三三三。 自然分解。 共倒れ。 それはあり得ない。 『空白の主』の対が、 いや、いいや、いいや!!! 「不可能二決まってるっ!人類で八私を、五の原初の片割零たる『空白の主』八殺せ七一っ!親殺四のパラドッ九ス。 五の全時間軸二繋がっ十一る初まりの領域で八、人類の手で八私八殺せ七一!」 だからインデックスは此処にいるのか? わざわざ、そういう風にセッティングした?『空白の主』の対が、その『破壊の象徴』が、共倒れの相手が、インデックスだと? イギリス清教第零聖堂区必要悪の教会ネセサリウス所属の魔導書図書館。 そんなことは認められない。 そんなことは認められない! 格というモノがある。 オリンピック選手とアマチュア選手なら共倒れするのか? 最新鋭の戦闘機と旧式の装備を持った歩兵は共倒れするのか? いや、あり得ない。 だから絶対にあり得ない。 インデックスでは『空白の主』の対にはなれない。 なのに、なのに、それなのに! なぜ、コロンゾンはそこまで『空白の主』を下に見る! 「馬鹿、二」 怒りが発露する。 暴風雨のような怒りが、畏れを上回る。 「馬鹿二するのも大概二四六ぉ!!!五の、五の私八っ、『空白の主』八ッ!原初の一、初まりの片割零、全十の人類の母!!!勝十七一、人類じゃ、君のバッ九アップを受けた十四十も!險ュ螳八覆ら零七一!!!!!五の、私の五十を、ど五まで下二見零八ッ!大悪魔、五六ン」 「な・ら・魔・神・な・ら・」 それは至極単純な答えだった。 インデックスの脳内に記憶されている一〇万三〇〇〇冊の魔道書を正しく使えば魔神に至ることが出来るとされている。 一方で、インデックス自身が魔神になることは不可能だとされている。 その理由はインデックスが魔翌力を生成することが出来ないからだ。 なら、インデックスが魔翌力を生成できるようになれば? もしもインデックスに付けられている3つの枷が全て外れるような事態に成れば? インデックスは分離した。 今この初まりの領域にいるのは仮想人格ナンバー006『哀れな子羊アニュス・デイ』だ。 空虚な心と不完全な器。 乗っ取るには、霊媒アバターとするには十二分すぎた。 「これならばメイザースとの契約には反しない」 元来、悪魔とは狡猾であるモノだ。 メフィストフェレスなどが有名であるが、悪魔とはその弁舌で人を騙し、その弁舌で人を誘惑し、その弁舌で人を誘導する生き物だ。 契約の穴を見つけることなど簡単にできる。 策はなった。 そのためだけに、コロンゾンはわざわざインデックスを『殺した』のだ。 赤・き・楔・は・掻・い・潜・ら・れ・た・。 「殺せ」 一言だった。 単純な命令だった。 絶対の死刑宣告だった。 勝てないと、本能的に分かってしまった。 因果応報。 罪には罰を。 盛者必衰。 兵どもも夢の跡。 だから、 「ここからは私が受け持ちますdeath。 我が朋友、『空白の主』」 ブンッ、と空間がぶれた。 そして、いた。 黒のスーツに黒のズボン、黒のマントと黒の指輪、黒の靴、黒の髪、黒の手袋、黒の襟、黒のモノクル、そして白い肌と紅い唇と瞳。 救援は最適のタイミングで現れた。 彼は『空白の主』を庇うように前に立った。 その男の名を、アルフといった。 「第六物語シックスストーリの最終敵ラスボスであるか。 そしてこの大悪魔と同じ人類外」 「同じとは人聞きが悪いdeath。 私はあなたほど悪辣ではないdeathよ」 交わされた会話はそれだけだった。 そして戦いが始まった。 生命の樹セフィロトの奥に潜む悪魔と1700年前に人類種に敗北し常世から逃走した『空白の主』の息子の末裔の戦いが始まった。 さながら、最終決戦であるかのように。 終わった 終わった。 終わった。 終わった。 終わった。 終わった!終わったあァァっっっ! だが、はたして何が終わった? 佐天の歯を噛み千切ることが? もちろんそれは終わった。 佐天との間にあった信頼関係が? それは修復は可能なほどに終わってしまった。 上条の精神性は? それもまた、終わってしまったモノの1つだろう。 いくつもの出来事が終わり、モノとして存在しない目に見えない何かもまたいくつも終わってしまった。 それが良いか悪いかはまだ分からない。 もしかしたら上条の行動が後の災厄に繋がるのかもしれない。 けれど、確かに此処に1つの事象は終了したのだ。 上条が終わらせた。 「はっ、はふっ……はぁーっ、ははっ!はぶ、げふッ!…………あ゛、…………ぁ゛」 唾液と血液でぐちゃぐちゃになった佐天の左手親指を掌の上に吐き出して、上条は荒い息のまま何とか佐天に話しかけた。 「さ、てん……大丈夫、か……?」 「……………………………」 返答はない。 「佐天……?」 膝に手をついて息を落ち着けながら、上条は顔を上げて佐天を見上げた。 佐天は、恐怖に歪んだ顔のままぐったりと頭を下にしていた。 「っ!……ぅ」 ピクリとも動かない佐天。 気絶している、のだろう。 全身から力が抜けている。 だらりと下がった四肢に半開きになった口、開いた瞳孔。 全てが佐天が正常ではない状態であることを示している。 言うまでもなく、上条がそうした。 仕方なかった……仕方なかったんだ! そう、思うしかない。 今はまだ、罪悪感を抱くわけにはいかない。 やらなければならないことがある。 佐天の痛みを、その犠牲を、無駄にするわけにはいかない。 「Aえー!」 と上条は食蜂を呼んだ。 佐天の左手親指が手に入った以上、後必要なのは刀夜の右目だけだ。 つまり食蜂が刀夜の右目を抉りだせていれば、事態の全ては解決する。 はずなのに、 「何してるんだ……?」 奇妙なことに、食蜂は刀夜の右目に手を伸ばしたまま静止していた。 「大丈夫、か?」 緊張しているのだろうか。 躊躇しているのだろうか。 それも仕方ないと思う。 上条だって、躊躇いの中で覚悟を決めて佐天の指を噛み千切ったのだ。 だから食蜂が出来なくても仕方ない。 いざとなったら いざとなったら、上条が食蜂の代わりをやるしかないだろう。 けれどまず、上条は食蜂を励ますためにその左肩に手を置いた。 「変わろうか?」 と声をかけて、 ドン、と食蜂の身体が倒れた。 「……………………………………………………………………………………………は?」 一瞬、停止。 だが、すぐに動き出す。 「食蜂!?」 倒れ伏した食蜂に上条はすぐさま駆け寄った。 何だ?何が起きている?どうして食蜂が倒れた? 「おいっ、どうした!?しっか」 呼吸が、停止していた。 心拍が、無かった。 つまり、食蜂は死んでいた。 「待てよ」 死んでいた。 「起きろよ!何、何で……食蜂ッ!」 ガチャリと音がして、誰かが上条の背に凭れ掛かってきた。 「ぐっ、痛ッ!?」 背中に奔った衝撃を振り払うかのように、上条は食蜂の身体を支えたまま片腕を背に手をやった。 何かが上条の背中に墜ちてきた。 何かが上条の背中に降ってきた。 それを背中から降ろして、上条は降ってきた何かを確認し、 上条刀夜が死んでいた。 「……、…………?」 今度は言葉すらも出なかった。 ただ、ふらふらと開いている方の手が刀夜の頬に伸びた。 ふらふら、ふらふら、ふらふらと。 「父、さん……?」 動かない。 ピクリとも、動かない。 触らなくても分かる。 触れなくても分かる。 上条刀夜は死んでいる。 「あ」 呆けたように口を開きっぱなしにして、食蜂を横たえ、上条は立ち上がった。 何が起こっているのかわからない。 何が起こっているのか分からない。 何が起こっているのか分からない。 でも何かが起こってるのなら、と上条は立ち上がった。 四つの枷から解放され、倒れ伏した佐天が視界に入った。 「は」 確かにそうだ。 食蜂が死んだ。 刀夜が死んだ。 ならば佐天だって死んでいるだろう。 全くそうだ。 非常に納得できる。 「なら、ジャーニーも……」 佐天と刀夜が解放されたなら、もちろんジャーニーも死んでいる。 見る必要もない。 だって、12のルールにはこうあった。 『ジャーニーが培養器の外に出るか、ジャーニーが死亡した時点で2人の拘束は解かれる。 』、なら当然ジャーニーは死んでいる。 4人とも死んだ。 此処で生きているのは上条だけだ。 「……外に」 なら、もう此処に居ても意味はない。 外に出て、助けを呼ばなければ……。 ふらふらと頼りない足取りで階段を上り、部屋を出る。 その部屋の外では、少女が死んでいた。 「…………………、蜜蟻、……か?」 その顔には見覚えがあった。 蜜蟻と名乗る少女と同じ顔をしていた。 ……待っていた、のだろうか。 ジャーニーを救出した後の上条に会いに来るつもりだったのだろうか。 死体は黙して語らないから、真実はもう分からない。 「……………………………、…………」 歩く。 ただ、歩く。 とにかく外に行かなければ何も始まらない。 外に行けば助けを呼べる。 助けを呼んで駆動鎧パワードスーツを止められる。 だから、まずスタジアムの地下から出なければならない。 「…………もう、ちょっと」 後数歩でスタジアムの外に出られる。 後2歩でスタジアムの外に出られる。 スタジアムの外に出られた。 「っ」 太陽光の眩しさで僅かに目が眩む。 だが徐々にその明るさに慣れて、視界が開けた。 インデックスが死んでいた。 片腕を切り落とされ、半ばまで切断された胴からは内臓が零れ落ちている。 白を基調とした修道服はあちこち裂かれ、穴が空き、そこから今もなお流れ出る血が、修道服を赤黒く変色させていた。 数えることすらも馬鹿馬鹿しくなるほどにインデックスの体の傷は多かった。 何度も、何度も、何度も。 誰かがインデックスの体を切り裂き、斬り付け、痛めつけ、命を弄び、尊厳を凌辱し、生き様を侮辱し、そして突き立てて、消えない傷を残したのだろう。 永遠に消えない、傷跡を。 どうして、そこまでされなければならなかったのか。 どうして、そこまでしなければならなかったのか。 だから上条は死にきったインデックスに近づいて、その瞳を閉じさせてあげた。 それくらいしか、出来なかった。 「……………………」 そうして、上条は携帯電話を取り出して病院に電話した。 119番。 死体を病院に渡さないといけない。 通話がつながる。 「あの」 自分でも驚くほどに冷たい声が出た。 話しかけてこない。 「……仕事してくれよ」 119番からの返答がないなら自分で歩いて病院に行くしかない。 どこの病院が良いだろうか?一番近い所なら、やはりカエル顔の医者の所か? 「歩けば、いつか辿り着くか」 そう言って、上条はスタジアムの外に出る。 スタジアムの外には、輝の死体があった。 「……勝てなかったのか」 それだけ言って、上条は大通りに向けて歩き始める。 大丈夫だ。 死体が1つ増えただけだ。

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aca:2013年06月

隠 され た 真相 を あぶり だせ タスク

『小笠原誠治の経済ニュースゼミ』の小笠原誠治氏は完全なアホだった 以下、 ある人 = 777 = 中川隆 です: 2018年11月19日 ある人のコメントを非公表にした理由 私のことを無知蒙昧だと批判した人がいます。 その人は、コメントを書いても削除されるからこれ以上書かないとも言っています。 でも、正確に言うと、削除したのではなく非公開にしたのです。 非公開も削除も同じことか? いずれにしても、何故非公開にしたのか? この人の書いたコメントを改めて読み直してみました。 凄い量の一言です。 しかし、内容は余りにも思い込みが凄い。 凄すぎる。 要約ですので、その点はご留意して頂きたいと思いますが、感動的な部分を赤字で強調しておきます。 11月17日 円が暴落した日本の輸出企業の一人勝ち。 欧米とアジアの企業は倒産、日銀は債務超過になっても困らない。 2.11月17日 日本は大昔から供給過剰な国。 終戦直後もハイパーインフレにはならなかった。 3.11月17日 円安で原材料価格がいくら高くなっても輸出価格は原材料価格に付加価値をプラスした価格にするので儲かる。 11月17日 円安で日本の輸出企業がアメリカ市場を独占してどんどん売れるから輸出総額も増える。 5.11月17日 財務省と日銀はアメリカから景気を悪くしろと指示されているのだろう。 日本の景気が良くなると日本の資金が海外に流れなくなるから。 6.11月17日 平成バブルも他国のバブルも国際金融資本が人為的に作って崩壊させたもの 7.11月17日 ド素人の妄想はもういい。 戦後のインフレはアメリカの指図で戦時国債を返さなくていいようにするために意図的に円の価値を下げただけのこと。 ハイパーインフレとはインフレ率が毎月50%を超えるものを指す。 8.11月17日 元々日本は供給能力が高かったからインフレになる訳はない。 1946年のピーク時のインフレ率は500%程度に過ぎない。 9.11月17日 フランクリン・ルーズベルトは親共産主義だったので、戦後の日本を疑似共産社会にしようとした。 貧民が土地を買う金を出せるように人為的にインフレを起こし預金封鎖で資産家の資産を取り上げた。 10.11月17日 ハイパーインフレの定義を知らないのは経済学のド素人。 11.11月17日 不景気で物が売れないから中国や東南アジアに工場を作って生産する。 12.11月17日 ここの読者は知恵おくれしかいないのか? 13.11月17日 フィリップ・ケーガンの定義が適用できるハイパーインフレのモデルがよく使われる。 僕は理科系のエンジニアで経済は教養としてしか知らないけどこのブログの読者より判断力がある。 14.11月17日 中国人で英語のマニュアルを読める人間なんか殆どいない。 最新機で中国語のマニュアルなんて殆どない。 技術者のレベルが日本人より格段に落ちる。 知恵遅れに説明するのもしんどい。 15.11月17日 中国語は不完全な原始的言語だから日本語には絶対敵わない。 英語も日本語には全然敵わない。 中国語を使っている限り、中国では技術進歩は有り得ない。 16.11月17日 中国が世界の工場になったのは、アメリカが工場を中国に移転して元を極端に切り下げたから。 アメリカが中国と組んで日本経済を潰した。 17.11月17日 15と同じ内容。 18.11月17日 中国でできるのは技術を盗んで物まねして質を落としたコストダウンするだけ。 20.11月17日 陰謀論と言うのは論破された人間が使う言葉。 参考のコピペ(バブル崩壊)。 21.11月17日 コピペ続き。 22.11月17日 コピペ続き。 23.11月17日 コピペ続き。 24.11月17日 コピペ続き。 25.11月17日 コピペ続き。 26.11月17日 コピペ続き。 27.11月17日 コピペ続き。 28.11月17日 コピペ続き。 30.11月17日 アメリカの財務官僚が何故ゴールドマンサックス関係者ばかりなのか、考えたらいい。 31.11月17日 日銀総裁が何故欧米から勲章をもらったり、高級の再就職先を紹介してもらえるのか、考えららいい。 32.11月17日 ここは都合の悪いコメントを書くと削除する。 33.11月17日 32と同じ。 34.11月17日 ドイツがNo2になったらすぐ潰された。 ソ連がNo2になったらすぐ潰された。 日本がNo2になったらすぐ潰された。 今度は中国がNo2になったらからもうすぐ潰される。 35.11月18日 日本のGDPの85%は内需だから輸出で稼ぐ必要はない。 輸出で得たドルを円に換えると円高になるので、稼いだドルはアメリカの国債をかったりするしかない。 そうして日本から金を持ち出すことになるから却って貧しくなる。 輸出をすればするほど不景気になる。 それが失われた30年の原因だ。 インドも英国に綿製品を輸出して輸出過剰になったため世界最貧国になった。 トヨタやキャノンを日本から追い出さないと日本もインドの二の舞になる。 36.11月18日 小笠原誠治は無知蒙昧だから消費税が低所得者層から輸出企業への所得移転を目的にしているのが分からない。 このコメントもどうせ削除されるから、これ以上書かない。 感想を述べます。 円が暴落しても円安になって輸出が伸びるので何も困らない。 それどころか他国の輸出企業が倒産するなんて、お気楽なことを言っていますが、本当にお目出度い。 だったら、何故アジア通貨危機とか韓国からの資本流出で大騒ぎしたのか、と。 日銀が債務超過に陥っても困らない、と。 本当にお目出度い。 円安になると日本企業が米国市場を独占できるのだ、と。 だったら、安倍政権になって急速に円安が進んだにも拘わらず長年実質輸出は増えなかったのかを説明できない。 バカか、と言いたい。 財務省は米国から景気を悪しろと言われているのだ、と。 逆に日本発の経済危機を引き起こすようなことをするなと 言われたのを知らないのか、と。 妄想だけして、現実を全く知らない人なのですね。 戦後のインフレもアメリカのせいなのだ、と。 ハイパーインフレの定義などどうでもいいのですが、戦後のインフレはたった500%程度だと豪語する辺りが凄すぎる。 日本は供給過剰の国なのにね。 日本が輸出してドルを稼ぐと、それが海外に出ていくのでそれが失われた30年の原因なのですって。 お願いですから、もう来ないで下さい。 以上 ネトウヨって、どうしてこうも暇なのだろう、と思った方、クリックをお願い致します。 バカか、と言いたい。 小笠原誠治さんは経済のイロハが全然わかってないね。 日銀はアメリカ国債を日本の銀行に買わせる為に金融緩和したんだよ 日本の銀行が持って居た日本国債を日銀に売らせて、その金でアメリカ国債を買わせたんだ。 アメリカを助ける為にね。 日本はデフレだから、日本国内に投資しても儲からない。 だから遊んでいる金は海外に投資するしかないんだ。 日本の金が外国に逃げて行って、日本人の給料が上がらなければ、物価も上がらないし、実質輸出も増える訳ないよ。 777 2018年11月19日 12:25 アメリカの景気が良くなったにも、アメリカ株がバブルになったのもすべて 日銀が金融緩和した金が原因だからね 日本の銀行がアメリカ国債を買う為に、日本円を売ってドルを買ったから超円安になったんだ。 それで原油や輸入物価が高くなったから、日本の内需企業や一般庶民は貧しくなった。 それがアベノミクスの目的。 日本の景気が良くなったら、日本の資金が海外に投資されないで、日本国内で工場を建てるからね。 隠れ読者 2018年11月19日 19:18 件のネトウヨ炎上に油を注いだのは当方であり、御迷惑をお掛けした事についてはお詫び 致します。 ここまでしつこくイジリ倒したのは、このようなネトウヨを放っておくと懲りずに現れる ためで、当方のような素人でも指摘出来る程の矛盾した意見だったので黙らせるつもりで 連投したのが事の顛末です。 でも、相手もそれなりな経済学的知識を持つ人物だったのは予想外でした。 seiji 2018年11月19日 20:00 隠れ読者様 お詫びの必要は全くないと思います。 ただ、相手がそれなりの経済学的知識を持つ人物だというのは、違うと思います。 あのバカモノが主張したことをもう一度読み直して下さい。 デタラメ、妄想です。 経済学的知識を持つように思われたのは、あのバカモノが書いたコピペの部分で、そう思ったのではないでしょうか。 あれは誰か他の人が書いたものに過ぎません。 それどころか他国の輸出企業が倒産するなんて、お気楽なことを言っていますが、本当にお目出度い。 だったら、何故アジア通貨危機とか韓国からの資本流出で大騒ぎしたのか、と。 新興国が通貨危機になると、キャリートレードの逆回しで超円高になるから大騒ぎになったんだよ。 輸出拡大によっていくら日本が黒字を蓄積しても、それはアメリカ国内にあるアメリカの銀行にドルで預け入れ、アメリカ国内に貸し置かれる。 日本からの預金は、アメリカにしてみれば資金調達である。 貸し出しなどに自由に使うことができる。 日本は稼いだ黒字にふさわしい恩恵に与らないどころか、輸出関連産業を除いて国内消費は慢性的な停滞に喘いでいる。 停滞の原因であるデフレはなかなか出口が見えない。 日本の黒字がドルとして流入したアメリカはどうなのか。 ドルはアメリカの銀行から金融市場を経由して広く行き渡り、アメリカ経済の拡大のために投下されている。 日本の黒字は結局、アメリカが垂れ流す赤字の穴埋めをし、しかもアメリカの景気の底上げに貢献しているのである。 ・・・ 輸出で稼いだ黒字を日本がドルでアメリカに預け、日本の利益ではなく、アメリカの利益に貢献している限り、円高圧力もデフレ圧力も弱まることなく、政府・日銀がいくら財政支出や金融緩和というデフレ解消策を講じても、一向に持続性ある効果は現れないのである 7. 逆に日本発の経済危機を引き起こすようなことをするなと言われたのを知らないのか、と。 日本の消費税導入はアメリカに指示されてやったもの 日本の移民受け入れもアメリカに指示されてやったもの 健全だった日本の銀行の不良債権処理もアメリカに指示されてやったもの 消費税導入したら消費が減って不景気になる 移民を入れたら日本人の賃金が下がって購買力・需給が減る 健全だった日本の銀行の不良債権処理をやらせたから貸し渋りで日本の企業が大量倒産した アメリカは日本の景気をどうやって悪くするかしか考えてないよ その前のスレも記録してあったものだけ採録しておきます: 積極財政派のおバカなコメント 2018年11月16日 小笠原誠治の経済ニュースゼミ 「日銀の資産がGDPを超えたというニュース」という記事にコメントが寄せられました。 でも、名前はありません。 そのことからしても、本来無視すべきコメントかもしれません。 しかし、一般の読者のなかには、このコメントをどう評価していいか分からない人がいるかもしれませんので、敢えて私が反論を致します。 この人の言いたいこと、私にはよく分かります。 この人、三橋貴明とか高橋洋一とか、あるいは森本卓郎の書いたことを信じている人なのでしょうね。 いずれにしての、この人の書いているのは次のとおり。 統合政府の話やシニョリッジの話とか色々言いたい事はありますが、記事中の事柄だけでもツッコミどころがありまして、前半と後半は論理的に矛盾しています。 端的に云えば、金利の水準は信用を表します。 借金という表現自体不適切ですが(親会社が子会社の株式を取得したら借金って表現しますでしょうか)、仮に借金だとしても、借金が悪いのは、第一義的に額の大きさでも月々の返済額でも無く、「信用を失う事」にあります(逆に言えば、身の丈にあった借金は無借金よりも良いです、無借金経営は悪手という話ですね)。 日本国債は極めて低い金利水準にありますが、これは信用が高過ぎるからです。 仮に信用を失えば、日銀がどれだけ頑張っても金利を低く保つのは不可能です(ハイパーインフレが起こります、もっともその為のインフレターゲットな訳ですが、元々インタゲは高インフレ下の政策です)。 説明は省略しますが、キャッシュレス化を進めたい理由も、適合的期待が高過ぎる理由も、全て繋がっていますし、本来は民間部門がより投資を増やすべき所が債権超過に陥っている為に、公的部門が債務を増やしてリバランスするのは理論的に正しいです。 当然、リスクは常にありますが、過程を無視してリスクだけにフォーカスするのは非合理的です。 二値論的に捉えず、リスクとベネフィットを勘案して、総合的に捉えるべきです。 ちなみに、個人的には、マイナス金利政策にはネガティブです。 そもそも、今の日銀はコミットメントを失っていますしね。。 最後に、長文すいません。 いいでしょうか? 先ず統合政府の話とあります。 この人何を言いたいのかと言えば、政府と日銀の財務諸表を連結すれば、政府の借金は日銀の債権なので政府の借金がチャラになると言いたいのです。 お前はアホか! 確かに、そのようなことを高橋洋一は言っています。 しかし、連結したからといって、全体で借金がチャラになることはありません。 それは、確かに政府の借金の見返りとして日銀の債権があるのですが、日銀はその債権を得るために日銀券を発行しており、その分の債務があり、それが消えることはないからです。 次に、シニョリッジとあります。 これは、通貨発行益のことで、この人、日銀や政府は幾らでも紙幣を刷ることができると言いたいのでしょう。 しかし、日銀がどのように通貨発行益を損益計算書に計上しているかを全く知らない。 そして、その計上の仕方が100円玉や10円玉を発行したときの通貨発行益の形状の仕方とどのように異なっているかもしれない。 ついでに言うと、通貨発行益については意識していても、通貨回収損というものがあることを知らない。 要するに、通貨発行益を政府が計上すれば、増税しなくても財源を確保できると言いたいのでしょうが…それも高橋洋一が言っていたことですよね。 しかし、それが可能であれば、最初から税収に頼る必要はない。 でしょう? さらに言えば、そのようなことを言う麻生財務大臣だって、増税は必要だと言う。 全く矛盾しています。 次に、金利の水準は信用を表しますとあります。 確かに一般論としてはそのとおり。 しかし、今の国債市場というのは、買手が日銀であって、自然に成立した金利ではないのです。 市場が歪められた結果成立している不自然な金利なのです。 従って、金利が低いからといって政府の信用が高いことを意味しない。 にも拘わらず、この人は、日本政府の信用が高すぎると来た! アホも休み休み言って欲しい。 日本政府が国債を発行する必要もないなら、日本政府の信用は十分高いと言えるでしょうが、実際は真逆。 さらに、この人は、全体のバランスを取るために政府が借金をするのは理にかなっているとまでいいます。 これは麻生財務大臣がよくいう台詞です。 しかし、そういう考えが財政を悪化させた大きな原因の一つなのです。 仮に政府が借金をしても、それを収益事業に回すことができれば、借金をしても却って財政再建の貢献することもあり得るでしょう。 しかし、政府は基本的に収益事業を行うことがないので、借金をして儲けるということができないのです。 政府が借金をしても、そのお金でどんどん儲けることができるのであれば、確かに借金をした方が、政府の債務の縮小につながるでしょうが、現実はそうではない、と。 それに、それどころか、全く無駄な使い方をしているのが今の安倍政権です。 つまり、ばら撒きばかり。 そうやってお金を単にばら撒いただけで日本経済が強靭になる筈がありませんか。 今でも高橋洋一や三橋貴明の書いていることを信じるような輩がいるのだなと呆れた方、クリックをお願い致します。 中川隆 2018年11月17日 円が暴落したら日本の輸出企業の一人勝ちになって、欧米とアジアの企業は全部倒産するからね 日銀が債務超過になっても日本は困らないんだよ 5. 中川隆 2018年11月17日 日本は大昔から供給過剰な国で、終戦直後の生産設備が壊滅していた時でもハイパーインフレにはならなかった。 今、ハイパーインフレになって円が暴落したら、日本以外の海外の企業は一社も生き残れなくなるよ 6. 隠れ読者 2018年11月17日 08:51 >円が暴落したら日本の輸出企業の一人勝ちになって、欧米とアジアの企業は >全部倒産するからね 深夜にこんな投稿をしている人物だから、単なる冷やかし投稿なのは誰しもが認める ところでしょう。 それにしてもここまでアホな説を唱える事が出来るなんてどんな人物 なのか興味が湧きますよ。 そりゃ円安になれば日本の輸出企業は為替利益が大幅に上昇するでしょうね、材料調達 から製造まで一貫して日本国内で完結してればですが。 円の暴落は原材料調達費も暴騰 する事を意味するので、為替利益などチャラになるはずですがそこはどう説明するんで しょうかね。 深夜にアホな意見を投稿してくるアホはどこまでもアホですね。 輸出価格は原材料価格に付加価値をプラスした値段にするから、円安で原材料価格がいくら高くなっても、付加価値分だけ儲かるよ それでも他国の国内価格よりは遥かに安くなる 9. 隠れ読者 2018年11月17日 09:20 >輸出価格は原材料価格に付加価値をプラスした値段にするから、円安で原材料価格が >いくら高くなっても、付加価値分だけ儲かるよ これでは、付加価値分は今と変わらない事になるので、利益幅自体は何も変わらない。 よって、日本の輸出企業に有利だという説明は破綻しているんだけど。 むしろ、円の暴落 状態であることから、付加価値自体も国際的価値が低くなっていているからどこをどう とっても日本の企業が有利になる材料など無い。 よって、日本の輸出企業に有利だという説明は破綻しているんだけど。 円安で付加価値分がドルベースでは安くなるから、アメリカに輸出した時の製品価格が同業他社のものより安くなる。 従って、日本の輸出企業がアメリカ市場を独占してどんどん売れるから、輸出総額も増える。 日本以外の国の同業他社はすべて倒産する。 中川隆 2018年11月17日 09:36 日本の景気が良くなると、日本の投資資金が海外に流れなくなるから 財務省と日銀はアメリカから日本の景気を悪くしろと指示されているんだろうね。 官僚の上司はアメリカ軍人で、政策はすべて日米合同委員会で決められるから、財務省と日銀はアメリカに逆らえないんだろうね。 隠れ読者 2018年11月17日 10:09 >従って、日本の輸出企業がアメリカ市場を独占してどんどん売れるから、輸出総額も増える。 >日本以外の国の同業他社はすべて倒産する。 世界は日本とアメリカの二か国しかないのですか。 でも、その割にはアメリカ以外の国が ある前提が書いてあるのですよね、これ。 だから円暴落=日本以外の国の同業他社倒産 という関係など何も成立しないのですが。 >日本の景気が良くなると、日本の投資資金が海外に流れなくなるから これも、どうしてそんな関係が成立するのだろうか、さっぱりわからない。 過去の事実 として、日本がある意味で最も景気が良かったバブル期には、ロックフェラーセンター を日本企業が買ったりと、海外へ潤沢な資金が流れたのだが、この事実の説明がつかない。 アホを弄ると、アホは色々なアイデアが湧くらしい(笑)。 平成バブルも他国のバブルもすべて国際金融資本が人為的に作って崩壊させたものだろ ソロモン証券が日経平均を吊り上げたのは有名な話だろ 日本株に先物やデリバティブを導入させたのも価格操作の為だよ それで日本株を38000円まで上げてから7000円まで暴落させて、外資は何百兆円も儲けた。 その後捨て値で日本株を買って、現在日本株の 3割は外資所有になった 中川隆 2018年11月17日 コピペ 平成バブル崩壊と ソロモン・ブラザース証券 私にとって、最もつらい経験は、1990年の平成バブルの崩壊です。 発表しようとも思いますが、なかなかその気にはなれません。 ところが、この年、空前の利益をあげた証券会社があります。 野村でも大和でもありません。 外資系のソロモン・ブラザース証券が、巧みな方法で日本の市場を舞台に、安全かつ巨額の利益を手中に収めたのです。 同社のこの勝負を、振り返って見ましょう。 1989年11月9日、偶発的に、国境に押し寄せた東独市民により、ベルリンの壁が崩壊します。 資本主義が社会主義より優れていることが、誰の目にも明らかになります。 株価の先高感が強まり、12月にはいり、日経平均先物と現物との差がなんと1000円以上開いてしまうのです。 この先物高と現物安の異常格差が大問題だったのです。 ブラック・マンデーなどで裁定取引の経験を深め、鍛え上げた外資系証券会社と比較して、日本の証券会社や投資家は、知識不足で無防備でした。 ソロモンのトレーダーは、千載一遇のチャンスを逃さず、大きな勝負にでます。 1989年12月上旬、同社は、現物買いの先物売り(3月限)の裁定取引をなんと1900億円分実施します。 ソロモンの現物買いでバブルは、ますます膨らみます。 1989年12月末、日経平均は、38916円の史上最高値となります。 この瞬間がピークだったのです。 裁定取引は、株が上がろうが下がろうが利益には、影響を与えません。 現物と先物の差がどう変化するかで勝負が決まるのです。 1990年大発会以来、株価の不振が続きます。 この値動きから、同証券のトレーダーは、日本株バブルの崩壊を確信します。 1900億円分の裁定取引から、最大の儲けを引き出すにはどうしたらよいか?思案を重ねます。 そして、ほぼ同時期の、1990年1月11日、不人気の国債の入札に参加、600億円分を購入します。 同社は、大証で購入した日経平均のプットの一部をもとに、アメリカ中の顧客に「日本株売りファンド」を販売します。 (簡単にいうと一定金額を払い、日経平均が下がると下がった分だけ利益の出るファンドです。 ) これで、準備完了です。 1月16日、ソロモン証券は、買って間もない大量の国債を、損を承知で投売りします。 国債価格は暴落して、金利は暴騰します。 日経平均と長期国債の金利のグラフの90年1月を見ると、両者の関係がよくわかります。 金利の上昇をきっかけに株価は下落、先安感が支配的になります。 国債で損をしても、株がそれ以上に暴落すれば、同社は儲かるのです。 そして、運命の2月26日が巡ってきます。 先安感が強くなると、現物より先物のほうが早く下がる傾向があります。 この日、日経先物は、ストップ安になります。 ソロモン証券は、この機を逃さず、大量の裁定取引を解消して巨額の利益を確定します。 下がりきった先物を買い戻し、大量の現物を売ったのです。 1990年2月26日同社の大量の現物売りが、東京市場に衝撃をもたらします。 日経平均は、34891円から33322円へとたった一日で4. 5%も暴落します。 当時、日本の投資家 私もその一人)は、裁定取引についての知識がありませんでした。 翌日の朝刊には、外資系証券会社の裁定取引が暴落の原因、と書いてあります。 「なにか得体の知れない、ヌエのようなアメリカの怪物が コンピュータを使って暴れまわり、日本市場を破壊している。 」 そんな印象でした。 ソロモンと同社から「日本株売りファンド」を買ったアメリカ国民は、日本株の暴落で膨大な利益をあげます。 そして、あれから60年後、今度は日本を叩き潰す為に、1990年2月、巨大な経済の逆回転が始まり、平成バブル経済が崩壊しました。 平成バブルが崩壊するバブル・ピーク時、CIA(Central Intelligence Agency/アメリカ大統領直属の中央情報局)は、ベルリンの壁が崩壊し、東西冷戦後の次の敵は、日本だと考え始めていました。 事実、1989年秋から始まった、アメリカ系証券会社の株価動向は不気味な動きをし始めました。 バブルと、その崩壊に携わったのは、ユダヤ系の金融機関であるソロモン・ブラザーズ(現在のソロモン・スミスバーニー)という証券会社でした。 ソロモン・ブラザーズは資本主義の歴史に詳しく、また日本の昭和初期の経済にも精通していて、1989年11月、ニューヨークで「日経平均株価が大暴落したら大儲け」という『プット・ワラント』のデリバティブ商品を機関投資家や大口投資家に大量に売り始めたのでした。 それ以来、ソロモン・ブラザーズが中心になって、債券、為替、株価のトリプル安が始まります。 これがバブル崩壊の裏側に隠れたメカニズムだったのです。 バブル崩壊のシナリオは、どのようにして仕組まれたのか、その筋書きを追ってみましましょう。 バブル絶頂期は、1989年にそのピークを迎え、株価は天井でした。 この時、多くの日本人は、株価の高騰(こうとう)並びに地下の高騰に、湧きに湧き、怕(こわ)いもの知らずで、日本の投機家達は今迄になく傲慢(ごうまん)になっていました。 そしてこの頃、事実CIAは、アメリカの敵は日本であると考え始めていました。 CIA経済部門のスペシャリスト達は、アメリカ系証券会社のソロモン・ブラザーズ(現在はソロモン・スミスバーニー)と手を組み、日本経済の崩壊作戦に向けて本格的に動き出しました。 これが今日の不況を長引かせる要因を作ったのです。 これが日本株式市場に於ける下落のシナリオ「バブル崩壊作戦」でした。 ソロモン・ブラザーズは、1989年当時の沸き立つような好景気も、60年前のアメリカ・ニューヨーク.ウォール街での大恐慌と同一のものであると、そのバブル崩壊を予測したのです。 かつて、国際金融資本の総帥・ロスチャイルドの配下であったロックフェラーやデュポン(世界最大の化学メーカー)らは、この大恐慌を利用して天文学的な巨富を手にしていました。 ソロモン・ブラザーズはこれに因(ちな)み、バブル崩壊を企てる研究に取りかかったのです。 「どうしたら一儲けできるか」からはじまり、「どうしたら日本経済を徹底的に叩く事が出来るか」という結論を導き出し、日本経済崩壊に向けて模索し始めたのです。 60年前のウォール街での「暗黒の木曜日」の立役者は、国際金融資本の総帥・ロスチャイルドの息の掛かる東部のエスタブリュシュメント達(ロックフェラーを筆頭に、デュポン、ケネディ、オナシス、アスター、バンディ、コリンズ、フリーマン、ラッセル、ファンダイン、リー・クアンシューの超大富豪十二家)でした。 この者達は手持ち株を売り捲り、その結果、下落に下落を重ね、二束三文になった株式を買い叩いたのです。 それで巨万の富を手にしたのですが、今日とは情況が違うことに気付きます。 この難題に、しばらく苦慮しますが、ついに糸口を掴んだのです。 その糸口とは、「何が株価を暴落させる要因になるか」と言うものでした。 つまり株価が暴落する切っ掛けを作ればよいのです。 そして、「下落によって、下がった株で大儲けできる商品を持っていればよい」ということに行き当たったのです。 それが「デリバティブ」でした。 デリバティブとは、金融派生商品(通貨・金利・債券・株式・株価指数などの金融商品を対象とした先物取引)のことで、「先物取引」という意味合いを持っています。 次の研究課題は「どうやったら大暴落を人工的に作り出し、然(しか)も、そのタイミングに合わせて、自分達の狙うポイントに、総てを集約することが出来るか」という研究に取りかかったのです。 人工的に大暴落を作り出す場合、60年前の大恐慌では、アメリカの大富豪達による「大量売浴せ」という手法が使われました。 大量売浴せとは、売方が買方の買数量より、多量の売物を出して買方を圧倒し、相場を押し下げようとすることで、「売り崩し」とも言われます。 しかし、それでは巨額な資金が必要であり、当時と違って、それほど経済構造は単純なものではなくなっていました。 研究に研究を重ねた結果、巧妙(こうみょう)な手口を考え出します。 それは、「膨らんだ風船を、更に膨らませる手口」だったのです。 風船は、空気を送り込んで膨らませれば、それだけ膨らみますが、その実体は「バブル」です。 膨らむものは、いつか破裂して、大爆発を起こす物理的法則に制約されます。 経済とて、この法則下に制約されているのです。 彼等はこれに気付いたのでした。 彼等はそのシナリオを、綿密なストーリーで組み立てました。 徐々に膨らみを見せる風船に、意図的に、頃合いを見計らって、更に膨らませ、次に急激に膨らませるという巧妙なストーリーを演出したのです。 風船は、今まで徐々に、周囲の状態に馴染みながら膨らんでいたのですが、これに急激な吹圧を掛け、パンパンの膨張状態を作っておいて、一挙に破裂させるという巧妙な演出を画策したのでした。 彼等は、この原理を東京株式市場に応用して、バブル崩壊を目論んだのです。 そして彼等は「デリバティブ」という、風船を一突きにする「針」を手に入れ、膨張し過ぎて破裂状態になったところで、一突きにする演出を手がけたのでした。 1989年当時、日本人エコノミスト達は「デリバティブ」という「先物」の実体を知りませんでした。 経済や金融の専門家でも、この実体が何なのか、未だに分からず仕舞いでした。 またこの事が、バブル崩壊の悲劇を大きくし、当時の日本経済界は全く無防備であったと言えます。 ソロモン・ブラザーズは裁定取引を使って、意図的に、無防備な日本経済に先制攻撃を仕掛けたのです。 「梃子(てこ)の原理」(レバレッジ)を利用して、なるべく少ない資金で、効果的にバブル崩壊に導く人工爆発の状態を作り上げる研究をしたのです。 次に、バブル崩壊に導く為に、彼等は日経平均の株価操作の研究に没頭しました。 彼等は、この二つの研究から面白い現象に気付きます。 それは日経平均株価(日本経済新聞社が、東京証券取引所一部上場の代表的な225銘柄について算出し、発表しているダウ式平均株価)が単純平均(相加平均のことで、算術平均ともいわれ、n個の数を加えた和をnで除して得る平均値のこと)で作られた「指数」から出来ている事と、もう一つはこれらの指数の分析から、品薄な銘柄を意図的に買うと、少ない資金で日経平均株価を持ち上げることができるという経済現象に気付いたのです。 こうして研究の成果を、実行に移した時期が1989年の秋から冬に掛けての事でした。 日経平均株価は瞬(またた)く間に膨らみ、バブルは天井へと向かっていました。 その頃、日本の話題はベルリンの壁が崩壊し、東西冷戦構造が終焉(しゅうえん)を迎えれば、世界市場に進出できる等と、日本人経営者の多くが高を括(くく)っていた頃で、日本人の思い上がりの裏側では、こうした巧妙な仕掛けが、水面下で仕掛けられていたのです。 大蔵官僚も、エコノミストも、この仕掛けには全く気付いていなかったのです。 ソロモン・ブラザーズの真の狙い 当時の多くの日本人投資家は、「日経平均株価は10万円に到達する」と信じて疑わない人が多くいました。 誰もが強気で、今こそ、この好景気に乗って、買いに転じる時機(とき)だと確信していたのです。 その結果、バブルは急速な加速度をつけて、瞬く間に膨らみ始めました。 この時、ソロモン・ブラザーズは信じられない事をニューヨーク・ウォール街で展開していました。 1989年11月、彼等は「東京株式大暴落の図式」に則り、『プット・ワラント』という金融派生商品を売り始めていたのです。 『プット・ワラント』とは、「日経平均株価が大暴落したら大儲け」という新商品であり、この商品をアメリカの大口機関投資家に大量売り込みを図っていたのです。 また、これには大口投資家も飛びついたのです。 彼等の新商品に対するキャッチ・フレーズは「年末から年始に掛けて、日本の株式は大暴落するから、60年前の《1929年10月24日の暗黒の木曜日》の時と同じくらいの大儲けが出来ますよ」でした。 1990年1月2日、ニューヨーク・ウォール街では、日本とは逆に、信じられない現象が起こっていました。 突然、為替が円安へと向かったのです。 この円安はソロモン・ブラザーズが『プット・ワラント』販売に因(ちな)み、債券や為替や株価の「トリプル安」を企てたものでした。 そして1月が過ぎ、2月に入り、その月は既に中旬に入っていました。 この頃、日経株価はジリ安でしたが、大暴落の兆しは現われていませんでした。 日本人はまだ、この時にも何も気付いていなかったのです。 そして日本経済が、瀕死(ひんし)の重傷に陥っている自覚症状すら、エコノミスト達は感じ取ることが出来なかったのです。 当時の政治背景としては、自民党の政治家は2月中旬の衆議院選挙で大勝したことに祝杯を上げていた頃で、政界も財界も危機管理意識はなく、全く無防備でした。 日本人は、まさに「ライオンに、餌を差し出す為に手を伸す呑気(のんき)な兎」でした。 腕ごと食いちぎられるか、体ごと丸呑みされるかの、こうした危険すら感じる事もなく、呑気な行動をとっていたのです。 日本人投資家が、株を買いに奔走している頃、アメリカの金融の裏側ではソロモン・ブラザーズの売り攻勢が激化を極め、これまでジリ安で状態であった株価は、一挙に大暴落へと転じました。 バブル崩壊の引き金はこの時に引かれたのです。 ついに1990年2月末には、膨らむだけ膨らんだバブルは、日経平均15,000円台を大幅に割れ込みました。 一挙に大暴落が起こったのです。 ソロモン・ブラザーズの秘密兵器はデリバティブでした。 デリバティブは説明の通り、現物と先物との価格差を狙った「サヤ取り」であり、「裁定取引」と「オプション」で、日本の株価は下落したら大儲けという派生商品です。 この派生商品を、至る処に仕掛けておいて、株価を自由に操ったのです。 バブル崩壊の大暴落は証券会社のみならず、大蔵省までを翻弄(ほんろう)の渦に巻き込んだのです。 この巧妙な仕掛けでソロモン・ブラザーズは、僅か三年の研究とその実行で、一兆円にも昇る莫大な利益を手にしたのです。 そしてこの後、日本では更に悲惨な状態が続くことになります。 日経平均株価の大暴落は、株式市場の株価下落だけに止まらず、不動産の分野にも悪影響が及びます。 この悪影響は、政府が不動産融資へのマネー供給を停止するという事から始まり、今まで高騰(こうとう)を見せていた大都市の不動産の資産価値が急速に下落したことでした。 この現象は大都会だけに止まらず、地方にまで波及していきます。 不動産の資産価値が下落するとは、それを担保にしていた金融機関の担保価値も大幅に減少したということになります。 こうして不良債権の波及が表面化するのです。 これに対して政府の後手政策は、次から次へと傷口を広げ、日本の資産とマネーの急速な収縮は、今日に見る不景気と連動し始めることになります。 昇り詰めたものは、いずれ落ちる。 これは物事の道理です。 この道理に随(したが)い、ソロモン・ブラザーズは、次のプロセスへと準備にかかります。 ソロモン・ブラザーズの真の目的は、ただ単に、日経平均株価を下落させて大儲けすることだけではなかったのです。 彼等の真の目的は、日本人の個人金融資産の1300兆円にも上る郵貯(郵便局で取り扱う国営の貯金事業で、元金・利子の支払いは国によって保証される)の食い潰しでした。 日本のエコノミスト達は、この事すらも見抜けなかったのです。 ソロモン・ブラザーズが研究の末に計画した事は、こうした下落が生じた時、政治家はもとより、財界人を始めとして、証券会社等が「これを何とかしろ」と、政府に詰め寄り、殺到することを計算に入れていたのでした。 これこそ彼等の真の目的であり、ここに「日本発世界大恐慌」を画策した真の狙いが、ここにあったのです。 バブルを起こして潰す。 奴らの詐欺手口の最たるものですた。 バブルがはじけて今では失われた10年と言われていますが、今だに日本経済はその後遺症を引きずっています。 自殺者はバブル崩壊から毎年3万人。 今だにその数は変わっていません。 その手口を見れば分かるのですがいつもワンパターンです。 最初は甘い話でカモを釣る。 こうやれば儲かりますよ。 おいしい話でカモを誘います。 そしてころ合いを見計らって真っ逆さまに突き落とす。 詐欺師の典型的なパターンです。 最初に奴らはバカスカ札束を刷って、バブルを引き起こす。 銀行は貸して貸して貸しまくる。 株に投資すれば儲かるよ。 土地を買えば儲かるよ。 そしてカモが罠にかかったころ合いで急に蛇口を閉める。 貸し渋りをやるわけです。 これをやられたら投資家はいきなり資金難に陥ります。 そして、資金難に陥ったカモ達から担保として株、土地、あらゆる資産を奪い取るのです。 昔からやっていることは同じです。 いい加減気付いたらどうかと思うのですが、今だに引っ掛かっている人がいます。 その当時の日銀総裁であった澄田智(すみださとし)と言う方をご存じでしょうか。 日銀退官後は日本ユニセフ協会の会長などをやっていた方です。 澄田さんがバブル潰しの張本人と言われています。 その当時は、黙ってても銀行が頭を下げて貸しに来たという話は誰でも覚えているはずです。 そういうジャブジャブ溢れた資金が株や不動産に流れ込んだ。 借金しても金利は安いし土地や株を買えば値上がりするしで猛烈なバブルが起きたのですた。 そしてバブルが膨らみきったころ合いを図って、澄田さんはいきなり公定歩合を8%、長期金利は 10%まで引き揚げた。 蛇口を閉めたのですた。 借金すると金利が高い。 値下がりリスクのある株や不動産よりも安全な銀行預金の方が良いということで投資家は一斉に株と不動産から資金を引き上げた。 土地や株は一気に値下がり=バブル崩壊と言われています。 バカスカ金を貸し出して狂乱状態を作ってからブルを破裂させる。 その後には膨大な焼け野原、不良債権の山だけが残る。 それを二束三文で奴らが買い叩く。 昔からの手口。 ばればれの三文シナリオだったのですた。 さて、それにしても、そのバブル潰しの張本人澄田さんはどのような経歴の持ち主だったのでしょうか。 澄田さんと言えばフランスに留学した留学組で、その後ベルギー大使館、フランス大使館の一等書記官からキャリアをスタートしたエリート官僚ですた。 そしてその後は、順調に大蔵省で出世して日銀総裁になっています。 澄田さんとフランス財界のつながりはお父様の代から囁かれていますた。 澄田智さんは、日銀総裁を辞めた後、ロス茶イルドフランスの旗艦、投資銀行ラザール・不レールに最高顧問として天下りしています。 ちっとはカモフラージュでもして隠せと思うのですが、親子二代に渡って奴らの充実な部下だったという、そのまんまの経歴の持ち主ですた。 92年の4月からの暴落に続いて、7月にかけて東証第一部の平均株価が1万5000円台に突入し、ついに8月10日には一万4000台を記録した。 いつまでも続く最安値の更新が、日本の国全体を震え上がらせた。 そして外国人勢力による上場企業の買収・合弁へと、事態が急速に展開し始めた。 もはや投資家の損害どころか、日本経済が土台から崩壊しようとしていた。 日本株式会社の中枢部が、が一句人投資家によって買い占められるところまで株価が急落し、安い株券が誰か特定の金融ファミリーに集中していたのである。 果たしてこれらの暴落が、マーケットの自然な経済原理によってたまたま起こったものだったのか。 日本がこれまで利益を守ってこられたのは、国際金融マフィアが悔しがる『系列会社』の株の持合によるものだった。 三井グループ、三菱グループ、住友グループ等はもちろんのこと、富士銀行〜安田財閥は丸紅と連携し、三和銀行〜日本生命〜東洋信託の三水会は日商岩井と連盟を組み、第一勧業は伊藤忠と、それぞれがチームで利権を守るように動いてきた。 ところがこの相互持合い方式は、国際金融マフィアが、内部からトロイの木馬方式で侵入してくると、逆に一挙に乗っ取られ大変危ない構造であることがわかり始めた。 つまり芋づる式にあっという間に買収されてしまうからである。 今までは株式会社日本独特の『株の系列持ち合い制度』があるため、外国人ブローカーはまるで歯が立たなかった。 ところが金融マフィアが巧みに仕組んだ『バブル』という名の時限爆弾によって、兜町の上場株の内の四分の一近くを握っていた銀行業界が、不良債権の焦げつきで、これまで宝物だった手持ち株を大放出せざるを得ない羽目に陥ってしまったのだ。 その上さらに駄目押しをするかのごとく、国際金融マフィアによる残虐な圧力が日本の大手金融機関に加えられた。 これは日本経済にとって、結果的に第2の時限爆弾となった。 それほど国際金融マフィアにとって、70年代〜80年代に海外に大々的に進出し始めた日本の金融資本の力が、目の上のたんこぶだったわけなのだ。 この規制のよって、『バーセル・クラブ』の謀略通り、日本の銀行の手足を縛ることが可能となった。 むやみに国民から預金を取れなくなった日本の銀行は、増資のよって自己資本を大きくし、この壁を何とか打ち破ろうとした。 そして自己資本が運用されている不動産やノンバンク等の資金回収に必死になって走り回った。 折から、地価の暴落が始まり、起こるべくして起こった不良債権に青ざめた銀行が貸し出しを渋るようになると、その融資に頼っていた経済界がガタガタになり、それに連鎖して兜町の株がみごとに下降線を描き始めた。 そして最後に、これを見越していたかのように、劇的な92年4月の『外国人投資家による銀行株の大放出』という第3の時限爆弾が、ついに仕掛けられたのだ。 ソロモン・ブラザースやモルガン・スタンレーなどが一斉に投売りを始めて、まるで絨毯爆撃のような攻撃を日本の銀行に向かって開始したのだ。 彼ら国際金融マフィアは、かなり以前からアメリカ・ヨーロッパ等の経済紙に、『日本のバブル』という言葉をすでに頻繁に紙面に載せていて、いつの日か近いうちに、このシャボン玉に針を刺されて経済崩壊が瞬く間に起こることを、すでに予告していたのだ。 では、このバブル崩壊で、兜町に出入りしていた外国人投資家は、いくら儲けたのか。 92年の経済白書によると、株の暴落だけでほぼ350兆円が吹き飛んでいる。 金融取引の世界はあくまでゼロサムの世界だから、その莫大な消えた金額とまったく同額のお金を、闇に隠れて誰かがまんまと手に入れたことになる。 世界的な株価の変化に目をやってみると、不思議なことが起きている。 年初から8月までの株価の暴落率は、日本だけがダントツで、32・8%という急激な下げ幅を記録している。 ロンドン、ニューヨーク、フランクフルト、パリ等はほとんど変化なしで、全体としてはわずかに上昇である。 香港では、天安門事件後の反動で中国経済特区が急成長したために、逆に35・8%の急騰である。 その中心にある香港上海銀行は、ロスチャイルド・ファミリーの創業した銀行である。 この時期世界の銀行界では、日本が断崖絶壁に立たされていたにもかかわらず、アメリカの巨大銀行が、チェース・マンハッタン、J・P・モルガンを筆頭に、その第二・四半期で恐ろしいほどの利益急上昇を達成したことを、UPI電が7月に伝えた。 日本の証券会社が、全国210社合計で3600億円の経常赤字を記録したというのに、日本で活動している外国証券50社合計で、なんと前期の5・6倍という馬鹿げた収益を記録していた。 ちなみに外資系の1位がソロモン、2位がゴールドマン・サックス、3位がモルガン・スタンレー、4位がソシエテ・ジェネラルとなっている。 ソロモンとゴールドマンは、すでに大和を抜いて、野村に次ぐ兜町の2位と3位に入っている。 メリル・リンチのの純利益は53%増加と、前年と比べると過去最高を打ち立て、6月に入ってモルガンもまた東証株式の「売買高」の部門で兜町の3位に入り、四大証券のうち大和、日興を抜いてしまったのだ。 ここで彼ら外資系証券の開発した巧妙な手口のひとつ、裁定取引と呼ばれるまことに不思議な手口を挙げてみよう。 裁定取引( arbitrage)とは、辞書で調べると『ピンハネ』と書いてある。 売り買いをする商品には、目の前で取引する『現物』と、何ヶ月か先の取引を扱う『先物』がある。 もし何ヶ月か先の株価を知っていれば、現物を先物とのあいだに出る差額(サヤ)をあらかじめ計算して、買いだめでも、売り逃げでも、コンピューターの操作だけで好きなように利益をあげられる。 今回最大の利益をあげたソロモンなどは、ずっと先の株価を知っているものと見え、このシステムでぼろ儲けしたのだ。 日本の証券会社は、裁定取引に熱中すると証券取引所が混乱して自滅するという理由から、手控えてきた。 しかし外資系にとって兜町の運命なんかどうでもいいのである。 ウォール街の大スキャンダルとなったアメリカ国際不正入札事件の犯人、それが兜町を揺るがした同じソロモン・ブラザースである。 今まであえてはっきり書かなかったけれど、彼らは、何ヶ月先の株価を知っているわけはなく、未来の株価を、自作自演のインチキで上下させてきたのだ。 つまり集団でつるんで物音ひとつ立てずに、一気に売る。 理由は後で何とでもつけられる。 チャートや実勢価格なんかまるで無視して、人工的に平然と株価を操作してきたのだ。 はっきり言えばインサイダー取引であり、詐欺である。 このとき、チームで株価を完璧にコントロールできるだけの『巨大な資金』と『秘められた実行力』が戦略のキーワードとなる。 そのチームを、日本の証券業界では「外国人投資家」と簡単に呼んで、なぜか曖昧なままの存在にしてきた。 彼ら数百年の伝統を持つ金融業のプロに対して、あまりに幼稚な認識と言えないか。 日本人が初めて世界の金持ちの仲間入りをしたと言われながら、その実、投機のテクニックとして使われたのは、財テクと呼ばれる一般的な株券・政権の購入に過ぎなかった。 要するに、知的な金融能力とはまったく無縁のものだったのだ。 そして今も、日本には本当の金融のプロは存在していない。 前述のようにアメリカには日本のような「潜在消費・投資力」の備蓄がないから解決策を他国に求めるしかなくなる。 そこでアメリカに狙われたのが日本、つまり竹中平蔵大臣である。 実は竹中平蔵氏は1980年から90年のJapan as No. 1 「日本の世紀」と言われるほど日本経済が世界を制覇した 時代にハーバード大の客員研究員や准教授をしていた。 日本の銀行が世界ランキング1位から10位を占める事態に危機感を抱いたアメリカはハーバード大等の叡智を結集して「日本叩き落とし戦略」を打ち出して見事に成功し、その結果日本の大不況はまだ続いている。 竹中氏 当時、大蔵省財政金融研究所主任研究官 は日本の大蔵情報提供者として重要な働きをしたと考えられる。 だから現在のブッシュ政権の経済担当責任者とも親交が深い。 異例とも言われた経済財政・金融担当の二つの経済ポストが竹中に与えられた時、グレン・ハバード米大統領経済諮問委員長は「竹中氏は申し分のない改革論者で、ブッシュ政権は竹中氏を全面的に支持している」との見解を発表すると同時に「不良債権処理と日銀の金融緩和の必要性」を強調した。 竹中大臣が10月に訪米した時、「大手銀行だからといって容赦しないぞ!」と言わんばかりの不見識な「大失言」(竹中ショック)のためニッケイは大暴落となり日本は時価総額で約50兆円の資産を失った。 この時ハバード委員長をはじめ、バウチャー米国務省報道官、テーラー米財務次官らは必死になって竹中大臣をかばった。 アメリカが日本に経済高官を送り込んでまでの竹中支援ぶりは異常。 ここでまた経済の基本に戻るが、不良債権処理が日本経済の現況下では不要であることは再三解説したのでご理解いただいたと思う。 日本企業は現在リストラ中であり、総需要も資金需要もマイナスだから特に銀行機能を求める環境にない。 こうした時、銀行の脆弱な財務体質を目の敵にするのは不自然である。 しかも国会でもマスコミでも世を挙げて不況の結果である不良債権処理とデフレ対策に議論が集中し、不況の真の原因から目を避けている。 異常ではないか。 何故竹中大臣とアメリカはこの時期に不良債権処理と金融緩和を急ぐのか。 それはアメリカの国益の立場になって考えればすぐ分る。 自ら打つ手がなくなったアメリカは日本の「打つ手」(現金備蓄)を奪うしか手が無いのである。 竹中大臣はアメリカの国益の立場に立っているのである。 不良債権で金融機関のパイプが詰まったままの状態で金融緩和をすると緩和された資金はアメリカに流れず、資金需要がない日本の資本市場で浮遊資金の増大となる。 資金は当然土地と株にヘッジし、地価と株価を押し上げる結果となる。 これこそ日本経済再生の道だが、アメリカにとっては許し難いこと。 すなわち日本の土地と株が上がりだすとアメリカから資金が逃避し日本市場に向かうからである。 今アメリカは戦争と言う無駄な公共投資を前倒しで実行しているが(前述のごとく)潜在的財源が無い。 どんなことをしても日本の「備蓄資金」をアメリカへ還流させなくてはならない。 住宅バブルが弾けるのも時間の問題。 不良債権処理を急ぎ、日本の国民に痛みを与え、デフレをさらにスパイラル化し、大銀行や大企業を破綻に追い込んでまでもアメリカの国益の為に尽くす竹中平蔵。 さらなる「詭弁」で小泉首相と国民を騙し続ける竹中大臣。 まるで邪教の亡者のごとき竹中大臣の強烈な意志と情熱は、多分1980年代に洗脳された「日本叩き落とし精神」の具現だろう。 今日本は「気違いに刃物」を与えてしまった。 竹中平蔵は、もともと日本からハーバード大学に留学していった。 米国では世界各国から来るエリートを選び、その人物に、洗脳教育を施していると聞く。 つまり、「国際金融資本に、すべて任せることがよい」という洗脳である。 それは、すべて日本の企業を倒産させて、米国の企業に買い取らせるという結果になっている政策ばかりであり、しかも竹中はこれを「すばらしい」と表現している。 <竹中の破壊の歴史> 振り返ってみれば、日本は世界最強の銀行として、誇っていたのを台無しにしたのは自己資本比率規制の導入であった。 これを導入することを熱心にやっていたのが竹中であり、金融ビッグバンも竹中の提案であり、不良債権処理も竹中路線であり、就任以来54もの金融機関を次から次へと倒産させてきたのは彼の政策のためである。 小泉内閣になってついに、竹中金融担当大臣が就任した。 周囲は、机上の空論の大臣だといって猛烈に反対していたが、小泉は、 「すぐれた頭脳で貢献していただく」といって任命した。 竹中はそれまでやっていた慶応大学教授からいきなり金融大臣となった。 それでは竹中がやってきた日本の金融政策を振り返ってみよう。 竹中が、日本に、自己資本比率規制を導入した。 その結果、世界でも最強を誇って いた日本の銀行は軒並み、貸し出しを減らし、貸し渋りを行うようになった。 そして不況になっていった。 それまでは世界のベスト10バンクに日本の銀行が 6行も入るすごい状態にいたのだった。 竹中がやってきた日本の金融政策を振り返ってみよう。 竹中が、日本に、自己資本比率規制を導入した。 その結果、世界でも 最強を誇っていた日本の銀行は軒並み、貸し出しを減らし、貸し渋りを行うようになった。 そして不況になっていった。 それまでは世界のベスト10バンクに日本の銀行が6行も入るすごい状態にいたのだった。 すると山一證券は自主廃業となり、メリルリンチ証券となり、 長期信 用銀行はf経営が傾き、一時国有化し、リップルウッドに買収された。 東 邦生命は、買収されてGEキャピタル生命となり、日興證券は、 これも経営が傾き、外資に助けを求め、外資の傘下にはいった。 日興コーデイアル証券となった。 倒産は続出して、金融恐慌の一歩手前までいった。 時の橋本政権は選挙で大負けした。 日本経済にとって致命傷となった。 竹中金融大臣が、「不良債権処理をやるべきです」といい、それを強化すべ きだといった。 すると、銀行は貸しだしを抑制するためさらに不況となる。 不良債権 と認定された企業は次から次へと倒産していくため小泉政権の自殺者数や、倒産件数は歴代1位である。 この竹中金融担当大臣が就任している間、UFJ銀行は経営不安に陥り、54も の金融機関が倒産した。 足利銀行も倒産した。 建設会社が倒産したときに、竹中 金融担当大臣は、とてもよろこんだ。 「これが構造改革の進展している証拠だ」 そして、竹中金融担当大臣は、4月1日からペイオフを唱えている。 ペイオフは世界各国でどこもやっていない政策である。 ところが、竹中が「どこもやっている」とテレビでいうことで、このとんでもない破壊的な政策をやる流れ になっている。 そしてこの数年間、日本を痛めつける政策をずっと立案してきた人物の竹中が郵政を解体してしまおうとしている。 というわけだ。 不良債権の処理こそが構造改革だと。。。 彼等のやり口はこうでした。 一、株式は自己資本の半分以下にすること。 二、不良債権は二年で半減すること。 不良債権処理に充てた資金には税金を課す ただし繰り延べ資産として7年間分認める 私達は国の命令で株式の売却を始めました。 株の暴落が始まり長銀は国有化され長銀の株券は一夜で紙くずとなりました。 数兆円の血税をつぎ込み身奇麗にした 長銀は瑕疵担保条項までつけて外資の手に渡りました。 その後私達は恐ろしい光景を目にすることとなりました。 瑕疵担保条項によって死ななくても良い企業まで次々と息の根を止められて行きました。 その時つぶせばつぶすほど外資がもうかる条約だった事に私達は気づきました。 そんな時あの竹中が金融中枢に入ってきたのです。 そしていきなり繰り延べ資産は認めないと言い出したのです。 税金は取っておきながら、です。 人々はパニックに落ちました。 株価は大暴落し、旧額面で80円を割り込んだ時、外資の増資申し入れを受け入れました。 その翌日から外資の数千億単位の株式購入が連日のように続きました。 日本の国富が外資の手に落ちて行くのを私達は茫然と見ているしかありませんでした・・・。 私達は竹中によって株式をもっと売り払えと指導されていたからです。 GENDAI NETに気になる記述を見つけました 2005年11月30日 掲載 10月23日(日)の「がっちりマンデー!! それでも個人投資家のシェアは15年前から7%程伸びただけというのが実情。 注目はやはり、15年間で4倍にも跳ね上がって、いまやシェアの半分になろうとしている外国人投資家の方でしょう。 日本の株式市場なのに、国内機関投資家のシェアがたったの3%以下(信託入れても12%)なのに、外国人投資家が46. 7%もあるというのも、いかにも異常な感じがします。 もしかして彼らは、バブルを経験していない(orその当時ひどい目に遭わなかった?)新興の勢力なのかもしれません。 もしそうだとすると、いやな予感が脳裏をよぎります。 彼らの投資資金は、海千山千の外国人投資家に揺さぶりをかけられて丸ごと持っていかれる…というシナリオなのではないでしょうか。 1994年:メキシコをはじめとする中南米バブル、1997年:東南アジアバブル、1998年ロシア金融危機など、次々と各地でバブルを演出し、そのたびに自分達だけがっぽり儲けて、地元の経済や社会をボロボロに破壊し、そこに付けこんでIMFを介して世界各国の経済支配を強化してきた勢力がいます(参照:17664、リンク)。 今回は、小泉首相をはじめ官庁やマスコミまでがグルになって旗を振って、国民を道連れにバブルに突き進もうとしているかのように見えます。 私達は、それらの勢力やエコノミストたちの戯言に惑わされて、前回のバブル崩壊や中南米・アジアと同じ轍を踏むようなことはあってはならないと思います。 自分の書いていることが恥ずかしくないの? 戦後、日本でハイパーインフレが起きたことは誰もが知っているというか、当時の国民が経験したこと。 1945年10月から1949年4月までの3年6か月の間に消費者物価指数は約100倍となったとウィキペディアにも書いてあるぞ。 どうしておバカが知ったかぶりでコメントするのだろうか、と思った方、クリックをお願い致します。 ド素人の妄想はもういいよ 戦後のインフレと言われているのはアメリカの指示で戦時国債を返さなくても良くする為に、意図的に円の価値を下げて、借金の額面だけ据え置いただけの話 デノミの逆をやって資産家の財産を取上げたんだ インフレは供給より需要が大きい場合にしか起きない 日銀がいくら金融緩和しても株式市場や海外投資に廻るだけで物価は上がらない そもそも日本は常に供給過剰な国でハイパーインフレになった事は一度もない ハイパーインフレーションとはフィリップ・ケーガンにより、「インフレ率が毎月50%を超えること」と定義されている。 毎月のインフレ率50%が継続すると、一年後には物価が130倍に上昇することになる。 すなわち、インフレ率13000%である。 戦後の日本は確かにインフレ率が高まったが、別にハイパーインフレになどなっていない。 中川隆 2018年11月17日 11:09 続き 米軍に国土を焼け野原にされ、供給能力が極端に落ち込んだ1946年の日本であってさえ、物価が6倍「程度」のインフレでしかなかったのだ。 戦後、物が不足したのは米軍が意図的に物資を市場に出さなかったから。 別に需要が生産量より多かったからではない。 戦時中も終戦後しばらくも大したインフレにならなかったんだから、農業が再開されれば食料不足は有り得ない、 従って戦後のインフレはアメリカが意図的に作った偽りのインフレという事 元々日本は供給能力が高かったから輸入と上手く組み合わせればインフレになる訳ないんだよ 米軍は食料の流通と配給制度を破壊した上で、ララ物資という食料を配給し、アメリカに恩義を感じさせる政策をとったんだよ。 GHQは小麦や脱脂粉乳などのアメリカの余剰農産物を大量に日本に輸出したかったので、日本の農業を壊滅させる占領政策を取ったんだ。 それが農家には食料が有り余っていたにもかかわらず餓死者が出た理由 東京の小売物価は、全国平均と比べて高く推移する傾向があった。 中川隆 2018年11月17日 11:21 フランクリン・ルーズベルト大統領やニューディール派は親共産主義だったので、戦後の日本を階級が無い疑似共産社会にしようとしたんだ。 それで平等主義的な日本国憲法を制定、 農地改革で地主の土地を取り上げて貧民にタダ同然で分配、 貧民が土地を買う金を出せる様に人為的なインフレを起こし 預金封鎖で資産家の資産を取り上げた 戦後の人為的なインフレはそういう背景で起こされたんだよ 6. 隠れ読者 2018年11月17日 12:57 >ハイパーインフレーションとはフィリップ・ケーガンにより、「インフレ率が >毎月50%を超えること」と定義されている。 ウィキペディアの記述が全て真実だとは言いませんが、ハイパーインフレの項をみると 「国際会計基準では、3年間で累積100% 年率約26% を『ハイパーインフレーション』と 呼んでいる。 ただし具体的なインフレーション率の値によるのではなく、単に「猛烈な勢いで 進行するインフレーション」のイメージを強調する際に用いるマスメディアも多い。 」 とあり、これは客観的な真実。 つまり、777とやらが言っているのは「個人の独自定義」 でしかない。 つまり、777の主張は嘘とは言わないまでも、少なくとも正しくはない。 勝手に定義を変えないでくれるかな、777さんよ。 中川隆 2018年11月17日 15:21 ハイパーインフレーションの定義としてはフィリップ・ケーガンのが一番多く使われているよ。 そんな事も知らないのは経済学のド素人だけだよ。 : : [-20938] 参考資料 中川隆 2018年11月17日 植民地のインドは商品を輸出しても、その見返りの代金は ポンドでイギリスに蓄積され、デフレになり、不景気になった 2006年2月9日 アメリカの謎を解く 橋本裕の文学・人生日記帳 ブッシュ大統領が1月31日の一般教書演説で、「私は8800億ドルを減税し、国民に返却した。 今後も減税を恒久化し、09年に財政赤字を半減する」と述べた。 一方で、アメリカの経常赤字は05年が7900億ドル(93兆6940億円)、財政赤字も06年度は4230億ドル(約50兆2千億円)で過去最大、債務残高はすでに8兆ドル(約950兆円)を越えている。 日本では、税制赤字を解消するために、増税をしなければならないと考えられているが、アメリカは逆である。 減税をして国内消費を活性化し、景気をよくして税収をあげようとする。 さらにアメリカの場合は戦争によって軍需景気を作りだしているわけだ。 いずれにせよ、アメリカは消費大国。 国も国民も借金をして消費を楽しんでいる。 このアメリカの消費を助けているのが日本をはじめとするアジア諸国だ。 とくに日本の貢献が大きい。 日本は政府と民間が何百億ドルというアメリカ国債を買っている。 先日、朝日新聞夕刊「経済気象台」に「米国のもう一つの謎」という文章が載った。 経常収支の赤字が拡大しているにもかかわらず、ドル高が持続している謎について、それは借金国のアメリカが負債について支払う金利が「異常」に低いからだと書いている。 これに反して、アメリカの対外資産は巨大な利益を手にしている。 アメリカは莫大な借金をし、そしてその中から、わずかな一部を他国に貸している。 そして不思議なことに、巨大な借金のための利払いよりも、わずかな海外資産の方が多くの利益を生み出しているというのだ。 どうしてこんなマジックが可能なのか。 それは日本がこの逆をしているからである。 なぜ日本がこの分の悪い役回りを続けるのか、実はこれこそが本当の謎だということになる。 驚くべきことに、小さな対外資産から受け取る利子と配当が、大きな対外負債に支払う利子と配当を今日まで上回り続けている。 家計にたとえると、収入を上回る買い物をして毎月赤字が続き、借金が膨らんでいる。 ところが、多額の借金に支払う金利がゼロに近ければ、わずかばかり保有する預金などから受け取る利子の方が大きいという状態なのだ。 これでは赤字をいくら出しても、借金さえできれば、後は何の憂いもなく買い物ができる このうまい話に手放しで悪のりして、米国は経済収支赤字を続け、負債の増加に加速度がついている。 この構図が最近話題になり、債権国が浮き足だっている。 日本にその気配がないことが「謎」の源である 実はアメリカのこの「うまい話」は、19世紀に繁栄した大英帝国をまねているだけだ。 大英帝国の場合は、その繁栄の謎をとく鍵はインドをはじめとする植民地が持っていた。 たとえば当時イギリスの植民地であったインドは、香辛料などの原材料を輸出してイギリスを相手に多額の黒字を計上していた。 ところが黒字はルピーではなく、ポンドを使って決済され、そのままイギリスの銀行に預けられていた。 だからイギリスはいくら植民地を相手に赤字を出しても平気だった。 イギリスの銀行に預けられたポンドを、イギリス国内で使えばいいからだ。 インドは名目上は債権が増え、お金持ちになったが、そのお金をイギリスの銀行から自由に引き出し、自分の国では使えなかった。 お金の使い道は預金者ではなく、イギリスの銀行が決めていたからだ。 そしてもちろん、イギリスの銀行は国内の人々に貸し出した。 イギリス国民は植民地から輸入した品物で生活をたのしみ、しかもしはらったポンドもイギリスの銀行に吸収され、イギリスのために使われるわけだ。 こうしてイギリスはどんどん発展した。 一方植民地はどうなったか。 たとえばインドは商品を輸出しても、その見返りの代金はポンドでイギリスに蓄積されるだけだから、国内にお金がまわらなくなる。 どんどんデフレになり、不景気になった。 仕事がきつくなり、給料が下がり、ますます必死で働いて輸出する。 ところが黒字分の代金は、ポンドのまま名義上の所有としてやはりイギリス国内で使われる。 こうしていくら黒字を出してもインドは豊かになれなかった。 そして、赤字を出し続けたイギリスは、これを尻目に繁栄を謳歌できた。 このイギリスとインドの関係は、そっくり現在のアメリカと日本の関係だと言ってもよい。 経済同友会元副代表幹事の三國陽夫さんは、「黒字亡国」(文春新書)にこう書いている。 輸出拡大によっていくら日本が黒字を蓄積しても、それはアメリカ国内にあるアメリカの銀行にドルで預け入れ、アメリカ国内に貸し置かれる。 日本からの預金は、アメリカにしてみれば資金調達である。 貸し出しなどに自由に使うことができる。 日本は稼いだ黒字にふさわしい恩恵に与らないどころか、輸出関連産業を除いて国内消費は慢性的な停滞に喘いでいる。 停滞の原因であるデフレはなかなか出口が見えない。 日本の黒字がドルとして流入したアメリカはどうなのか。 ドルはアメリカの銀行から金融市場を経由して広く行き渡り、アメリカ経済の拡大のために投下されている。 日本の黒字は結局、アメリカが垂れ流す赤字の穴埋めをし、しかもアメリカの景気の底上げに貢献しているのである。 ・・・ 輸出で稼いだ黒字を日本がドルでアメリカに預け、日本の利益ではなく、アメリカの利益に貢献している限り、円高圧力もデフレ圧力も弱まることなく、政府・日銀がいくら財政支出や金融緩和というデフレ解消策を講じても、一向に持続性ある効果は現れないのである 幸い、最近この貿易構造がかわりつつある。 日本の貿易相手国が中国をはじめとするアジアやヨーロッパにシフトしたことで、日本の対米黒字の割合が相対的に低下したからだ。 こうして日本がデフレから解放されるチャンスがここから拡大した。 しかし、問題はすでに厖大なドル建て資産をアメリカに持っていることだ。 日本人の汗の結晶であるドル建て資産が、今後ドル安で何百兆と失われる可能性がある。 こうした形で、アメリカは最終的に日本の資産を合法的に手に入れようとする。 「今後も減税を恒久化し、09年に財政赤字を半減する」というブッシュの一般教書の宣言は、これからも日本をはじめ、世界から資金を調達するという意思表示と読むべきなのだろう。 : : [-20938] 参考 アメリカが平成バブル前に日本に内需拡大を要求した理由 石原慎太郎都知事「アメリカの犬 小沢一郎の正体」を暴く 『1980年代から1990年代にアメリカは、日本に対しすさまじいばかりの金額の内需拡大要求をしています。 その要求を丸呑みした小沢一郎は、元祖媚米派というべき存在です。 アメリカは、80年代から90年代にかけては、アメリカ企業の需要拡大のために「内需拡大」を唱えていたものの、アメリカ企業の体たらくに匙を投げて、今度は日本企業そのものをアメリカ資本のものにしようという作戦に転じたのかもしれません。 アメリカ大好きの自称保守は、80年代から90年代にかけてのアメリカの理不尽とも思える「内需拡大要求」についてはどう弁明するつもりでしょうか。 』 上のアメリカが小沢・金丸に八年間で四百三十兆円も公共事業に使わせた理由の推測は完全に間違っていますね。 真実は、純真な小沢信者さんが信じているより遥かに恐ろしかったのです: その昔、日本は国民総ででバブルに踊った時代がありますたね。 バブルを起こして潰す。 奴ら 中川注 ロックフェラーとロスチャイルドの事 の詐欺手口の最たるものですた。 バブルがはじけて今では失われた10年と言われていますが、今だに日本経済はその後遺症を引きずっています。 自殺者はバブル崩壊から毎年3万人。 今だにその数は変わっていません。 その手口を見れば分かるのですがいつもワンパターンです。 最初は甘い話でカモを釣る。 こうやれば儲かりますよ。 おいしい話でカモを誘います。 そしてころ合いを見計らって真っ逆さまに突き落とす。 詐欺師の典型的なパターンです。 最初に奴らはバカスカ札束を刷って、バブルを引き起こす。 銀行は貸して貸して貸しまくる。 株に投資すれば儲かるよ。 土地を買えば儲かるよ。 そしてカモが罠にかかったころ合いで急に蛇口を閉める。 貸し渋りをやるわけです。 これをやられたら投資家はいきなり資金難に陥ります。 そして、資金難に陥ったカモ達から担保として株、土地、あらゆる資産を奪い取るのです。 昔からやっていることは同じです。 いい加減気付いたらどうかと思うのですが、今だに引っ掛かっている人がいます。 その当時の日銀総裁であった澄田智(すみださとし)と言う方をご存じでしょうか。 日銀退官後は日本ユニセフ協会の会長などをやっていた方です。 澄田さんがバブル潰しの張本人と言われています。 その当時は、黙ってても銀行が頭を下げて貸しに来たという話は誰でも覚えているはずです。 そういうジャブジャブ溢れた資金が株や不動産に流れ込んだ。 借金しても金利は安いし土地や株を買えば値上がりするしで猛烈なバブルが起きたのですた。 そしてバブルが膨らみきったころ合いを図って、澄田さんはいきなり公定歩合を8%、長期金利は 10%まで引き揚げた。 蛇口を閉めたのですた。 借金すると金利が高い。 値下がりリスクのある株や不動産よりも安全な銀行預金の方が良いということで投資家は一斉に株と不動産から資金を引き上げた。 土地や株は一気に値下がり=バブル崩壊と言われています。 バカスカ金を貸し出して狂乱状態を作ってからブルを破裂させる。 その後には膨大な焼け野原、不良債権の山だけが残る。 それを二束三文で奴らが買い叩く。 昔からの手口。 ばればれの三文シナリオだったのですた。 さて、それにしても、そのバブル潰しの張本人澄田さんはどのような経歴の持ち主だったのでしょうか。 澄田さんと言えばフランスに留学した留学組で、その後ベルギー大使館、フランス大使館の一等書記官からキャリアをスタートしたエリート官僚ですた。 そしてその後は、順調に大蔵省で出世して日銀総裁になっています。 澄田さんとフランス財界のつながりはお父様の代から囁かれていますた。 澄田智さんは、日銀総裁を辞めた後、ロス茶イルドフランスの旗艦、投資銀行ラザール・不レールに最高顧問として天下りしています。 ちっとはカモフラージュでもして隠せと思うのですが、親子二代に渡って奴らの充実な部下だったという、そのまんまの経歴の持ち主ですた。 日本の金融業界に「核爆弾」を落とし、山一を倒産させ、金融業界のGHQとして日本上陸を行って来たロスチャイルドのゴールドマンサックスに、顧問として就任したのが、前日銀総裁の福井俊彦だった事をご存知でしょうか。 侵略者の「水先案内人」が、日銀総裁になるような日本の国に未来はあるのでしょうか。 超高金利で日本のバブルを崩壊させ、15年以上に渡る大不況を作り出した、元日銀総裁・澄田智は、フランス政府と、ロスチャイルドから全額資金を与えられ、フランスのスパイ養成大学を卒業していたと言われています。 澄田は日銀総裁退任後、「日本を大不況に追い込んだ功績をタタエラレ」、ロスチャイルドの銀行の特別顧問に「天下り」しているんです。 そして前日銀総裁・福井は、2005年、フランスの「国益に貢献した人物に与えられる」レジオン・ドヌール勲章を受けました。 もちろん、日本からは国民栄誉賞も、勲何等も受けていない。 倒産したリーマン・ブラザース、さらにはゴールドマンサックスのような投資銀行の時代は、間もなく終わるでしょう。 長距離ミサイルにより敵陣の軍事的要地を叩いた後には、膨大な数の艦隊が近海に駐留し、艦砲射撃を開始する。 その後、上陸作戦が展開されるというのが、戦いの定石です。 投資銀行という長距離ミサイルの攻撃が終わった今、次の軍事行動が準備され始めていると考えるべきでしょう。 かつて福井がゴールドマンサックスの「社員」であった当時、福井の執務室には、年中、ヘンリー・キッシンジャーが出入りしていたらしい。 さて、奴らは言います。 「我に通貨発行権を与えよ。 そうすれば誰が法律を作ろうが関係ない」 日銀が奴らの出先機関だと書いたら反論がありますた。 日本銀行の株の55%は財務省が保有しているから日銀は日本政府の持ち物であって、奴らの手先とは言えないでしょうというご指摘ですた。 確かにまぁ法律上の話はそういう話になります。 しかし、いろいろと歴史を見れば、そんなものは単なるカモフラージュの理屈付けなのが分かると言うものです。 その昔、日本は国民総ででバブルに踊った時代がありますたね。 バブルを起こして潰す。 奴らの詐欺手口の最たるものですた。 バブルがはじけて今では失われた10年と言われていますが、今だに日本経済はその後遺症を引きずっています。 自殺者はバブル崩壊から毎年3万人。 今だにその数は変わっていません。 その手口を見れば分かるのですがいつもワンパターンです。 最初は甘い話でカモを釣る。 こうやれば儲かりますよ。 おいしい話でカモを誘います。 そしてころ合いを見計らって真っ逆さまに突き落とす。 詐欺師の典型的なパターンです。 最初に奴らはバカスカ札束を刷って、バブルを引き起こす。 銀行は貸して貸して貸しまくる。 株に投資すれば儲かるよ。 土地を買えば儲かるよ。 そしてカモが罠にかかったころ合いで急に蛇口を閉める。 貸し渋りをやるわけです。 これをやられたら投資家はいきなり資金難に陥ります。 そして、資金難に陥ったカモ達から担保として株、土地、あらゆる資産を奪い取るのです。 昔からやっていることは同じです。 いい加減気付いたらどうかと思うのですが、今だに引っ掛かっている人がいます。 その当時の日銀総裁であった澄田智(すみださとし)と言う方をご存じでしょうか。 日銀退官後は日本ユニセフ協会の会長などをやっていた方です。 澄田さんがバブル潰しの張本人と言われています。 その当時は、黙ってても銀行が頭を下げて貸しに来たという話は誰でも覚えているはずです。 そういうジャブジャブ溢れた資金が株や不動産に流れ込んだ。 借金しても金利は安いし土地や株を買えば値上がりするしで猛烈なバブルが起きたのですた。 そしてバブルが膨らみきったころ合いを図って、澄田さんはいきなり公定歩合を8%、長期金利は 10%まで引き揚げた。 蛇口を閉めたのですた。 借金すると金利が高い。 値下がりリスクのある株や不動産よりも安全な銀行預金の方が良いということで投資家は一斉に株と不動産から資金を引き上げた。 土地や株は一気に値下がり=バブル崩壊と言われています。 バカスカ金を貸し出して狂乱状態を作ってからブルを破裂させる。 その後には膨大な焼け野原、不良債権の山だけが残る。 それを二束三文で奴らが買い叩く。 昔からの手口。 ばればれの三文シナリオだったのですた。 さて、それにしても、そのバブル潰しの張本人澄田さんはどのような経歴の持ち主だったのでしょうか。 澄田さんと言えばフランスに留学した留学組で、その後ベルギー大使館、フランス大使館の一等書記官からキャリアをスタートしたエリート官僚ですた。 そしてその後は、順調に大蔵省で出世して日銀総裁になっています。 澄田さんとフランス財界のつながりはお父様の代から囁かれていますた。 澄田さんのお父さんは何をやっていた人でしょうか。 澄田ライ四郎という方です。 第二次世界大戦中、満州の軍司令官ですた。 実はお父さん、ライ四郎さんの代から澄田さんはフランスとべったりな関係ですた。 ライ四郎さんも元はフランス陸軍大学で学びんだフランス駐在武官だったのですた。 その後、日本陸軍で出世して満州での軍司令官になったのですた。 『蟻の兵隊』という映画をご存じでしょうか。 この映画は、満州で戦っていた大勢の日本兵が置き去りにされた悲劇を描いたものですた。 日本兵を大勢、満州に置き去りにして一人ライ四郎は日本に逃げ帰った。 残された日本兵の多くが死んだ。 北斗の拳のケンシロウさんも真っ青の大量虐殺拳の使い手、それがライ四郎さんですた。 実はライ四郎さんは、戦争前からすでにフランスロス茶イルドキチガイ男爵さんの手下だったのですた。 戦後は戦争犯罪人として裁かれると思いきやGHQは無罪放免。 満州の軍司令だった人間です。 普通は絞首刑でしょう。 誰でも知っていることですが、日本はその当時、中国で麻薬を売っていますた。 その麻薬、アヘンの生産地は東南アジア地方のフランス領の国ベトナム、ラオス、カンボジア。 もちろんフランス領ですた。 フランス領、東南アジアでアヘンを栽培し、中国で売っていた。 麻薬の生産、管理していたのはフランスの軍産企業ドレフェ須、今は穀物商社としての方が有名でしょうか。 もちろんカーギルとならぶロス茶イルドキチガイ男爵の巨大穀物商社です。 ドレフェ須から仕入れて、中国で売りさばく。 その利益たるや膨大なものですた。 何度も書いているのですが、戦争というのは兵器産業と、麻薬産業のヤラセ金儲け祭りです。 澄田ライ四郎は、ロス茶イルドキチガイ男爵の手下。 ドレフェ須社の社員。 日本兵なんて置き去りにしようがなんだろうが、会社に忠誠を誓っていたのですから、そんなものは関係なかったのですた。 そして、ライ四郎さんの息子も立派にロス茶イルドさんの命令を実行しバブルを弾けさせた。 焼け野原に残された大量の日本人は死んでいった。 ロス茶イルドキチガイ男爵の忠実な部下なのだから、日本人が凍死家になって死んでいこうがなんだろうが関係ないのですた。 満州に日本兵を置き去りにして大量に凍死させたお父上と奇しくもやっていることは同じだったのですた。 息子の澄田智さんは、日銀総裁を辞めた後、ロス茶イルドフランスの旗艦、投資銀行ラザール・不レールに最高顧問として天下りしています。 ちっとはカモフラージュでもして隠せと思うのですが、親子二代に渡って奴らの充実な部下だったという、そのまんまの経歴の持ち主ですた。 誰でも調べれば分かることです。 この地球は、キチガイが支配している。 法律などあってないようなものなのです。 法律など誰が作ろうが関係ない。 日銀の白川総裁は、戦後初、日銀の個人筆頭出資者であるロスチャイルド財閥がつくった国際決済銀行(BIS)理事会の副理事長になりました。 BIS理事会の副理事長のポストは、そのために与えられたに違いありません。 このままデフレ政策を続けることを許したら、「ゆうちょ銀行」は160兆円の赤字国債という不良債権を抱え、年金の運用は破綻し、それどころか日本政府そのものが日銀のものになってしまうかも知れないのです。 確実なことは、 「日銀は日本のために創られたのではなく、世界支配層のために創られた」 ということです。 2012年4月18日 水 バブルを叩きつぶした三重野康元日銀総裁が逝去されました。 三重野氏は平成の経済を叩き壊した人です。 4万円近かった日経平均を何と1万5000円を割り込むところまで暴落させました。 この人のせいで自殺に追い込まれた人もたくさんいたことでしょう。 訃報:三重野康さん88歳=元日銀総裁 毎日新聞 2012年04月18日 15時00分(最終更新 04月18日 15時53分) バブル経済退治のため、金融引き締めを果敢に進め「平成の鬼平」とも称された三重野康(みえの・やすし)元日銀総裁が15日、心不全のため死去した。 88歳。 バブル経済退治のため、金融引き締めを果敢に進め「平成の鬼平」と持ち上げられていますね。 米国の中央銀行総裁に当たるグリーンスパンFRB議長が、名議長と言われたのは、ソフト・ランディングに成功したからである。 平成8年(1996)12月の「根拠なき熱狂」という彼の言葉は有名だ。 「根拠なき熱狂で膨らんだ株価は、いつ破裂してもおかしくない」と発言し、加熱していた市場の鎮静化に成功した。 膨らんだ風船から空気を抜いて、破裂のリスクを小さくしたのである。 その間に、実体経済が追い付いて、風船の中身が埋まれば、さらにリスクは小さくなる。 株価と地価のバブルは、それが継続している間は、大きな問題は生じない。 価格の上昇が実体経済を改善し、それがまた価格を上げるという好循環を生じえる。 バブルが問題なのは、それがやがて破裂し、すぐには回復できない大きな痛手を経済に与えるからである。 株価や地価の下落は、消費や投資を冷え込ませ、実態を悪化させるだけでなく、将来不安を生む。 不安が下落を呼び、それがさらに不安を高める悪循環に変わるのだ。 悪循環を生じさせないためには、可能な限り迅速な手当てが必要だ。 時間がたてばたつほど、加速度的に負の連鎖が広がるからである。 早ければ早いほど、傷は小さく、後始末のコストも低くてすむ。 バブル破裂後、日本でしばしば用いられたのが、「山高ければ谷深し」という相場の表現だ。 日本経済が大きな傷を受けたのは、バブルが異常に大きかったので、落ち込みも深くなった、という意味である。 しかし、そうではない。 異常だったのはむしろ谷の方なのだ。 谷があまりにも深くえぐられたので、それだけ山が高く見えただけなのである。 バブル破裂後の深刻な経済悪化を、「バブルの報い」「大きすぎたバブルの当然の帰結」とする見方は、かなり一般的だ。 しかし、大きな痛手は、そのままバブルの大きさの証明にはならない。 政策次第で、谷の深さ、破裂の傷はいかようにも変わるからである。 日本のバブル破裂の傷が、かくも深く大きくなったのは、ひとえに政策の失敗である。 バブル破裂が明白になってからも、「正常化」だとして放置し、対策を取らなかっただけでなく、下落をさらに加速させる誤った政策を取ったからである。 しかも、誤りは幾度も繰り返された。 「山高ければ谷深し」との見方は、こうした政策当局の誤りを隠蔽し、その責任を国民に転嫁するものでしかない。 日本の政策当局の、最も重大な問題は、意識的にバブルを破裂させたことである。 ソフト・ランディングを図るべきバブルを、叩きつぶしたことである。 日本経済が墜落したのは、政策当局が突然ガソリンを抜いたからである。 株価と地価の暴落を謀った日銀の犯罪 驚くべきことだが、三重野康日銀総裁は、「日本の株価と地価を半分に下落させる」と宣言し、実行した。 株価と地価を暴落させれば何が起きるか、今や素人でも知っていよう。 しかし、金融の専門家であるはずの日銀総裁が、それを理解していなかった。 日本経済の安定を目指すべき金融政策の責任者が、株価と地価を意図的に暴落させ、日本経済を崩壊へと導いたのである。 急激な金利上昇によって、意図的にバブルを破裂させたことである。 破裂してからもなお金利を上げ続け、回復不能なまでに株価と地価を暴落させたのだ。 単なる政策の遅れ、失策ではない。 意図的、意識的な逆噴射だったのである。 ルーブル合意後、2年以上にわたって続けてきた2・5%の政策金利を、日銀がようやく引き上げたのは、平成元年(1989)5月末のことだ。 ちなみに、2・5%の金利は、当時、「超低金利」と言われていた。 その後まさか超・超低金利である、ゼロ金利時代が来るとはだれも思わなかったであろう。 日銀は10月、12月とさらに金利を上げ続けた。 平成2年(1990)正月からの株価下落は、その効果の現れと思われた。 ふつうの国のふつうの政策当局なら、その効果を見極めるところだが、日銀はそうはしなかった。 3度の利上げにもかかわらず、年末まで株価が上昇し続けたことを日銀は苦々しく思っていたのかもしれない。 としがあけ、ようやく下がり始めた株価は、日銀にとって、慎重に見守るべき対象ではなく、叩き潰すチャンスと見えたのだろう。 株価がすでに2割近く下落していた平成2年(1990)3月、日銀は一気に1%という大幅な利上げを行い、8月にも0・75%の利上げを断行した。 15か月という短い期間に2・5%から6%へ、金利は3・5%も引き上げられた。 通常でも、これだけ急激な金利の引き上げは、市場の調整能力を上回る。 まして、バブルは膨らみきった風船のようなものである。 風が吹いただけでも破裂しかねない、パンパンに膨らんだ風船に、大鉈を振り下ろしたのである。 風船は破裂し、空を切った鉈は、実体経済に深いひびを入れた。 底割れになるのは時間の問題だった。 三重野総裁の辞書に、ソフト・ランディングという言葉はなかったのだ。 3か月足らずで、4分の3を切ったわけである。 しかし、まだ半分ではない。 株価はようやく半分になり、三重野総裁の目標は達成されたのである。 50%の暴落にも、日銀は、一向にたじろがなかった。 目標の達成をより確実にするためか、6%の政策金利は、平成3年に入っても引き下げられることはなかった。 そのころには、地価や不動産価格の下落が明らかになっていたにもかかわらず、である。 ようやく金利が引き下げられたのは、平成3年(1991)7月、株価の暴落が始まってから、すでに1年半が経過していた。 しかし、時すでに遅く、利下げをしても株価下落は止まらなかった。 平成4年(1992)8月、株価はついに1万5000円を割り、1万4309円という底値を記録した。 なんと63%強の大暴落だった。 繰り返すが、この暴落は、日銀によって意図的にもたらされたものである。 世界史に残る暴挙、狂気の沙汰というべきだろう。 しかし、誤っていたのは日銀だけではない。 日銀の暴走をとがめる声は、大きくならなかった。 バブル破裂後、日本政府がようやく景気対策を打ち出したのは、株価が1万4000円まで下がってからである。 株価暴落を「正常化」とする非常識 ちなみに、平成20年、サブプライム・ローン問題が深刻化し、欧米の金融当局は対策に追われたが、最初に緊急対策に動いた時の、米国株価の暴落は10数%であった。 欧米の当局は、日本の失敗に学んだからだ、との解説をよく聞いたが、必ずしも正しくない。 昭和62年のブラックマンデーへの対応を見ただけでも、欧米の政策当局が、如何に株価暴落を敏感に、深刻に受け止めているかが分かる。 当時はまだ信任だったグリーンスパンFRB議長が市場の信頼を獲得したのは、ブラックマンデーにおける、機敏な対応によってだとされている。 三重野総裁とて、日本経済を破壊したかったわけではあるまい(そう思いたい)。 バブル破裂を「正常化」としか思わず、それが、いかに経済を痛めるか、想像さえしなかった、日銀総裁の任にふさわしい識見と能力を持たない素人だった、ただそれだけのことである。 それにしても「殿のご乱心」を阻止するものが、日銀内部にいなかったのだろうか。 当時、日銀内部で、相対立する大激論があったという話は全く伝わっていない。 専門家集団とされる日銀が三重野総裁と同じ考えであったとすれば、恐ろしい話だ。 金融のコントロールタワーである日銀が、経済の素人集団ということになるからである。 もし、当時の日銀が、バブルつぶしに走らず、ソフト・ランディングを目指していれば、「谷」は深くならず、その後の長い経済低迷も、金融危機も生じなかったに違いない。 しかし、その三重野総裁を「平成の鬼平」ともてはやす評論家、マスコミがいた。 鬼平は、TVドラマにもなった人気小説の主人公で、火つけ盗賊改めの役人だ。 三重野総裁をバブルの火消しになぞらえたわけである。 さらには、その後、三重野総裁が「世界のベストバンカー賞」を授与されたことも書いておくべきだろう。 バブルを鎮静した公労を称えての受賞と報じられたが、その後の日本の状況を知った世界は、その評価を変えていよう。 いや、もしかしたら、「あの生意気な日本をよくぞ叩き潰してくれたね、よくやった!!」賞であったのかもしれないが・・・・・。 このバブル崩壊で、ソロモンブラザーズが大儲けをしましたね。 ソロモン・ブラザース証券に莫大に儲けさせた三重野総裁へのご褒美が「世界のベストバンカー賞」だったのではないでしょうか。 三重野氏のプロフィール(ウィキペディア) 東京大学法学部政治学科を卒業後、1947年10月に日本銀行入行。 採用試験場では、当時の採用部長(のち総裁)であった佐々木直が助け舟を出してくれた。 松本支店長、総務部長、営業局長、理事を経て、1984年12月に澄田智総裁の下で副総裁に就任。 澄田が元大蔵省事務次官で、天下り組ということもあって、この頃から日銀プロパーの三重野が、同行の実質的な最高実力者として長らく同行の金融政策決定に絶大な影響力を揮うことになった。 澄田智氏は日銀総裁を退任した後、仏投資銀行ラザール・フレール顧問に就任です。 この投資銀行のために働いた売国奴だったと推測されます。 この人の後を継いで総裁になったのが三重野氏。 三重野氏はソロモン・ブラザーズのために働いた人なのでしょう。 ソロモンへ天下ってませんが、あまりに露骨過ぎて出来なかったのではないかと思いますが。 それから、バブルを崩壊させたのは日銀だけではありませんでした。 総量規制を行った大蔵省もでした。 株価のバブル破裂後の平成2年4月、大蔵省は、金利上昇と株価下落で、十分地価は抑制されていたのに、さまざまな地価抑制策を実行しました。 ちょうど今、日銀が円を刷らずむしろ減らしてデフレ円高経済にして、財務省が海外支援三昧と消費税増税を図っているという、日銀と財務省が手に手を取って日本国民からお金を吸い取って、大企業に集約し外資様へご奉仕しようとしていることとかぶりますね。 これも日本人を殺しての外資様にご奉仕で、過去からずーっと続けられていることのようですね。 : : [-20938] 日本の官僚が日本の国益よりアメリカの国益を重視する理由 日本の官僚の上司はアメリカの軍人だった 安部首相より文部省次官の方が偉い理由 日本の官僚に指示を与えて動かしている日米合同委員会とは 日本政治を図らずも30年近く見てきて、いつも不思議に感じてきたことがある。 それは、「地方分権」と言われながら、いまだにすべての情報は中央、東京に集中し、内政における大枠の情報がほとんど東京に集中していることである。 しかも国家主権にわたる外交、安全保障、国の経済政策、教育政策、福祉政策、医療政策、その他の分野でも大きな方針、政策は、すべて霞ヶ関から、国会議員に「勉強会」という形で官僚から卸されてくるのである。 そこで国会議員になった人間は、その中の一つか二つの分野に精通し、期数を重ねることによっていわゆる族議員というものになって、その内政の利権のお裾分けに預かる。 この仕組みが、今も続く戦後の日本政治である。 さらに不思議なことは、その霞ヶ関に大きな政策を棚卸ししてくるのが、戦勝国であるアメリカなのである。 今回は、その大きな役割の一つを担っている「日米合同委員会」なるものを改めて紹介したい。 不勉強の小生はこの組織のことを知ったのが、十年ちょっと前である。 2011年の311以降、ネットや一部の本でもやっと言及されるようになったが、多くの日本人はマスコミがほとんど報道しないので全く知らないのではないだろうか。 そのためにいまだに一般の日本人には、認識されていないが、「日米合同委員会」というものが、戦後日本政治をコントロールしてきた最重要会議であることは間違いないのである。 憲法で規定された国権の最高機関である国会を現実には超越していると言っても過言ではない。 今回の安保法制を巡ってもテレビのニュース等で、あたかも日本が独立国としてこの法制を審議しているかのような報道がなされているが、残念ながら、このような報道は戦後に創られた共同幻想を維持するためものでしかない。 ところで、話題の書である矢部宏治氏は『日本はなぜ、「基地」と「原発」を止められないのか』で、矢部宏治氏は、「日米合同委員会」についてこう書いている。 日本はなぜ帰途と原発を止められないか 「官僚というのは法律が存在基盤ですから、下位の法体系(日本の国内法)より、上位の法体系(安保法体系)を優先して動くのは当然です。 裁判で負ける側には絶対に立たないというのが官僚ですから、それは責められない。 しかも、この日米合同委員会のメンバーがその後どうなっているかを調べてみると、このインナー・サークルに所属した官僚は、みなそのあと、めざましく出世している。 とくに顕著なのが法務省で、省のトップである事務次官のなかに、日米合同委員会の元メンバー(大臣官房長経験者)が占める割合は、過去17人中12人。 そのうち9人は、さらに次官より格上とされる検事総長になっているのです」 日米合同委員会の構成メンバーを見ると、米側がほとんど軍人である。 米側代表は在日米軍司令部副司令官である。 代表代理として在日米大使館公使、在日米軍司令部第五部長、在日米陸軍司令部参謀長、在日米空軍司令部副司令官、在日米海軍司令部参謀長、在日米海兵隊基地司令部参謀長である。 在日米軍の軍人が威嚇するかのごとく居並んでいる。 日米合同委員会の日本側代表は外務省北米局長である 代表代理は、法務省大臣官房長、農林水産省経営局長、防衛省地方協力局長、外務省北米局参事官、財務省大臣官房審議官である。 選挙で選ばれた政治家は一人も入っていない。 これは極めて象徴的な演出で、米国側は意識的に軍人を出している。 現在も日本が米国の軍事占領下にあることの象徴なのだろう。 わかりやすく言えば、日本官僚はネイティブの日本支配者であり、在日米軍の意向を受けて官僚の利権を維持拡大しているというわけである。 そして、日米合同委員会から多くの検事総長を出す。 そして日本の対米隷属に異を唱え、真の独立を目指す人間を裁判にかけて攻撃する。 その対象になったのが、最近では小沢一郎氏であった。 また、日米合同委員会で決まったことが公表されることはない。 記録として残されることもない。 いわば密約である。 それが日本官僚を通じて政権与党である自民党に降ろされている。 前回のレポートでも指摘した覇権国である米国経済の実情を考えると、もっと多くの日本人がこのことを知るべき時を迎えている。 日米合同委員会1日米合同委員会2 下記の参考資料を読んでいただければ、総理になった人間ですら、日米合同委員会のことを知らなかったことがわかる。 日本の政治は見事なまでに空洞化しているのである。 そして、まさにこの本を執筆するきっかけとなった鳩山友紀夫元首相。 先にこの本を読んでいれば、私も総理を辞めずに済んだかもしれない、と(笑)。 もちろん、私は自分の非力について言い訳する気はありません。 総理として一度は沖縄県民に期待感を与えながら(県外移設を)実現できなかったのは私に大きな責任があります。 ただ、この本を読んで、当時、自分がもっと政治の裏側にある仕組みを深く理解していれば、結果が違っていた部分もあるのかなとは思いました。 それだけに、自分が総理という立場にありながら、この本に書かれているような現実を知らなかったことを恥じなきゃいかんと感じるわけです。 矢部 鳩山さんは以前、インタビューで「官僚たちは総理である自分ではなく『何か別のもの』に忠誠を誓っているように感じた」と言われていましたが、その正体がなんであるか、当時はわからなかったのでしょうか? 鳩山 物事が自分の思いどおりに進まないのは、自分自身の力不足という程度にしか思っていませんでした。 本来ならば協力してくれるはずの官僚の皆さんには、自分の提案を「米軍側との協議の結果」と言って、すべてはね返されてしまって。 分厚い壁の存在は感じながらも「やっぱりアメリカはキツイんだなぁ」ぐらいにしか思っていなかった。 その裏側、深淵の部分まで自分の考えは届いていなかったのです。 しかし、矢部さんのこの本はもっと深いところで米軍と官僚組織、さらには司法やメディアまでがすべてつながって一体となった姿を見事に解き明かしてくれて、いろんなことが腑(ふ)に落ちました。 この本を読んで、目からうろこが何枚落ちたかわからないくらい落ちましたね。 矢部 在日米軍と日本のエリート官僚で組織された「日米合同委員会」の存在は、当時ご存じなかったということでしょうか? 鳩山 お恥ずかしい話ですが、わかりませんでした。 日米で月に2度も、それも米軍と外務省や法務省、財務省などのトップクラスの官僚たちが、政府の中の議論以上に密な議論をしていたとは! しかもその内容は基本的には表に出ない。 私が総理の時にアメリカから「規制改革をやれ」という話があって、向こうからの要望書に従って郵政の民営化とかがドンドンと押しつけられた。 そこで「この規制改革委員会はおかしいぞ」というところまでは当時もわかっていたのですが。 矢部 日米合同委員会は基本的に占領以来続く在日米軍の特権、つまり「米軍は日本の国土全体を自由に使える」という権利を行使するための協議機関なのですが、この組織が60年間続いていくうちに、そこで決まったことには、もう誰も口出しできないという状況になってしまった。 なかでも一番の問題は、日米合同委員会のメンバーである法務官僚が、法務省のトップである事務次官に占める割合は過去17人中12人、そのうち9人が検事総長にまで上り詰めている。 つまり、米軍と日本の高級官僚をメンバーとするこの共同体が、検察権力を事実上握っているということなんです。 しかも、在日米軍基地の違憲性をめぐって争われた1959年の砂川裁判で、当時の駐日米国大使だったダグラス・マッカーサー2世が裁判に不当な形で介入し、「日米安保条約のような高度な政治性を持つ問題については、最高裁は憲法判断をしない」という判例を残してしまった。 ですから日米合同委員会の合意事項が仮に憲法違反であっても、日本国民にはそれを覆(くつがえ)す法的手段がない。 鳩山 それはつまり日米合同委員会の決定事項が、憲法も含めた日本の法律よりも優先されるということですよね。 そのことを総理大臣の私は知らなかったのに、検事総長は知っていたし役人も知っていたわけだ。 矢部 ですから、鳩山さんの言う「官僚たちが忠誠を誓っていた何か別のもの」、つまり鳩山政権を潰(つぶ)したのは、この60年続く日米合同委員会という米軍と官僚の共同体であり、そこで決められた安保法体系だというのが現時点での私の結論ですね。 鳩山 日米合同委員会に乗り込んでいきたいぐらいだね。 「何をやってるんだ、おまえら!」みたいな感じで。 ただ、そういうものが舞台裏で、しかも、憲法以上の力を持った存在として成り立っていたとしても、決してメディアで報道されることもないし、このメンバー以外にはほとんど知られないような仕組みになっているわけですよね。 矢部 このような「見えない力」の存在は、政権内にいないと、野党の立場ではまったく知り得ないものなのでしょうか? 鳩山 私も自民党時代がありましたので、8年は政権党にいたわけですが、当選1回や2回の新人議員の間は、官邸内部で何が動いているか知りようもありませんでした。 でも与党の一員としては扱ってもらっていたと思います。 それが野党となると、与党、特に与党の中枢の方々とは情報量が圧倒的に違う。 官僚も野党に話す場合と与党に説明に行く場合では、丁寧さも説明に来る人の役職も全然違う。 そのぐらい野党に対しては、官僚は区別し、冷たい対応をしていました。 つまり、自民党政権と官僚機構が完全に一体化していたということです。 野党は圧倒的に情報過疎に置かれているのは事実で、国民はその野党よりも情報が少ない。 この先、特定秘密保護法によって、ますます国民には何も知らせない国になるわけで、非常に恐ろしいことだと思います。 日本全土が「米軍の基地」という現実 矢部 「横田空域」という、1都8県の上に米軍が管理している広大な空域がありまして、日本の飛行機はここを飛べない。 これなんか典型的な「米軍が自由に日本の国土を使える」事例ですね。 鳩山 私も横田空域のせいで、日本の航空会社が非常に不自然な飛行ルートで飛ばされていることは知っていましたが、「沖縄と同じように、米軍の優位性というのが東京や関東周辺にもあるんだな」という程度にしか理解していなかった。 しかし、具体的に図を見ると、関東上空がこれほど広範囲に米軍に「占領」されているという事実に仰天しますよね。 沖縄だけではなくて、実は日本全体がアメリカに今でも支配されているも同然ですから。 矢部 飛行ルートの阻害もありますが、それより問題なのは、米軍やCIAの関係者が日本の国境に関係なく、この空域から自由に出入りできる、入国の「裏口(バックドア)」が存在することです。 これはどう考えてもおかしな話で、こんなことは普通の主権国家ではあり得ません。 この問題なんて国際社会にアピールしたら、みんなすごく驚くと思うんです。 これは今、日本で起きているほかの問題、特に原発の問題にも絡んでくる話ですが、日本という国が置かれている状況の歪(ゆが)みやおかしさを伝えるいい事例になると思っています。 結局、日米安保条約とは、米軍が「日本の基地」を使う権利ではなく、「日本全土」を基地として使う権利を定めたものなのです。 旧安保条約の第1条で米軍にその権利が認められ、60年の安保条約で文言は変わっていますが、その権利は残されている。 これを「全土基地方式」というのですが、これはなんとしても国際社会にアピールして変えていかないといけない 鳩山 矢部さんの本だと、米軍がそんなことをできる根拠は、敗戦国である日本を今でも「敵国」と見なした、国連憲章の「敵国条項」があるから、という話でしたが。 矢部 そこの説明は少し複雑で、旧安保条約第1条には、そうしたメチャクチャな軍事利用のあり方は、日本側が望み、アメリカ側がそれに応えたものだということが書かれている。 そうした戦後処理を日本が望んだ以上、日本の主権や国民の人権がいくら侵害されていても、国連は口を出せないというロジックになっているんです。 一種の法的トリックと言ってもいい。 ですから、日本にちゃんとした政権が誕生して、国際社会で堂々と議論し、「全土基地方式はやめてくれ」と言ったら「それは敵国条項があるから無理だ」とは絶対ならないと思います。 米軍の占領状況を米国民に訴えろ! 鳩山 矢部さんのような方の努力もあって、私もようやく目隠しが外れて真実が見えてきたわけですが、問題はそこから先をどうするかです。 やはり一部の人たちだけが目隠しを外すんじゃなくて、日本の国民の多くに触れられるPR戦術というか、日本の戦後の背後には何があるのかをきちんと解き明かす手段が必要だと思いますね。 それと、日米関係に関わっている米軍関係者を除けば、アメリカの議会や国民は日米合同委員会なるものがどういう役割を果たしてきたのか、それが今も日本の主権をさまざまな形で侵害している事実も知らないと思います。 しかし、こうした状況はアメリカの国民から見ても「異常なこと」だと映るはずですから、われわれが海外、特にアメリカの議会や国民に対して「日本は今も事実上、米軍に占領されているけれど、本当にこれでいいのか?」と訴えることが重要です。 矢部 情報発信という意味では、今、ドイツなど多くの国が日本の原発汚染に対して「何を考えてるんだ!」って相当に怒っている。 基地の問題だけだと「勝手にやっててくれ」となるかもしれないけれど、原発の問題はそうはいかない。 全地球的な問題です。 あれだけ深刻な原発事故を起こした日本がなぜ、今再び原発推進への道を進もうとしているのか? その背景には「日米原子力協定」という、自国のエネルギー政策すらアメリカの同意なしには決められないという、客観的に見ても非常に歪(いびつ)な構造がある。 それをうまく国際社会にアピールできたら、こうした日本の歪んだシステムに世界の光が当たる可能性はあります。 鳩山 そうですね、日本のメディアも完全に取り込まれてしまっているのであれば、基地の問題だけではなく、原発も併せて海外に訴えるほうが、圧倒的に意義があると思います。 ただし、そうした「外圧」に頼るだけでなく、結局はこの国の政治を変えない限り、そして多数派にならない限り、こうした流れは大きく変えられません。 *2015. 16 NEWSポストセブンより 「米軍幹部と日本の官僚が進路決める「日米合同委員会」の存在」 東京都港区南麻布。 都内屈指の閑静な高級住宅地も、そこだけは異空間が広がる。 入り口には屈強なガードマンが立ち、脇には「100%、IDチェック」と書かれた案内書きがある。 米軍施設の「ニューサンノーホテル」である。 在日米軍関係者は、 「ここは赤坂の米国大使館以上に、米国にとって重要な施設。 表向きは来日した米軍関係者の宿泊施設ですが、米海軍情報部や CIA の拠点が置かれていて、日米のインテリジェンスの集積地です」 と説明する。 日本のメディアどころか、政治家も立ち入れない。 そんな場所で、日本の高級官僚と在日米軍関係者は、定期的に会合を重ねていた。 1960年に日米安全保障条約を締結した際に改めて交わされた。 そこでは、日本の安全保障の根幹に直接かかわる問題から、米軍基地と周辺住民の諍いまで協議される。 前者は在日米軍基地の移転・縮小、米海兵隊の新型輸送機オスプレイの配備といった問題、後者は基地内のゴミ処理、航空機の騒音問題などだ。 かつては、米兵の犯罪並びにその処遇も、開かれた法廷ではなく、密室の話し合いによって、解決がなされたこともあった。 日米合同委の組織は、米国側は在日米軍司令部副司令官、在日米大使館公使など、日本側は外務省北米局長を代表として法務省大臣官房長、防衛省地方協力局長といった面子だ。 日本側の代表者及び代表代理は、将来的に事務次官を狙えるポストにある。 そんな高級官僚が、在日米軍や米大使館の有力者と密議を交わすことから、日米合同委は「影の政府」との異名もつく。 ただし、彼らが一堂に会するわけではない。 同委員会は、基地問題、刑事、環境など35の分科会や部会に分かれ、担当ごとに参加者が決まる。 実際に出席したことのある官僚が明かしてくれた。 「日米の責任者(担当者)が最低一人、書記および通訳などの職員が最低二人は出席する。 対話は基本的には日本語で行なわれますが、日本側も英語の話せる通訳を連れているため、微妙なニュアンスで日米の解釈が異なるという事態は生じない」 関係者らの話をまとめると、毎月2回ほど開かれ、開催場所は米国と日本で持ち回りとなる。 米国ならニューサンノーホテル、日本の場合は外務省を中心に、分科会や部会ごとに代表者の所属する官庁内で開催されているという。 だが、会合の中身は一切明かされない。 合意の一部は外務省、防衛省のホームページに公表されているが、それも簡潔に記されているだけだ。 同委員会を所管する外務省北米局に日米合同委の詳細を問い合わせても、「回答できるのは、既に公表しているものだけ」の一点ばりで、防衛省広報課に問い合わせても、「外務省が所管なので、外務省に聞いてください」という堂々巡りだった。 元琉球新報論説委員で、在日米軍基地問題に詳しい沖縄国際大学大学院教授・前泊博盛氏は語る。 「日米合同委に合意内容を公表する義務はない。 「日米合同委員会の公表」もそこに含まれた。 しかし、結果的に「合意内容」の公表こそ一部改善はされたものの、会合内容が公表されることはなかった。 「基本的に軍事関係の取り決めなので米軍側は、情報を出したくない。 また、米軍に有利に推移した合意内容を表に出して、日本人の神経を逆なでしたくないという思いもある。 日本側としても、米国との交渉に負けた、との誹りを避けるために、できるだけ隠密に事を収めたい」 必然的に日米合同委は「密約の温床」になってしまう。 (終わり) 6. : : [-20938] アベノミクスとは何であったのか? 日本円が超円安になった理由 「アベノミクス」の正体 日本食潰す金融投機資本に貢ぐ 2013年5月17日付 安倍政府が発足して以後、「アベノミクス」と呼ばれる異次元の金融緩和や公共投資を中心とする政策が台頭し、急激な円安と株高の局面があらわれている。 海外投資家が時価総額のうち七割を占めている株式市場が熱狂し、さらに円安でトヨタをはじめとした輸出企業が過去最高益を上げるなど、金融緩和と為替マジックで金融資本や一部大企業がバブルに浸っている。 ところが一方で、燃油や穀物を中心に日本国内では生活必需品の価格が急騰し始めるなど、国民生活に深刻な影響が広がっている。 「アベノミクス」でいったいなにが起きているのか、どうなっていくのかが重大な関心を集めている。 バブルに群がる海外投資家 この間、日経平均株価はリーマン・ショック以前と同レベルの価格まで急騰してきた。

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